2026年版・4-13

電気工事用の材料と工具の選定の一問一答

第一種電気工事士「電気機器・材料工具・受電設備」から、電気工事用の材料と工具の選定に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問14-13

金属管工事において、切断した管の内側にできたばりを取り除くために用いる工具はどれか。

  • ①パイプバイス
  • ②リーマ
  • ③プリカナイフ
  • ④ホルソ
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正解 ②リーマ
解説
詳細解説
金属管を金切りのこや高速切断機で切ると、切り口の内側に鋭いばりが残る。そのまま電線を通すと絶縁被覆が傷つき、漏電や地絡の原因になる。リーマは先が円すい形をした工具で、クリックボールに取り付けて管端に差し込み、回して内側のばりを削り取る。
パイプバイスは管を固定する万力、ホルソは電動ドリルに付けて鉄板に円い穴をあける刃物、プリカナイフは2種金属製可とう電線管を切断するための工具であり、いずれもばり取りには使わない。
管端の処理は、リーマでばりを取ったうえで絶縁ブッシングを取り付けるところまでが一組の作業になる。目に見えにくい部分だが、施工不良が事故に直結する箇所である。

他の選択肢が不適切な理由
管を固定する万力は作業台に据えて管を挟むための道具で、削る刃をもたない。可とう電線管を切るための刃物は、らせん状に巻いた管を切ることに合わせた形をしており、丸い管の内側を削る用途には向かない。鉄板に丸い穴をあける刃物は平らな板に押し当てて使うもので、そもそも管の切り口には入らない。
問24-13

金属管の管端にねじを切るために用いる工具はどれか。

  • ①高速切断機
  • ②パイプレンチ
  • ③ウォータポンププライヤ
  • ④リード型ねじ切り器
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正解 ④リード型ねじ切り器
解説
詳細解説
厚鋼電線管や薄鋼電線管をカップリングやボックスコネクタに接続するには、管端にねじを切る必要がある。リード型ねじ切り器は、ダイスと呼ばれる刃と、管をまっすぐ案内するリード部分をもち、管をパイプバイスで固定してハンドルを回すことでねじを切る工具である。
高速切断機は管を切断する機械、パイプレンチは管を回して締め付ける工具、ウォータポンププライヤは口の開きを変えられるプライヤであり、いずれもねじを切ることはできない。
ねじを切ったあとは切りくずと油をよく拭き取り、ねじ部にさびが出ないよう処理する。ねじ込みが浅いと電気的な接続が不十分になり、接地の連続性が失われるので注意する。

他の選択肢が不適切な理由
切断機は管を切り離すだけで、切り口にねじ山を刻む刃をもたない。管を回して締め付ける工具や、口の開きを変えられるはさみ状の工具は、いずれも管をつかんで力を伝えるための道具であり、ねじを切る刃を備えていない。ねじ込みが浅いと電気的な接続が不十分になるため、専用の工具で正しい長さのねじを切る必要がある。
問34-13

分電盤や配電盤の鉄板に、電線管を接続するための円形の穴をあけるときに用いる工具はどれか。

  • ①ノックアウトパンチャ
  • ②パイプベンダ
  • ③呼び線挿入器
  • ④張線器
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正解 ①ノックアウトパンチャ
解説
詳細解説
ノックアウトパンチャは、油圧または手動の力で刃型を押し込み、鉄板に円い穴を打ち抜く工具である。分電盤やプルボックスに、あらかじめ用意された打抜き穴とは別の位置へ電線管を接続したいときに使う。切りくずが少なく、寸法の整った穴を短時間であけられる。
パイプベンダは金属管を曲げる工具、呼び線挿入器は配管に電線を通すための工具、張線器は架空線を張るための工具であり、穴あけには使えない。
あけた穴の縁は鋭くなっているため、そのまま電線を通さず、ボックスコネクタやブッシングを取り付けて被覆を保護する。屋外の盤では、穴の周囲の塗装がはがれた部分にさび止めを施す配慮も必要になる。

他の選択肢が不適切な理由
管を曲げる工具、配管に電線を通すための工具、架空線を張る工具のいずれも、鉄板を打ち抜くための刃型と、それを押し込む力を生む仕組みをもたない。盤にあらかじめ用意された打抜き穴とは別の位置に接続口が必要になったときに、寸法の整った穴を短時間であけられるこの工具が要る。
問44-13

