2026年版・0-4

圧力・流量・揚程の単位と読み方の一問一答

消防設備士試験(甲種第1類)「最初に覚える土台知識」から、圧力・流量・揚程の単位と読み方に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。筆記試験は本試験と同じ四肢択一です。記述式の実技(鑑別・製図)の論点も、ここでは4択に置き換えて出題しています。

問10-4
圧力の単位の換算として、正しいものはどれか。
  • ①1MPa = 100kPa
  • ②1MPa = 1,000kPa
  • ③1MPa = 10,000kPa
  • ④1kPa = 1,000MPa
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正解 ②1MPa = 1,000kPa
解説
「M(メガ)」は10の6乗(100万)、「k(キロ)」は10の3乗(1,000)を表す接頭語です。
したがって、1MPa=1,000,000Pa=1,000kPa となります。
屋内消火栓の放水圧力0.17MPaは170kPa、0.25MPaは250kPaと言い換えることができます。

他の選択肢が誤りである理由
・「1MPa = 100kPa」は誤りです。100kPaは0.1MPaです。1MPaの10分の1にしかなりません。
・「1MPa = 10,000kPa」は誤りです。10,000kPaは10MPaです。1MPaの10倍になってしまいます。
・「1kPa = 1,000MPa」は誤りです。kPaとMPaの大小関係が逆です。1kPaは0.001MPaです。

覚え方のポイント
「k=千、M=百万」。MPaとkPaの間は1,000倍。0.17MPa=170kPa、0.35MPa=350kPaと、すぐに言い換えられるようにしておきましょう。
問20-4
水の深さ10mの位置で受ける水の圧力(ゲージ圧)に最も近いものはどれか。ただし、水の密度を1,000kg/m³、重力加速度を9.8m/s²とする。
  • ①約0.01MPa
  • ②約1MPa
  • ③約10MPa
  • ④約0.1MPa
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正解 ④約0.1MPa
解説
水の圧力は、密度ρ×重力加速度g×深さh で求めます。
1,000kg/m³×9.8m/s²×10m=98,000Pa=98kPa≒0.1MPa となります。
このことから「水柱10m(10mの水頭)は約0.1MPa」という関係がよく使われます。ポンプの揚程と圧力を換算するときの基本になります。

他の選択肢が誤りである理由
・「約0.01MPa」は誤りです。約0.01MPaは水深約1mの圧力です。桁を1つ小さく見積もっています。
・「約1MPa」は誤りです。約1MPaは水深約100mの圧力です。桁を1つ大きく見積もっています。
・「約10MPa」は誤りです。約10MPaは水深約1,000mの圧力で、桁が2つ違います。

覚え方のポイント
「水頭10m ≒ 0.1MPa」。この換算を覚えておくと、「放水圧力0.17MPa=水頭約17m」のように、圧力と高さを自由に言い換えられます。
問30-4
流量130L/minを、m³/minで表したものとして正しいものはどれか。
  • ①0.13m³/min
  • ②1.3m³/min
  • ③13m³/min
  • ④0.013m³/min
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正解 ①0.13m³/min
解説
1m³は1,000Lです。したがって、130L÷1,000=0.13m³ となり、130L/minは0.13m³/minです。
ポンプの吐出量や水源の水量の計算では、Lとm³が混ざって出てくるため、この換算を確実にできることが大切です。

他の選択肢が誤りである理由
・「1.3m³/min」は誤りです。1.3m³/minは1,300L/minで、10倍の量になってしまいます。
・「13m³/min」は誤りです。13m³/minは13,000L/minで、100倍の量です。
・「0.013m³/min」は誤りです。0.013m³/minは13L/minで、10分の1の量です。

覚え方のポイント
「1m³=1,000L」。Lからm³へは1,000で割る、m³からLへは1,000を掛けます。
問40-4
ポンプの「揚程」に関する記述として、適当なものはどれか。
  • ①揚程は、ポンプが1分間に送り出すことのできる水の体積を表す
  • ②揚程は、ポンプの電動機が消費する電力の大きさを表している
  • ③揚程は、ポンプが水を押し上げることのできる高さを、mで表す
  • ④揚程は、ポンプの吸込口と吐出口の内径の差をmmで表している
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正解 ③揚程は、ポンプが水を押し上げることのできる高さを、mで表す
解説
揚程は、ポンプが水に与えるエネルギーの大きさを、水を押し上げることのできる高さ(水頭)に換算してm(メートル)で表したものです。
消火設備のポンプでは、実際に水を持ち上げる高さ(実揚程)に、配管やホースの摩擦損失、ノズルで必要な放水圧力を高さに換算したものを足して「全揚程」を求めます。
水頭10m≒0.1MPaの関係を使えば、揚程を圧力に言い換えることもできます。

