2026年版・5-2

屋外消火栓設備の構造と工事の一問一答

消防設備士試験(甲種第1類)「構造・機能・工事・整備(機械)」から、屋外消火栓設備の構造と工事に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。筆記試験は本試験と同じ四肢択一です。記述式の実技(鑑別・製図)の論点も、ここでは4択に置き換えて出題しています。

問15-2
屋外消火栓の開閉弁を設ける位置として、消防法施行規則に定められているものはどれか。
  • ①地盤面からの高さ1.5m以下の位置、又は地盤面からの深さ0.6m以内の位置
  • ②地盤面からの高さ1.8m以下の位置、又は地盤面からの深さ1.0m以内の位置
  • ③地盤面からの高さ1.0m以下の位置、又は地盤面からの深さ0.3m以内の位置
  • ④地盤面からの高さ2.0m以下の位置で、地盤面より下には設けられない
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正解 ①地盤面からの高さ1.5m以下の位置、又は地盤面からの深さ0.6m以内の位置
解説
消防法施行規則第22条第1号により、屋外消火栓の開閉弁は、地盤面からの高さが1.5m以下の位置、又は地盤面からの深さが0.6m以内の位置に設けます。
地盤面より上に出ているものを地上式、地盤面より下に設けるものを地下式といいます。
地盤面下に設ける屋外消火栓のホース接続口は、地盤面からの深さが0.3m以内の位置に設けます。

他の選択肢が誤りである理由
・「地盤面からの高さ1.8m以下の位置、又は地盤面からの深さ1.0m以内の位置」は誤りです。1.8m・1.0mという基準ではありません。
・「地盤面からの高さ1.0m以下の位置、又は地盤面からの深さ0.3m以内の位置」は誤りです。深さ0.3m以内は、地下式のホース接続口の位置の基準です。開閉弁は0.6m以内です。
・「地盤面からの高さ2.0m以下の位置で、地盤面より下には設けられない」は誤りです。地盤面より下(深さ0.6m以内)に設けることもできます。

覚え方のポイント
屋外消火栓は「開閉弁:高さ1.5m以下 or 深さ0.6m以内」「地下式のホース接続口:深さ0.3m以内」。
問25-2
地盤面下に設ける屋外消火栓(地下式)のホース接続口の位置として、正しいものはどれか。
  • ①地盤面からの深さ0.6m以内
  • ②地盤面からの深さ1.0m以内
  • ③地盤面からの深さ0.3m以内
  • ④地盤面からの深さ0.5m以上
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正解 ③地盤面からの深さ0.3m以内
解説
消防法施行規則第22条第1号により、地盤面下に設けられる屋外消火栓のホース接続口は、地盤面からの深さが0.3m以内の位置に設けます。
深すぎると、ホースを接続する操作が難しくなるためです。開閉弁の位置の基準(深さ0.6m以内)と区別しましょう。

他の選択肢が誤りである理由
・「地盤面からの深さ0.6m以内」は誤りです。深さ0.6m以内は、開閉弁の位置の基準です。
・「地盤面からの深さ1.0m以内」は誤りです。深さ1.0mという基準はありません。
・「地盤面からの深さ0.5m以上」は誤りです。深さの下限ではなく、深さ0.3m以内という上限が定められています。

覚え方のポイント
地下式は「ホース接続口0.3m・開閉弁0.6m」。浅い方がホース接続口と覚えます。
問35-2
屋外消火栓設備の屋外消火栓及び放水用器具を格納する箱を設ける場所として、消防法施行令で避けなければならないとされているものはどれか。
  • ①屋外消火栓に面する建築物の外壁の見やすい箇所
  • ②屋外消火栓から歩行距離が5m以内の箇所
  • ③避難の際に通路となる、操作が阻害される箇所
  • ④消防隊が容易に接近できる建築物の周囲の空地
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正解 ③避難の際に通路となる、操作が阻害される箇所
解説
消防法施行令第19条第3項第5号により、屋外消火栓及び屋外消火栓設備の放水用器具を格納する箱は、避難の際に通路となる場所など、屋外消火栓設備の操作が著しく阻害されるおそれのある箇所に設けてはなりません。
避難する人と消火する人が同じ場所に集まると、どちらの行動も妨げられるためです。

他の選択肢が誤りである理由
・「屋外消火栓に面する建築物の外壁の見やすい箇所」は誤りです。建築物の外壁の見やすい箇所は、屋外消火栓箱を設けることができる場所です(規則第22条第2号ただし書)。
・「屋外消火栓から歩行距離が5m以内の箇所」は誤りです。屋外消火栓から歩行距離5m以内は、屋外消火栓箱を設ける場所の基準です。
・「消防隊が容易に接近できる建築物の周囲の空地」は誤りです。消防隊が接近できる空地は、設置を避けなければならない場所ではありません。

