金属管工事において、1本の電線管の中に600Vビニル絶縁電線を3本収めて施設する。このときの電流減少係数として正しいものはどれか。
- ①0.49
- ②0.56
- ③0.70
- ④0.63
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詳細解説
電線を管の中にまとめて収めると、たがいの発熱が逃げにくくなり温度が上がりやすくなる。そのため単独で使うときの許容電流に電流減少係数を掛けて小さく見積もる。
同一管内の電線数が3本以下のときは0.70、4本のときは0.63、5本または6本のときは0.56、7本から15本までは0.49と定められている。
0.63は4本、0.56は5〜6本、0.49は7本以上の場合の値である。
接地線は電流を常時流さないため本数に数えない点にも注意する。「3本まで0.70」を出発点に、本数が増えるごとに段階的に下がっていく数値として覚えるとよい。
他の選択肢が不適切な理由
0.63は4本、0.56は5本または6本、0.49は7本から15本までの場合の係数である。本数が増えるほど熱が逃げにくくなるので係数は小さくなり、3本以下がいちばん大きい値になる。接地線は常時電流を流さないため本数に数えない点も、判断を誤りやすいところである。管に予備の電線を通しておくと、その分だけ既設回路の許容電流まで下がることに注意したい。