他の選択肢が誤りである理由
・「揚程は、ポンプが1分間に送り出すことのできる水の体積を表す」は誤りです。1分間に送り出す水の体積は「吐出量」で、L/minやm³/minで表します。
・「揚程は、ポンプの電動機が消費する電力の大きさを表している」は誤りです。電動機が消費する電力は「動力」や「出力」で、kWで表します。
・「揚程は、ポンプの吸込口と吐出口の内径の差をmmで表している」は誤りです。揚程は内径の差ではありません。ポンプが水を押し上げられる高さです。

覚え方のポイント
ポンプの3つの数値は「吐出量(どれだけ・L/min)」「揚程(どの高さまで・m)」「出力(どれだけの力で・kW)」。この3つを区別できることが製図・計算問題の出発点です。
問50-4
ゲージ圧力と絶対圧力の関係として、正しいものはどれか。
  • ①絶対圧力 = ゲージ圧力 + 大気圧
  • ②絶対圧力 = ゲージ圧力 - 大気圧
  • ③ゲージ圧力 = 絶対圧力 + 大気圧
  • ④絶対圧力 = ゲージ圧力 × 大気圧
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正解 ①絶対圧力 = ゲージ圧力 + 大気圧
解説
ゲージ圧力は、大気圧を0として測った圧力で、一般の圧力計が示す値です。
絶対圧力は、完全な真空を0として測った圧力です。
そのため「絶対圧力=ゲージ圧力+大気圧(約0.1MPa)」となります。消火設備の放水圧力などは、ふつうゲージ圧力で表します。

他の選択肢が誤りである理由
・「絶対圧力 = ゲージ圧力 - 大気圧」は誤りです。大気圧を引くのは逆です。絶対圧力の方が、大気圧の分だけゲージ圧力より大きくなります。
・「ゲージ圧力 = 絶対圧力 + 大気圧」は誤りです。ゲージ圧力は絶対圧力から大気圧を引いたものです。大気圧を足すのではありません。
・「絶対圧力 = ゲージ圧力 × 大気圧」は誤りです。圧力どうしは足し引きの関係で、掛け算にはなりません。

覚え方のポイント
「絶対=ゲージ+大気」。圧力計の針が0のときでも、実際には大気圧(約0.1MPa)がかかっています。
問60-4
次のうち、圧力の単位「Pa(パスカル)」の意味として正しいものはどれか。
  • ①1m³あたりに1kgの質量があるときの圧力
  • ②1m²あたりに1Nの力が加わるときの圧力
  • ③1秒あたりに1Jの仕事をするときの圧力
  • ④1mあたりに1Nの力が加わるときの圧力
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正解 ②1m²あたりに1Nの力が加わるときの圧力
解説
圧力は、面に垂直に加わる力を、その面の面積で割ったもの(単位面積あたりの力)です。
1Paは、1m²の面に1N(ニュートン)の力が加わるときの圧力で、1Pa=1N/m² です。
1Paはとても小さい圧力なので、消火設備ではkPaやMPaを使います。

他の選択肢が誤りである理由
・「1m³あたりに1kgの質量があるときの圧力」は誤りです。1m³あたりの質量は「密度」で、単位はkg/m³です。
・「1秒あたりに1Jの仕事をするときの圧力」は誤りです。1秒あたりの仕事は「仕事率(動力)」で、単位はW(ワット)です。
・「1mあたりに1Nの力が加わるときの圧力」は誤りです。圧力は面積あたりの力です。長さ1mあたりの力ではありません。

