2026年版・1-10

事故報告・重大事故の定義の一問一答

運行管理者試験(貨物)「貨物自動車運送事業法関係」から、事故報告・重大事故の定義に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問11-10

自動車事故報告規則に基づく国土交通大臣への事故報告義務に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①事故報告は、警察への届出のみで足り、大臣への報告は不要であるとされる。
  • ②一定の重大な事故を起こした場合、大臣に報告書を提出しなければならない。
  • ③事故報告は、事業者が任意に判断してよく、法令上の義務ではないとされる。
  • ④事故報告の義務は、死者が発生した場合にのみ限定して課されるとされている。
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正解 ②一定の重大な事故を起こした場合、大臣に報告書を提出しなければならない。
解説
自動車事故報告規則により、転覆・転落・火災、一定数以上の死傷者の発生等、規則に定める事故を引き起こした場合、事業者は国土交通大臣(地方運輸局長)に事故報告書を提出しなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
警察への届出とは別に国土交通大臣への報告義務があります。事故報告は法令上の義務であり、対象は死者発生の場合に限定されません。
問21-10

自動車事故報告規則に定める事故報告書の提出期限に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①事故報告書の提出期限は定められておらず、いつでもよいとされている。
  • ②事故報告書は、事故発生から1年以内であればいつでもよいとされている。
  • ③原則として、事故があった日から30日以内に提出しなければならない。
  • ④事故報告書は、事故発生の翌年度末までに提出すればよいとされている。
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正解 ③原則として、事故があった日から30日以内に提出しなければならない。
解説
自動車事故報告規則により、事業者は原則として事故があった日から30日以内に、事故の種類ごとに定められた様式の事故報告書を提出しなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
提出期限がないという記述は誤りです。1年以内や翌年度末までといった長期の猶予は認められていません。
問31-10

自動車事故報告規則上、国土交通大臣への「速報」が必要とされる事故に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①速報が必要な事故の類型は定められておらず、事業者の任意判断による。
  • ②速報は、通常の事故報告書の提出後30日を経てから行えばよいとされる。
  • ③速報の対象は、物損のみの軽微な事故に限定されているものである。
  • ④2人以上の死者が生じた事故等、特に重大な事故は速報の対象となる。
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正解 ④2人以上の死者が生じた事故等、特に重大な事故は速報の対象となる。
解説
自動車事故報告規則第4条により、貨物自動車運送事業者が引き起こした事故のうち2人以上の死者が生じた事故、5人以上の重傷者が生じた事故、10人以上の負傷者が生じた事故等、特に重大な事故については、電話その他適当な方法による24時間以内の速報が求められます(なお、10台以上の自動車の衝突・接触自体は事故報告書の提出(30日以内)の対象ではありますが、速報の対象には含まれません)。

他の選択肢が不適切な理由
速報の対象は法令上具体的に定められています。速報は事故報告書の提出「前」に速やかに行うものであり、物損のみの軽微な事故に限定されるものではありません。
問41-10

自動車事故報告規則上、報告義務の対象となる事故の類型に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①転覆、転落、火災、一定数以上の死傷者の発生などが対象となるとされる。
  • ②報告義務の対象となる事故は、物損事故のみに限定されているとされる。
  • ③報告義務の対象は、高速道路上で発生した事故のみに限定されるとされる。
  • ④報告義務の対象となる事故の類型は、規則上定められていないとされている。
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正解 ①転覆、転落、火災、一定数以上の死傷者の発生などが対象となるとされる。
解説
自動車事故報告規則2条は、転覆、転落、火災、鉄道車両との衝突・接触、一定数以上の死傷者の発生、酒気帯び運転を伴う事故など、報告の対象となる事故の類型を具体的に列挙しています。

他の選択肢が不適切な理由
対象は物損事故のみや高速道路上の事故のみに限定されるものではなく、道路の種類を問わず定められた類型に該当すれば報告義務が生じます。
問51-10

貨物自動車運送事業者が引き起こした事故の記録に関する次の記述のうち、貨物自動車運送事業輸送安全規則上正しいものはどれか。

  • ①事故の記録は、事業者が任意で作成すればよく、法令上の義務はないとされる。
  • ②発生日時、場所、状況等を記録し、営業所で一定期間保存するとされている。
  • ③事故の記録は、大臣に提出した時点で保存する必要がなくなるとされている。
  • ④事故の記録は、運転者本人にのみ保存義務が課されると定められている。
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正解 ②発生日時、場所、状況等を記録し、営業所で一定期間保存するとされている。
解説
事業者は、事業用自動車に係る事故が発生した場合、その概要・状況・原因等を記録し、営業所において3年間保存しなければならないとされています。

他の選択肢が不適切な理由
事故の記録作成は法令上の義務です。国土交通大臣への報告書提出後も、事業者自身による記録の保存義務は別途継続します。保存義務は運転者ではなく事業者に課されます。
問61-10

