問11-4
消防用設備等の技術上の基準が改正された際、既に存在する防火対象物の消防用設備等が新しい基準に適合しない場合の原則的な扱いとして、正しいものはどれか。
- ①改正の日から1年の猶予期間を過ぎると、新しい基準に適合させる必要がある
- ②原則として新しい基準は適用されず、従前の規定が適用されることになる
- ③関係者が希望した場合に限り、従前の規定がそのまま適用される
- ④消防長の承認を得た場合を除き、新しい基準がすぐに適用される
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正解
②原則として新しい基準は適用されず、従前の規定が適用されることになる
解説
消防法第17条の2の5第1項により、基準の施行又は適用の際に現に存する(又は工事中の)防火対象物の消防用設備等が新しい基準に適合しないときは、その消防用設備等には新しい基準を適用せず、従前の規定を適用します。
これを「既存防火対象物に対する適用除外(不遡及)」といいます。
ただし、特定防火対象物や、消火器・避難器具などの一部の設備には例外として新しい基準が適用されます(同条第2項など)。
他の選択肢が誤りである理由
・「改正の日から1年の猶予期間を過ぎると、新しい基準に適合させる必要がある」は誤りです。原則は不遡及で、1年の猶予期間を過ぎたら適合させなければならない、という規定はありません。
・「関係者が希望した場合に限り、従前の規定がそのまま適用される」は誤りです。関係者の希望で決まるものではなく、法律によって従前の規定が適用されます。
・「消防長の承認を得た場合を除き、新しい基準がすぐに適用される」は誤りです。原則は新しい基準を適用しない(従前の規定による)ことで、消防長の承認は関係ありません。
覚え方のポイント
原則は「既存の建物には新基準を遡って適用しない」。そのうえで「例外として遡って適用するもの」を覚えるのが、この分野の攻略法です。
消防法第17条の2の5第1項により、基準の施行又は適用の際に現に存する(又は工事中の)防火対象物の消防用設備等が新しい基準に適合しないときは、その消防用設備等には新しい基準を適用せず、従前の規定を適用します。
これを「既存防火対象物に対する適用除外(不遡及)」といいます。
ただし、特定防火対象物や、消火器・避難器具などの一部の設備には例外として新しい基準が適用されます(同条第2項など)。
他の選択肢が誤りである理由
・「改正の日から1年の猶予期間を過ぎると、新しい基準に適合させる必要がある」は誤りです。原則は不遡及で、1年の猶予期間を過ぎたら適合させなければならない、という規定はありません。
・「関係者が希望した場合に限り、従前の規定がそのまま適用される」は誤りです。関係者の希望で決まるものではなく、法律によって従前の規定が適用されます。
・「消防長の承認を得た場合を除き、新しい基準がすぐに適用される」は誤りです。原則は新しい基準を適用しない(従前の規定による)ことで、消防長の承認は関係ありません。
覚え方のポイント
原則は「既存の建物には新基準を遡って適用しない」。そのうえで「例外として遡って適用するもの」を覚えるのが、この分野の攻略法です。