高圧回路に用いる計器用変圧器(VT)の二次側の定格電圧として、一般に採用されている値はどれか。
- ①100V
- ②110V
- ③150V
- ④200V
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詳細解説
計器用変圧器は高圧の電圧を計器や継電器で扱える大きさに下げるための変圧器で、二次側の定格電圧は110Vに統一されている。たとえば6600Vの回路に使う場合、変圧比は6600/110、すなわち60対1となる。電圧計の目盛りはこの比を前提に一次電圧で読めるように作られている。
110Vという値は、電圧計や継電器の定格に合わせて古くから標準化されてきたもので、100Vではない点に注意したい。単相のVTを2台V結線して三相の線間電圧を測る使い方が一般的である。
変流器の二次定格が5Aであることと合わせて、「VTは110V、CTは5A」と対にして覚えておくと、計算問題で迷わない。
他の選択肢が不適切な理由
150Vや200Vを二次定格とする計器用変圧器は標準として作られておらず、電圧計や継電器の定格ともそろわない。100Vとすると6600Vに対する比が66対1という半端な値になり、目盛りの換算が扱いにくくなる。標準の値であれば比が60対1となって計算しやすく、機器の互換性も保てる。