事故報告書の提出を怠った事業者に対する取扱いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①報告を怠っても、事業者に対する法的な不利益は生じないとされている。
  • ②報告義務違反は、罰則の対象とはならないと規定されている。
  • ③法令違反として、行政処分等の対象となりうるものとされている。
  • ④報告義務違反があっても、許可の取消しは絶対に行われないとされている。
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正解 ③法令違反として、行政処分等の対象となりうるものとされている。
解説
自動車事故報告規則に基づく報告義務を怠ることは法令違反であり、違反点数の付与や事業改善命令、悪質な場合には事業停止・許可取消し等の行政処分の対象となり得ます。

他の選択肢が不適切な理由
報告義務違反による不利益が一切生じないという記述は誤りです。罰則の対象となる場合もあり、悪質な場合には許可取消しの可能性も排除されません。
問71-10

自動車事故報告規則上、危険物の漏えいを伴う事故の取扱いに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①危険物の漏えいは、道路交通法のみが適用され事故報告規則とは無関係とされる。
  • ②危険物を積載していない車両の事故と全く同様に扱われ、区別はないとされる。
  • ③危険物の漏えいがあっても、負傷者がいなければ報告義務は生じないとされる。
  • ④積載していた危険物が漏えいした場合も、報告の対象となる事故に該当しうる。
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正解 ④積載していた危険物が漏えいした場合も、報告の対象となる事故に該当しうる。
解説
自動車事故報告規則第2条第五号により、消防法に規定する危険物や高圧ガス等の全部又は一部が飛散し、又は漏えいした場合は、その量の多寡を問わず、報告の対象となる事故として定められています。

他の選択肢が不適切な理由
事故報告規則の適用対象から除外されるものではありません。危険物の漏えいは危険物を積載していない事故とは異なる特別な報告事由であり、負傷者の有無にかかわらず報告義務が生じ得ます。
問81-10

貨物自動車運送事業者が引き起こした事故の再発防止に関する取組みに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①事故原因を分析し、改善措置を講じ、運転者への指導に反映させるとされる。
  • ②事故が発生しても、再発防止策の検討は法令上求められていないとされる。
  • ③再発防止策の検討は、事故を起こした運転者本人にのみ委ねられるとされる。
  • ④再発防止策は、荷主が策定し事業者に指示するものであるとされている。
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正解 ①事故原因を分析し、改善措置を講じ、運転者への指導に反映させるとされる。
解説
事業者は、発生した事故の原因を分析し、必要な改善措置を講じるとともに、その内容を運転者に対する指導監督に反映させ、再発防止に努めることが求められます。

他の選択肢が不適切な理由
再発防止策の検討は法令上求められるものであり、運転者個人のみに委ねられるものではありません。策定・実施の責任は荷主ではなく事業者にあります。
問91-10

自動車事故報告規則における「重大事故」に関する記述のうち、次のうち最も適切なものはどれか。

  • ①重大事故とは、単に運転者が居眠りをした状態のみを指す概念であるとされる。
  • ②死者又は重傷者の発生を伴う事故など、社会的影響の大きい事故が念頭にある。
  • ③重大事故に該当するか否かは、荷物の金銭的価値のみで判断されるとされる。
  • ④重大事故は道路交通法上の概念であり、事業法とは無関係の用語であるとされる。
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正解 ②死者又は重傷者の発生を伴う事故など、社会的影響の大きい事故が念頭にある。
解説
自動車事故報告規則や特別な指導・特定診断の対象となる「重大事故」は、死者又は重傷者の発生を伴う事故など、社会的影響が大きく、輸送の安全確保の観点から特に重視すべき事故を指します。

他の選択肢が不適切な理由
単なる居眠りの有無のみを指す概念ではなく、荷物の金銭的価値のみで判断されるものでもありません。事業法関係の各種制度上も重要な位置付けを持つ概念です。
問101-10

国土交通大臣が事故報告書の提出を受けた後の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①報告書は受理された時点で、事業者への影響は生じないと規定されている。
  • ②報告書の内容は、事業者への処分の判断材料に用いられないとされている。
  • ③内容をもとに、監査の実施や行政処分の要否を検討すると規定されている。
  • ④報告書の提出をもって、当該事故に関する事業者の責任は完全に免除されるとされる。
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正解 ③内容をもとに、監査の実施や行政処分の要否を検討すると規定されている。
解説
国土交通大臣(地方運輸局等)は、提出された事故報告書の内容を踏まえ、必要に応じて事業者への監査を実施し、法令違反が認められれば行政処分の要否を検討します。

他の選択肢が不適切な理由
報告により事業者への影響が一切生じないわけではなく、処分の判断材料として用いられ得ます。報告書の提出自体が事故に関する事業者の責任を免除するものではありません。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。