覚え方のポイント
「Pa=N/m²(面積あたりの力)」「W=J/s(時間あたりの仕事)」「kg/m³(体積あたりの質量=密度)」。分母が何かで区別しましょう。
問70-4
1時間に7.2kWhの電力量を消費するポンプの電動機の消費電力として、正しいものはどれか。
  • ①0.72kW
  • ②72kW
  • ③3.6kW
  • ④7.2kW
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正解 ④7.2kW
解説
電力量(kWh)=電力(kW)×時間(h)です。
1時間(1h)で7.2kWhを消費したのですから、電力は7.2kWh÷1h=7.2kW となります。
kWは「1秒あたりの仕事(エネルギー)の大きさ」、kWhは「使ったエネルギーの総量」と区別しましょう。

他の選択肢が誤りである理由
・「0.72kW」は誤りです。0.72kWでは、1時間の電力量は0.72kWhにしかなりません。
・「72kW」は誤りです。72kWでは、1時間の電力量は72kWhになります。
・「3.6kW」は誤りです。3.6kWでは、1時間の電力量は3.6kWhです。1kWh=3,600kJという換算の数字に引きずられた誤りです。

覚え方のポイント
「kW=電力(勢い)」「kWh=電力量(総量)」。電力量÷時間=電力、と割り算で戻せます。
問80-4
屋内消火栓設備(1号消火栓)の水源の水量は、消火栓1個あたり2.6m³とされている。この量は、放水量130L/minで何分間放水できる量か。
  • ①10分間
  • ②15分間
  • ③20分間
  • ④30分間
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正解 ③20分間
解説
2.6m³は2,600Lです。
2,600L÷130L/min=20min となり、2.6m³は放水量130L/minで20分間放水できる量です。
屋内消火栓設備の水源の水量は、このように「放水量×20分」を基本に定められています(2号消火栓:60L/min×20分=1.2m³)。

他の選択肢が誤りである理由
・「10分間」は誤りです。10分間では1,300L=1.3m³にしかなりません。
・「15分間」は誤りです。15分間では1,950L=1.95m³です。
・「30分間」は誤りです。30分間では3,900L=3.9m³になります。

覚え方のポイント
水源水量は「放水量×20分×同時に使う個数(最大2)」が基本。1号:130L/min×20分=2.6m³、2号:60L/min×20分=1.2m³です。
問90-4
次のうち、放水圧力「0.17MPa」をkPaで表したものとして正しいものはどれか。
  • ①170kPa
  • ②17kPa
  • ③1.7kPa
  • ④1,700kPa
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正解 ①170kPa
解説
1MPa=1,000kPaなので、0.17MPa×1,000=170kPa です。
0.17MPaは、1号消火栓のノズルの先端で必要とされる放水圧力の下限の値です(消防法施行令第11条第3項)。

他の選択肢が誤りである理由
・「17kPa」は誤りです。17kPaは0.017MPaで、桁が1つ足りません。
・「1.7kPa」は誤りです。1.7kPaは0.0017MPaで、桁が2つ足りません。
・「1,700kPa」は誤りです。1,700kPaは1.7MPaで、桁が1つ多くなっています。

覚え方のポイント
MPaをkPaに直すときは小数点を右へ3つ。0.17→170、0.25→250、0.35→350、0.7→700です。
問100-4
水の密度に関する記述として、正しいものはどれか。
  • ①水1Lの質量は約10kgである
  • ②水1m³の質量は約100kgである
  • ③水1m³の質量は約10,000kgである
  • ④水1m³の質量は約1,000kgである
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正解 ④水1m³の質量は約1,000kgである
解説
常温の水の密度は約1,000kg/m³です。つまり水1m³の質量は約1,000kg(約1t)、水1Lの質量は約1kgです。
この値は、水圧(ρgh)やポンプの水動力の計算で必ず使います。

他の選択肢が誤りである理由
・「水1Lの質量は約10kgである」は誤りです。水1Lの質量は約1kgです。10kgではありません。
・「水1m³の質量は約100kgである」は誤りです。100kgでは、水1Lあたり0.1kgになってしまいます。
・「水1m³の質量は約10,000kgである」は誤りです。10,000kgでは、水1Lあたり10kgになってしまいます。

覚え方のポイント
「水1L≒1kg、水1m³≒1t(1,000kg)」。計算問題では、水の密度1,000kg/m³が前提として与えられることがほとんどです。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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