2026年版・7-2

流水検知装置・一斉開放弁の規格の一問一答

消防設備士試験(甲種第1類)「規格」から、流水検知装置・一斉開放弁の規格に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。筆記試験は本試験と同じ四肢択一です。記述式の実技(鑑別・製図)の論点も、ここでは4択に置き換えて出題しています。

問17-2
流水検知装置の規格省令における「流水検知装置」の定義として、正しいものはどれか。
  • ①本体内の流水現象を自動的に検知して、信号又は警報を発する装置
  • ②配管内の水の温度を測定して、凍結のおそれを知らせるための装置
  • ③スプリンクラーヘッドの放水量を、自動的に一定に保つための装置
  • ④火災の煙を検知して、配管の弁を自動的に開くための専用の装置
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正解 ①本体内の流水現象を自動的に検知して、信号又は警報を発する装置
解説
流水検知装置の技術上の規格を定める省令第2条第1号により、流水検知装置は、湿式・乾式・予作動式の流水検知装置をいい、本体内の流水現象を自動的に検知して、信号又は警報を発する装置です。
スプリンクラー設備・水噴霧消火設備・泡消火設備に使用されます。

他の選択肢が誤りである理由
・「配管内の水の温度を測定して、凍結のおそれを知らせるための装置」は誤りです。水温を測定する装置ではありません。
・「スプリンクラーヘッドの放水量を、自動的に一定に保つための装置」は誤りです。放水量を一定に保つ装置ではありません。
・「火災の煙を検知して、配管の弁を自動的に開くための専用の装置」は誤りです。煙を検知して弁を開くのは、予作動式の感知部や一斉開放弁の起動装置などの役割です。

覚え方のポイント
流水検知装置=「水が流れたことを検知して、信号・警報を出す」。湿式・乾式・予作動式の3種類があります。
問27-2
湿式流水検知装置の構造として、規格省令に定められているものはどれか。
  • ①二次側には、加圧空気を補充できる装置を必ず有すること
  • ②感度調整装置は、外部から容易に操作できるよう露出させる
  • ③弁体は、作動後に流水が止まると必ず自動で閉止すること
  • ④加圧送水装置を起動させるものは、逆止弁構造を有すること
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正解 ④加圧送水装置を起動させるものは、逆止弁構造を有すること
解説
流水検知装置の規格省令第3条第1項により、湿式流水検知装置で加圧送水装置を起動させるものは、逆止弁構造を有するものでなければなりません。
また、堆積物で機能に支障を生じないこと、スイッチ類に防滴の措置を講じること、感度調整装置は露出して設けないことなどが定められています。

他の選択肢が誤りである理由
・「二次側には、加圧空気を補充できる装置を必ず有すること」は誤りです。二次側に加圧空気を補充できることは、乾式流水検知装置の構造です。
・「感度調整装置は、外部から容易に操作できるよう露出させる」は誤りです。感度調整装置は、露出して設けてはいけません(いたずらや誤操作を防ぐため)。
・「弁体は、作動後に流水が止まると必ず自動で閉止すること」は誤りです。湿式で弁体の自動閉止を求める規定はありません。乾式では、むしろ再閉止しない装置が求められています(作動圧力比1.5以下のものを除く)。

覚え方のポイント
湿式は「逆止弁構造・感度調整装置は露出させない」、乾式は「二次側に加圧空気を補充できる・再閉止しない装置」。
問37-2
湿式流水検知装置の機能として、規格省令に定められているものはどれか。
  • ①流水開始後3分以内に、信号又は警報を一度だけ発すること
  • ②流水開始後1分以内に連続して信号又は警報を発すること
  • ③流水が停止しても、信号又は警報は鳴り続けるものとする
  • ④流水の量に関係なく、少しでも水が動けば警報を発すること
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正解 ②流水開始後1分以内に連続して信号又は警報を発すること
解説
流水検知装置の規格省令第7条第1項により、湿式流水検知装置は、使用圧力範囲内の圧力と検知流量定数に応じた流水量で、流水開始後1分以内に連続して信号又は警報を発し、かつ、流水が停止した場合に信号又は警報が停止するものでなければなりません。
一定の流水量(検知流量定数による)を検知の目安にすることで、配管内のわずかな水の動きによる誤報を防いでいます。

他の選択肢が誤りである理由
・「流水開始後3分以内に、信号又は警報を一度だけ発すること」は誤りです。3分以内ではなく1分以内で、警報は連続して発します。
・「流水が停止しても、信号又は警報は鳴り続けるものとする」は誤りです。流水が停止したときは、信号又は警報も停止するものでなければなりません。
・「流水の量に関係なく、少しでも水が動けば警報を発すること」は誤りです。検知流量定数に応じた一定の流水量で作動するもので、わずかな水の動きで警報を発するものではありません。