高圧ケーブルの導体に圧縮端子を取り付けて接続するときに用いる工具はどれか。

  • ①リングスリーブ用圧着ペンチ
  • ②ケーブルカッタ
  • ③油圧式圧着工具
  • ④ワイヤストリッパ
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正解 ③油圧式圧着工具
解説
詳細解説
高圧ケーブルの導体は断面積が大きく、手の力では十分な圧力をかけられない。油圧式圧着工具は、ポンプで発生させた油圧によって大きな力を生み出し、導体と圧縮端子を確実に密着させる。端子の種類と導体の断面積に合ったダイスを選ぶことが重要で、合わないダイスを使うと接触抵抗が大きくなり、通電中に異常発熱して事故につながる。
リングスリーブ用圧着ペンチは低圧の細い電線どうしを接続する工具、ケーブルカッタはケーブルを切断する工具、ワイヤストリッパは絶縁被覆をはぐ工具である。
圧縮した後は、規定の圧縮回数と位置が守られているか、目視で確認する。接続部の良否がケーブル事故の多くを左右する。

他の選択肢が不適切な理由
手で握る圧着ペンチが加えられる力は細い電線を想定したものであり、断面積の大きい導体では圧着が不足して接触抵抗が大きくなり、通電中の異常発熱を招く。ケーブルを切り離す工具や被覆をはぐ工具は、そもそも導体と端子を密着させるという工程そのものを行わない。
問54-13

電線管の配管が終わった後、管の中に電線を通すために用いる工具はどれか。

  • ①張線器
  • ②呼び線挿入器
  • ③パイプベンダ
  • ④リーマ
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正解 ②呼び線挿入器
解説
詳細解説
呼び線挿入器は、細くて弾力のある帯状または線状の材料を巻いたもので、通線器とも呼ばれる。まず管の一方の口からこれを送り込んで反対側まで通し、先端に電線を結び付けて引き戻すことで、長い配管でも電線を通すことができる。曲がりの多い配管では、滑りをよくする潤滑剤を併用する。
張線器は架空線を強く張る工具、パイプベンダは管を曲げる工具、リーマは管端のばりを取る工具である。
通線をしやすくするには、配管の段階で曲がりの数を減らし、必要に応じてプルボックスを設けておくことが大切である。電線を無理に引くと被覆が傷つくため、引く力にも注意する。

他の選択肢が不適切な理由
架空線を張る工具、管を曲げる工具、管端のばりを取る工具は、いずれも配管工事で使うものではあるが、管の中を通り抜ける細長い材料をもたないため通線には使えない。曲がりの多い配管では、先に弾力のある線を送り込んでから電線を引き込むという手順が欠かせず、そのための専用の道具が必要になる。
問64-13

金属管工事において、屋外で垂直に立ち上げた管の先端に取り付け、雨水が管の中へ入るのを防ぐために用いる材料はどれか。

  • ①エントランスキャップ
  • ②絶縁ブッシング
  • ③ノーマルベンド
  • ④ユニバーサル
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正解 ①エントランスキャップ
解説
詳細解説
エントランスキャップは、引込口などで垂直に立ち上げた電線管の管端に取り付ける材料で、電線の出口が下向きになっているため雨水が管内へ入りにくい構造になっている。
これに対しターミナルキャップは、水平に配管した管端に取り付けて電線を横方向に引き出すもので、垂直の立上り管には使えない。用途が似ているため、取付けの向きで区別して覚えるとよい。
絶縁ブッシングは管端で電線の被覆を保護する材料、ノーマルベンドはコンクリートに埋め込む配管の直角曲がり、ユニバーサルは露出配管の直角曲がりに用いる材料である。
屋外の配管は、水が入ると管の内部でさびや地絡を起こすので、管端の処理と水抜きの配慮が欠かせない。

他の選択肢が不適切な理由
管端で被覆を守る部品は電線を保護するためのもので、雨水を防ぐ形をもたない。直角の曲がりに使う二つの部品は管の途中に入れるものであり、管の先端に取り付ける材料ではない。なお水平に配管した管端には別の形の材料を用いるので、取り付ける向きと電線の出る方向で区別して覚えるとよい。
問74-13

金属管工事において、管の端に取り付けて電線の絶縁被覆が傷つくのを防ぐために用いる材料はどれか。

  • ①カップリング
  • ②ロックナット
  • ③絶縁ブッシング
  • ④サドル
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正解 ③絶縁ブッシング
解説
詳細解説
金属管の切り口は鋭く、電線を出し入れするたびに絶縁被覆を削ってしまう。絶縁ブッシングは管端やボックスコネクタの先に取り付ける樹脂製の部品で、電線が触れる部分を丸く滑らかにして被覆を守る。
カップリングは管どうしをつなぐ材料、ロックナットはボックスの内側から締めて管を固定する材料、サドルは管を造営材に固定する支持材である。
管端の処理は、リーマで内側のばりを取り、絶縁ブッシングを取り付けるという順で行う。どちらか一方でも省くと、施工直後は問題がなくても、時間がたってから被覆が破れて地絡事故を起こすことがある。
見えなくなる部分ほど丁寧に処理する、という施工の基本が問われる箇所である。

