Aは、Bとの間で、「Bが宅地建物取引士試験に合格したら、Aの所有する参考書一式を贈与する」という停止条件付贈与契約を締結した。この契約の効力に関する次の記述のうち、民法上正しいものはどれか。
- ①契約締結と同時に、直ちに贈与の効力が生じるとされる。
- ②停止条件付法律行為は、条件の成否を問わず無効である。
- ③Bが試験に合格した時から贈与の効力が生じることになる。
- ④Bが合格しなかった場合でも、贈与の効力は当然に生じる。
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正解
Bが試験に合格した時から贈与の効力が生じることになる。です。
解説
民法127条1項により、停止条件付法律行為は、停止条件が成就した時からその効力を生じます。本問では合格という条件が成就した時に贈与の効力が発生します。
他の選択肢が不適切な理由
契約締結時点ではまだ条件が成就していないため効力は生じません。停止条件付法律行為は無効ではなく、条件成就により有効な効力を生じる法律行為です。不合格の場合は条件不成就として効力は生じません。