低圧屋内配線を金属線ぴ工事で施設することができるのは、使用電圧が何V以下の場合か。
- ①150V以下
- ②300V以下
- ③400V以下
- ④600V以下
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詳細解説
電気設備技術基準の解釈第156条の表は、低圧屋内配線の工事の種類を施設場所と使用電圧の区分ごとに定めており、金属線ぴ工事が認められているのは使用電圧300V以下の場合に限られている。工事の具体的な方法は解釈第161条が定めている。
金属線ぴはモールとも呼ばれる細長い金属製のといで、造営材の表面に取り付けて中に絶縁電線を収める。断面が小さく機械的な保護も限られるため、比較的低い電圧の回路に用途が限定されている。
150Vは対地電圧の制限などで用いられる値であり、金属線ぴ工事の条件ではない。400Vや600Vは300Vを超えるため、金属線ぴ工事は使えない。
あわせて、金属線ぴ工事は展開した場所または点検できる隠ぺい場所で、かつ乾燥した場所に限られる。「300V以下・乾燥・点検できる」の三つを組にして覚えたい。
他の選択肢が不適切な理由
400Vや600Vは境目を超えているので、この工事方法そのものが使えない。150Vは対地電圧の制限などで現れる値であり、工事の種類を分ける境目ではない。この工事で使う細長い金属のといは断面が小さく機械的な保護も限られるため、用途が比較的低い電圧の回路に絞られている。