Aは、Bとの間で甲建物の売買契約を締結したが、履行期を過ぎてもBが代金を支払わない。この場合の債務不履行の類型に関する次の記述のうち、民法上正しいものはどれか。
- ①履行が可能であるのに履行期に履行しないことを、履行不能という。
- ②履行が可能であるのに履行期に履行しないことを、不完全履行という。
- ③履行が可能であるのに履行期に履行しないことを、履行遅滞という。
- ④履行が可能であるのに履行期に履行しないことを、受領遅滞という。
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債務不履行には、履行が可能であるのに履行期に履行しない「履行遅滞」、履行が不可能になった「履行不能」、履行はしたが内容が不完全な「不完全履行」の3類型があります。本問はBが履行可能であるのに履行しない事例であり履行遅滞にあたります。
他の選択肢が不適切な理由
履行不能は履行自体が不可能な場合、不完全履行は履行の内容に問題がある場合、受領遅滞は債権者側が受領を拒む場合であり、いずれも本問の事例には当てはまりません。