覚え方のポイント
湿式は「流水開始から1分以内に連続して警報、流水停止で警報停止」。
問47-2
乾式流水検知装置で、呼称15の閉鎖型スプリンクラーヘッドから加圧空気を放出した場合の機能として、規格省令に定められているものはどれか。
  • ①1分以内に弁体が開き、3分以内に連続して警報などを発する
  • ②15秒以内に弁体が開き、30秒以内に連続して警報などを発する
  • ③30秒以内に弁体が開き、1分以内に連続して警報などを発する
  • ④1分以内に弁体が開き、2分以内に連続して警報などを発する
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正解 ③30秒以内に弁体が開き、1分以内に連続して警報などを発する
解説
流水検知装置の規格省令第7条第2項により、乾式流水検知装置は、呼称15の閉鎖型スプリンクラーヘッドから加圧空気を放出した場合、内径に応じた二次側の配管容積において、30秒以内に弁体が開き、かつ、1分以内に連続して信号又は警報を発するものでなければなりません。
予作動式流水検知装置も、感知部が作動した場合に、同じく30秒以内に弁体が開き、1分以内に連続して信号又は警報を発するものとされています(同条第3項)。

他の選択肢が誤りである理由
・「1分以内に弁体が開き、3分以内に連続して警報などを発する」は誤りです。弁体が開くのは1分以内ではなく30秒以内、警報は3分以内ではなく1分以内です。
・「15秒以内に弁体が開き、30秒以内に連続して警報などを発する」は誤りです。15秒以内・30秒以内という基準ではありません。15秒は、一斉開放弁(内径200mm以下)が起動から開放するまでの時間の基準です。
・「1分以内に弁体が開き、2分以内に連続して警報などを発する」は誤りです。弁体が開くのは1分以内ではなく30秒以内、警報は2分以内ではなく1分以内です。

覚え方のポイント
乾式・予作動式の流水検知装置は「30秒以内に弁が開き、1分以内に連続警報」。設備の基準の「ヘッド開放から1分以内に放水」と合わせて覚えます。
問57-2
流水検知装置の構成部品であるウォーター・モーター・ゴングの機能として、規格省令に定められているものはどれか。
  • ①3m離れた位置で90dB以上の音量があり、3時間連続して鳴動できること
  • ②1m離れた位置で70dB以上の音量があり、10分間連続して鳴動できること
  • ③10m離れた位置で60dB以上の音量があり、30分間連続して鳴動できること
  • ④5m離れた位置で95dB以上の音量があり、1時間連続して鳴動できること
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正解 ①3m離れた位置で90dB以上の音量があり、3時間連続して鳴動できること
解説
流水検知装置の規格省令第9条第2項により、ウォーター・モーター・ゴングは、3時間連続して鳴動させた場合に機能に支障を生じず、3m離れた位置で90dB以上の音量があるものでなければなりません。
ウォーター・モーター・ゴングは、流れる水の力で水車を回してゴングを鳴らす装置で、電気がなくても警報を発することができます。

他の選択肢が誤りである理由
・「1m離れた位置で70dB以上の音量があり、10分間連続して鳴動できること」は誤りです。1m・70dBは、共同住宅用スプリンクラー設備の音声警報装置の音圧の基準です。
・「10m離れた位置で60dB以上の音量があり、30分間連続して鳴動できること」は誤りです。10m・60dB・30分間という基準ではありません。
・「5m離れた位置で95dB以上の音量があり、1時間連続して鳴動できること」は誤りです。5m・95dB・1時間という基準ではありません。

覚え方のポイント
ウォーター・モーター・ゴングは「水の力で鳴る・3mで90dB・3時間」。
問67-2
湿式流水検知装置の圧力損失について、規格省令に定められている上限として正しいものはどれか。
  • ①0.5MPa以内
  • ②0.1MPa以内
  • ③0.01MPa以内
  • ④0.05MPa以内
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正解 ④0.05MPa以内
解説
流水検知装置の規格省令第10条により、湿式流水検知装置の圧力損失は、内径に応じた流水量で流水を行った場合、0.05MPa以内でなければなりません。
流水検知装置を通る水の圧力が大きく下がると、ヘッドでの放水圧力が不足するためです。
装置には、圧力損失値を直管に相当する長さで表示します(第11条)。

他の選択肢が誤りである理由
・「0.5MPa以内」は誤りです。0.5MPaでは損失が大きすぎます。
・「0.1MPa以内」は誤りです。0.1MPaではなく0.05MPa以内です。
・「0.01MPa以内」は誤りです。0.01MPaではなく0.05MPa以内です。

覚え方のポイント
湿式流水検知装置の圧力損失は「0.05MPa以内」。表示は「直管に相当する長さ」で行います。
問77-2
流水検知装置に表示しなければならない事項として、規格省令に定められていないものはどれか。
  • ①湿式、乾式又は予作動式の別
  • ②流水方向を示す矢印
  • ③取付け方向
  • ④設置した建物の名称
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正解 ④設置した建物の名称
解説
流水検知装置の規格省令第11条により、表示事項は、湿式・乾式・予作動式の別、種別及び型式番号、製造者名又は商標、製造年、製造番号、内径・呼び・使用圧力範囲、直管相当長さで表した圧力損失値、圧力設定値(二次側に圧力の設定を必要とするもの)、流水方向を示す矢印、取付け方向、構成部品の組合せなどです。
設置した建物の名称は、表示事項ではありません。