覚え方のポイント
屋外消火栓は「避難の通路に置かない」。消火の場所と避難の経路を分けるという考え方です。
問45-2
屋外消火栓設備の加圧送水装置(ポンプ方式)で、消防用ホースの摩擦損失水頭が5m、配管の摩擦損失水頭が10m、落差が15mのとき、ポンプに必要な全揚程として正しいものはどれか。
  • ①47m以上
  • ②55m以上
  • ③30m以上
  • ④65m以上
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正解 ②55m以上
解説
消防法施行規則第22条第10号ハ(ロ)により、屋外消火栓設備のポンプの全揚程は、H=h1+h2+h3+25m 以上です。
H=5+10+15+25=55m となります。
25mは、ノズルの先端で必要な放水圧力0.25MPaを水頭に換算した値です。

他の選択肢が誤りである理由
・「47m以上」は誤りです。47mは、1号消火栓の17mを加えた値です。屋外消火栓設備では25mを加えます。
・「30m以上」は誤りです。30mは、損失と落差だけを足した値で、放水圧力の分(25m)を加えていません。
・「65m以上」は誤りです。65mは、加える値を35mとして計算した値です。

覚え方のポイント
全揚程の最後の数字は「屋外消火栓・2号消火栓は25m」「1号・広範囲型2号は17m」。
問55-2
屋外消火栓のノズル口径が19mmで、ノズルの先端の放水圧力が0.25MPaのとき、Q=0.653D²√(10P)(Q:L/min、D:mm、P:MPa)で求めた放水量に最も近いものはどれか。
  • ①約236L/min
  • ②約175L/min
  • ③約373L/min
  • ④約590L/min
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正解 ③約373L/min
解説
Q=0.653×19²×√(10×0.25) を計算します。
19²=361、√2.5≒1.581 なので、Q=0.653×361×1.581≒373L/min となります。
屋外消火栓設備に必要な放水量350L/min以上を満たしていることが分かります。

他の選択肢が誤りである理由
・「約236L/min」は誤りです。約236L/minは、√(10P) を掛けていない値(0.653×361)です。
・「約175L/min」は誤りです。約175L/minは、口径を13mmとして計算した値です。
・「約590L/min」は誤りです。約590L/minは、√2.5ではなく2.5をそのまま掛けた値です。

覚え方のポイント
放水量は「0.653×口径²×√(10×圧力)」。√の中は「圧力(MPa)×10」です。
問65-2
屋外消火栓を2個設置する屋外消火栓設備で、ポンプの吐出量として必要な量はどれか。
  • ①700L/min以上
  • ②800L/min以上
  • ③400L/min以上
  • ④1,050L/min以上
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正解 ②800L/min以上
解説
消防法施行規則第22条第10号ハ(イ)により、屋外消火栓設備のポンプの吐出量は、屋外消火栓の設置個数(2を超えるときは2)に400L/minを乗じて得た量以上です。
2×400L/min=800L/min以上となります。

他の選択肢が誤りである理由
・「700L/min以上」は誤りです。700L/minは、ノズルの放水量350L/minを2倍した値です。ポンプの吐出量は400L/minで計算します。
・「400L/min以上」は誤りです。400L/minは、1個分の吐出量です。
・「1,050L/min以上」は誤りです。1,050L/minは、350L/minを3倍した値で、数値も個数も誤っています。

覚え方のポイント
ポンプの吐出量は「1号150・広範囲型2号90・2号70・屋外400(L/min)×個数(最大2)」。
問75-2
屋外消火栓設備の起動装置に関する基準として、正しいものはどれか。
  • ①起動装置は、制御盤での直接操作だけでよく、遠隔操作は不要であるもの
  • ②起動装置は、屋外消火栓箱の近くの操作部からの遠隔操作だけでよい
  • ③起動装置は、自動火災報知設備の感知器と連動させなければならない
  • ④直接操作ができ、かつ屋外消火栓箱の内部などからも遠隔操作できる
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正解 ④直接操作ができ、かつ屋外消火栓箱の内部などからも遠隔操作できる
解説
消防法施行規則第22条第10号ホにより、屋外消火栓設備の起動装置は、直接操作できるものであり、かつ、屋外消火栓箱の内部又はその直近の箇所に設けられた操作部(自動火災報知設備のP型発信機を含む)から遠隔操作できるものでなければなりません。
屋外で消火する人が、その場でポンプを起動できるようにするためです。

他の選択肢が誤りである理由
・「起動装置は、制御盤での直接操作だけでよく、遠隔操作は不要であるもの」は誤りです。遠隔操作も必要です。
・「起動装置は、屋外消火栓箱の近くの操作部からの遠隔操作だけでよい」は誤りです。直接操作もできなければなりません。
・「起動装置は、自動火災報知設備の感知器と連動させなければならない」は誤りです。感知器との連動は、この規定では求められていません。

