問11-9
交流回路における力率の説明として、正しいものは。
- ①有効電力に対する無効電力の割合を表したもの
- ②皮相電力に対する有効電力の割合を表したもの
- ③皮相電力に対する無効電力の割合を表したもの
- ④有効電力と無効電力の和を表したもの
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正解
②皮相電力に対する有効電力の割合を表したもの
解説
詳細解説
力率は、電源から見かけ上供給している皮相電力[V・A]のうち、実際に仕事として使われる有効電力[W]がどれだけの割合を占めるかを表す量である。式では cosθ=有効電力/皮相電力 となる。
皮相電力に対する無効電力の割合は無効率(sinθ)であり、別の量である。有効電力と無効電力の和という記述も誤りで、この二つは位相が90°異なるためベクトル的に合成され、皮相電力は√(有効²+無効²)となる。
力率は電圧と電流の位相差の余弦でもある。位相差が零、すなわち抵抗だけの回路では力率が1になる。
他の選択肢が不適切な理由
有効電力に対する無効電力の割合とする記述は分母と分子をそろって取り違えたもので、この値は力率0.8のとき0.75となり、場合によっては1を超えることもある。皮相電力に対する無効電力の割合は無効率で、力率とは2乗の和が1になる関係にある別の量である。有効電力と無効電力の和とする記述は、位相が90°異なる二つを単純に足しており、そもそも割合を表す量になっていない。
詳細解説
力率は、電源から見かけ上供給している皮相電力[V・A]のうち、実際に仕事として使われる有効電力[W]がどれだけの割合を占めるかを表す量である。式では cosθ=有効電力/皮相電力 となる。
皮相電力に対する無効電力の割合は無効率(sinθ)であり、別の量である。有効電力と無効電力の和という記述も誤りで、この二つは位相が90°異なるためベクトル的に合成され、皮相電力は√(有効²+無効²)となる。
力率は電圧と電流の位相差の余弦でもある。位相差が零、すなわち抵抗だけの回路では力率が1になる。
他の選択肢が不適切な理由
有効電力に対する無効電力の割合とする記述は分母と分子をそろって取り違えたもので、この値は力率0.8のとき0.75となり、場合によっては1を超えることもある。皮相電力に対する無効電力の割合は無効率で、力率とは2乗の和が1になる関係にある別の量である。有効電力と無効電力の和とする記述は、位相が90°異なる二つを単純に足しており、そもそも割合を表す量になっていない。