他の選択肢が正しい理由
・「湿式、乾式又は予作動式の別」は表示事項です。
・「流水方向を示す矢印」は表示事項です。逆向きに取り付けないための大切な表示です。
・「取付け方向」は表示事項です。

覚え方のポイント
流水検知装置の表示は「方式の別・流水方向の矢印・取付け方向・圧力損失値・圧力設定値」などがポイント。
問87-2
一斉開放弁の技術上の規格を定める省令が対象とする一斉開放弁の範囲として、正しいものはどれか。
  • ①配管との接続部の内径が100mmを超えるものだけを対象とする
  • ②配管との接続部の内径にかかわらず、すべての一斉開放弁
  • ③配管との接続部の内径が300mmを超えるものを除く一斉開放弁
  • ④泡消火設備に使用するものを除き、内径50mm以下のものに限る
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正解 ③配管との接続部の内径が300mmを超えるものを除く一斉開放弁
解説
一斉開放弁の技術上の規格を定める省令第1条により、この省令は、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備又は泡消火設備に使用する一斉開放弁(配管との接続部の内径が300mmを超えるものを除く)を対象としています。
消防法施行令第37条でも、検定対象機械器具等の一斉開放弁は、配管との接続部の内径が300mmを超えるものを除くとされています。

他の選択肢が誤りである理由
・「配管との接続部の内径が100mmを超えるものだけを対象とする」は誤りです。100mmを超えるものだけ、という範囲ではありません。
・「配管との接続部の内径にかかわらず、すべての一斉開放弁」は誤りです。内径300mmを超えるものは除かれています。
・「泡消火設備に使用するものを除き、内径50mm以下のものに限る」は誤りです。泡消火設備に使用するものも対象で、内径50mm以下に限るものではありません。

覚え方のポイント
一斉開放弁の検定・規格は「内径300mm超を除く」。スプリンクラー・水噴霧・泡の3設備に使われます。
問97-2
一斉開放弁の機能として、規格省令に定められているものはどれか(内径が200mm以下のもの)。
  • ①起動装置を作動させた場合、60秒以内に開放すること
  • ②起動装置を作動させた場合、15秒以内に開放すること
  • ③起動装置を作動させた場合、3分以内に開放すること
  • ④起動装置を作動させた場合、1秒以内に開放すること
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正解 ②起動装置を作動させた場合、15秒以内に開放すること
解説
一斉開放弁の技術上の規格を定める省令第5条第1項により、一斉開放弁は、起動装置を作動させた場合、15秒(内径が200mmを超えるものは60秒)以内に開放するものでなければなりません。
また、流速毎秒4.5m(内径80mm以下は毎秒6m)の加圧水等を30分間通水しても、機能に支障を生じないものとされています。

他の選択肢が誤りである理由
・「起動装置を作動させた場合、60秒以内に開放すること」は誤りです。60秒以内は、内径が200mmを超えるものの基準です。
・「起動装置を作動させた場合、3分以内に開放すること」は誤りです。3分以内では遅すぎます。
・「起動装置を作動させた場合、1秒以内に開放すること」は誤りです。1秒以内という基準ではありません。

覚え方のポイント
一斉開放弁は「15秒以内に開く(内径200mm超は60秒)」。
問107-2
一斉開放弁の構造として、規格省令に定められているものはどれか。
  • ①弁体は常時閉止の状態にあり、起動装置の作動により開放すること
  • ②弁体は常時開放の状態にあり、起動装置の作動により閉止すること
  • ③弁体を開放した後に通水が中断した場合は、再び通水できないこと
  • ④弁体は、手動でしか開放することができない構造にすること
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正解 ①弁体は常時閉止の状態にあり、起動装置の作動により開放すること
解説
一斉開放弁の技術上の規格を定める省令第2条により、一斉開放弁の弁体は常時閉止の状態にあり、起動装置の作動により開放するものでなければなりません。
また、弁体を開放した後に通水が中断した場合においても、再び通水できるものでなければなりません。
堆積物で機能に支障を生じないこと、保守点検・取替えが容易にできることなども定められています。

他の選択肢が誤りである理由
・「弁体は常時開放の状態にあり、起動装置の作動により閉止すること」は誤りです。常時開放ではなく常時閉止で、起動装置の作動で開放します。
・「弁体を開放した後に通水が中断した場合は、再び通水できないこと」は誤りです。通水が中断しても、再び通水できなければなりません。
・「弁体は、手動でしか開放することができない構造にすること」は誤りです。起動装置の作動により開放するもので、手動だけに限られるものではありません。

覚え方のポイント
一斉開放弁は「ふだんは閉・起動で開・中断しても再び通水できる」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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