感知器回路の配線を送り配線とし、その末端に終端器(終端抵抗)を設けることとされている理由として、最も適切なものはどれか。
- ①受信機から感知器回路の断線の有無を試験できるようにするため
- ②感知器が作動したときに流れる電流を大きくするようにするため
- ③地区音響装置の音圧を規定の値まで高めるようにするため
- ④受信機の予備電源の容量を小さく抑えられるようにするため
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消防法施行規則では、感知器回路の配線は送り配線とし、容易に導通試験ができるように末端に発信機・押しボタン・終端器のいずれかを設けることとされています。送り配線とは、受信機から出た2本の線を感知器へ順に渡り歩かせ、最後の感知器まで一筆書きでつなぐ配線方法です。末端に終端抵抗を置けば、受信機から回路へ微弱な電流を流したときに一定の抵抗値が読み取れ、途中で断線していれば電流が流れないことから断線を発見できます。途中で枝分かれする分岐配線にすると、枝の先の断線を見つけられなくなるため認められません。
他の選択肢が不適切な理由
終端抵抗はむしろ電流を制限する働きをするもので、作動時の電流を大きくするためのものではありません。地区音響装置の音圧は音響装置自体の性能と設置位置で決まるもので、終端抵抗とは関係がありません。予備電源の容量は規格省令で定められており、終端抵抗の有無で変わるものではありません。