他の選択肢が不適切な理由
管どうしをつなぐ部品、ボックスの内側から締め付けて管を固定する部品、造営材に管を留める支持材は、いずれも電線が直接触れる面をもたない。被覆を守るには、電線が擦れる縁そのものを丸く滑らかにする必要がある。管端の処理は、内側のばりを取ってからこの部品を付けるという順で一組の作業になる。
問84-13

架空線やちょう架用線を強く張るときに用いる工具はどれか。

  • ①ホルソ
  • ②クリックボール
  • ③トーチランプ
  • ④張線器
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正解 ④張線器
解説
詳細解説
張線器はシメラーとも呼ばれ、ラチェット機構によって電線やちょう架用線を少しずつ引き締め、所定のたるみになるまで張るための工具である。がいしへの引留めや、ケーブルをちょう架用線につるす工事で使う。
ホルソは鉄板に円い穴をあける刃物、クリックボールはリーマなどを取り付けて手で回す工具、トーチランプは合成樹脂管を加熱して曲げるための工具であり、いずれも線を張る用途ではない。
架空線は張りすぎると温度が下がったときに大きな張力がかかって断線のおそれがあり、緩すぎると他物への接近や地上高さの不足を招く。たるみを規定どおりに調整することが安全につながる。

他の選択肢が不適切な理由
鉄板に丸い穴をあける刃物、手で回して刃を送る柄、合成樹脂管を温めて曲げるための加熱器は、いずれも線を少しずつ引き締めて、その状態を保持する仕組みをもたない。架空線を張る作業では、引いた分を緩めずに保つ機構が欠かせないため、専用の工具が必要になる。
問94-13

600Vビニル絶縁電線の1.6mmを4本、リングスリーブを用いて圧着接続する場合の、スリーブの大きさと圧着マークの組合せとして正しいものはどれか。

  • ①小スリーブで圧着マークは小
  • ②小スリーブで圧着マークは○
  • ③中スリーブで圧着マークは中
  • ④中スリーブで圧着マークは小
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正解 ①小スリーブで圧着マークは小
解説
詳細解説
リングスリーブによる接続では、電線の太さと本数の組合せによってスリーブの大きさと使用するダイス(圧着マーク)が定められている。直径1.6mmの電線を4本接続する場合は小スリーブを用い、圧着マークは「小」となる。
圧着マーク○を用いるのは1.6mmを2本だけ接続する場合に限られる。中スリーブは1.6mmなら5本から6本、2.0mmなら3本から4本のときに使う。
スリーブの大きさが合っていても、ダイスを誤ると圧着が不足して接触抵抗が大きくなり、発熱や断線の原因になる。逆に強く圧着しすぎても導体を傷める。
接続後は端部から出た電線を切りそろえ、絶縁被覆を確実に施すところまでが一連の作業となる。

他の選択肢が不適切な理由
圧着マークの○は直径1.6mmの電線を2本だけつなぐ場合に限られるので、4本には使えない。中スリーブは1.6mmなら5本以上のときに用いるもので、4本では内側に隙間が残って圧着が不足する。スリーブの大きさとダイスは必ず対で選ぶものであるから、大きさと刻印が食い違う組合せはそもそも成り立たない。
問104-13

金属管工事において、コンクリートに埋め込む配管の直角の曲がり部分に用いる材料はどれか。

  • ①ユニバーサル
  • ②エントランスキャップ
  • ③ノーマルベンド
  • ④ターミナルキャップ
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正解 ③ノーマルベンド
解説
詳細解説
ノーマルベンドは、あらかじめ直角に曲げてある金属管の部品で、曲げ半径が大きくとってあるため電線を傷めずに通線できる。コンクリートに埋め込む配管など、後から曲げ加工ができない場所や、管をきれいに直角に曲げる必要がある場所で使われる。
ユニバーサルは、ふたを外して内部で電線を取り回せる構造をもち、露出配管の直角の曲がりに用いる材料である。埋込配管には使えない。
エントランスキャップは垂直の立上り管の管端に、ターミナルキャップは水平配管の管端に取り付ける雨水対策の材料であり、曲がり部分の材料ではない。
埋込みか露出かで使う部品が変わる、という視点で材料を整理しておくと選定を誤らない。

他の選択肢が不適切な理由
ふたを開けて内部で電線を取り回す部品は、埋め込んでしまうとふたに手が届かなくなり、通線も点検もできなくなる。管端に取り付ける二つの材料は、いずれも雨水が管内へ入るのを防ぐためのもので、曲がりをつくる部品ではない。埋込みか露出かで使う部品が変わるという視点で整理すると選定を誤らない。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。