覚え方のポイント
屋内消火栓(1号)・屋外消火栓とも「直接操作+消火栓箱の近くから遠隔操作」。停止は直接操作だけです。
問85-2
屋外消火栓設備の操作回路の配線に関する記述として、正しいものはどれか。
  • ①操作回路の配線は、地中配線を行う場合も含め、すべて耐熱配線としなければならない
  • ②操作回路の配線は、屋内消火栓設備の例に準じるが、地中配線の場合はこの限りでない
  • ③操作回路の配線は、ビニル電線を露出で配線すれば、それ以外の基準は適用されない
  • ④操作回路の配線については、屋外にあるため特に基準は定められていない
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正解 ②操作回路の配線は、屋内消火栓設備の例に準じるが、地中配線の場合はこの限りでない
解説
消防法施行規則第22条第7号により、屋外消火栓設備の操作回路の配線は、屋内消火栓設備の操作回路の配線の基準(規則第12条第1項第5号:耐熱配線など)に準じて設けます。
ただし、地中配線を行う場合は、この限りではありません。地中は火災の熱の影響を受けにくいためです。

他の選択肢が誤りである理由
・「操作回路の配線は、地中配線を行う場合も含め、すべて耐熱配線としなければならない」は誤りです。地中配線の場合は、屋内消火栓設備の例に準じなくてもよいとされています。
・「操作回路の配線は、ビニル電線を露出で配線すれば、それ以外の基準は適用されない」は誤りです。ビニル電線の露出配線で足りる、という規定ではありません。
・「操作回路の配線については、屋外にあるため特に基準は定められていない」は誤りです。屋外にあっても、屋内消火栓設備の例に準じた基準が定められています。

覚え方のポイント
屋外消火栓の操作回路は「屋内消火栓の例による(耐熱配線など)。ただし地中配線は除く」。
問95-2
屋外消火栓設備のノズルの先端の放水圧力の範囲として、消防法令に適合するものはどれか。
  • ①0.17MPa以上0.7MPa以下
  • ②0.25MPa以上0.7MPa以下
  • ③0.35MPa以上0.6MPa以下
  • ④0.25MPa以上0.6MPa以下
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正解 ④0.25MPa以上0.6MPa以下
解説
屋外消火栓設備は、ノズルの先端で放水圧力0.25MPa以上(令第19条第3項第4号)とし、かつ0.6MPaを超えないための措置を講じなければなりません(規則第22条第10号ニ)。
したがって、0.25MPa以上0.6MPa以下の範囲になります。

他の選択肢が誤りである理由
・「0.17MPa以上0.7MPa以下」は誤りです。0.17MPa以上0.7MPa以下は、1号消火栓(屋内消火栓設備)の範囲です。
・「0.25MPa以上0.7MPa以下」は誤りです。屋外消火栓設備の上限は0.6MPaです。0.7MPaは屋内消火栓設備の上限です。
・「0.35MPa以上0.6MPa以下」は誤りです。下限は0.25MPaです。0.35MPaではありません。

覚え方のポイント
放水圧力の範囲は「1号:0.17〜0.7」「2号:0.25〜0.7」「屋外:0.25〜0.6(MPa)」。
問105-2
屋外消火栓設備の加圧送水装置の始動を明示する表示灯に関する基準として、正しいものはどれか。
  • ①表示灯は赤色とし、屋外消火栓箱の内部又は直近の箇所に設ける
  • ②表示灯は緑色とし、建物内の防災センターだけに設ければよい
  • ③表示灯は橙色とし、加圧送水装置の制御盤の内部に限って設ける
  • ④表示灯は白色とし、屋外消火栓の開閉弁の上部に設けるものとする
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正解 ①表示灯は赤色とし、屋外消火栓箱の内部又は直近の箇所に設ける
解説
消防法施行規則第22条第3号により、加圧送水装置の始動を明示する表示灯は赤色とし、屋外消火栓箱の内部又はその直近の箇所に設けます。
屋内消火栓設備でも、始動を明示する表示灯は赤色で、屋内消火栓箱の内部又は直近に設けます(規則第12条第1項第2号)。
なお、制御盤の表示灯は、電源表示灯が白色、運転表示灯が赤色、呼水槽減水表示灯・電動機過電流表示灯が橙色です(加圧送水装置の基準)。

他の選択肢が誤りである理由
・「表示灯は緑色とし、建物内の防災センターだけに設ければよい」は誤りです。表示灯は赤色で、屋外消火栓箱の内部又は直近に設けます。
・「表示灯は橙色とし、加圧送水装置の制御盤の内部に限って設ける」は誤りです。橙色は、制御盤の呼水槽減水表示灯などの色です。
・「表示灯は白色とし、屋外消火栓の開閉弁の上部に設けるものとする」は誤りです。白色は、制御盤の電源表示灯の色です。

覚え方のポイント
始動表示灯は「赤」で「消火栓箱の内部か直近」。制御盤の表示灯の色(電源白・運転赤・警報橙)とあわせて覚えます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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