2026年版・3-7

ハロゲン化物消火器の一問一答

消防設備士乙種6類「消火器の構造・機能・整備」から、ハロゲン化物消火器に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-7

ハロゲン化物消火器の消火薬剤の一般的な性質として、最も適切なものはどれか。

  • ①常温で気化しやすい性質を持つ薬剤が用いられている
  • ②常温で固体のまま変化しない薬剤が用いられている
  • ③水を主成分とする薬剤が用いられているとされている
  • ④粉末を主成分とする薬剤が用いられている
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正解 ①常温で気化しやすい性質を持つ薬剤が用いられている
解説
ハロゲン化物消火器の薬剤(ハロン1301等)は、常温で気化しやすい蒸発性液体で、放射されるとガス状に拡散し燃焼の連鎖反応を抑制します。

他の選択肢が不適切な理由
固体のまま変化しない、水が主成分、粉末が主成分という説明はいずれも誤りです。
問23-7

ハロン1301等のハロゲン化物がオゾン層に与える影響として、最も適切なものはどれか。

  • ①オゾン層破壊物質に該当し、現在は新規製造が全廃されている
  • ②オゾン層への影響は判明しておらず、研究段階にあるとされる
  • ③オゾン層を逆に保護する効果を持つ物質であるとされる
  • ④オゾン層破壊物質だが、現在も規制なく製造されているとされる
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正解 ①オゾン層破壊物質に該当し、現在は新規製造が全廃されている
解説
ハロン1301等の特定ハロンはオゾン層破壊物質に指定されており、モントリオール議定書に基づき1994年(平成6年)1月1日以降、先進国では生産が全廃されています(世界全体でも2009年末に製造が終了)。

他の選択肢が不適切な理由
ハロン1301等のオゾン層への影響は科学的に判明しており、研究段階にあるという説明は誤りです。オゾン層を保護する効果を持つという説明も誤りです。また、オゾン層破壊物質に該当する点は事実であるものの、モントリオール議定書に基づき新規製造は既に全廃されており、規制なく自由に製造されているという説明は誤りです。
問33-7

現在のハロゲン化物消火器の取扱いに関する一般的な状況として、最も適切なものはどれか。

  • ①新規の製造は全廃され、既存設備は維持管理が続けられている
  • ②現在も新規製造が積極的に推奨されているとされる
  • ③すべての既存設備の即時撤去が義務付けられている
  • ④ハロゲン化物消火器という区分自体が廃止されたとされている
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正解 ①新規の製造は全廃され、既存設備は維持管理が続けられている
解説
ハロン1301等の新規製造は1994年以降、先進国で全廃されていますが、既に設置されている既存設備については、回収した薬剤の再利用(ハロンバンク)等を含め、引き続き維持管理・点検が行われています。

他の選択肢が不適切な理由
新規製造の推奨、即時撤去の義務化、区分自体の廃止という説明はいずれも誤りです。
問43-7

ハロゲン化物消火器が精密機器や電気設備に適するとされる理由として、最も適切なものはどれか。

  • ①放射後に薬剤の跡がほとんど残らず電気を通しにくいため
  • ②放射後に大量の水分が残り洗浄が容易であるため
  • ③放射後に粉末が固着し設備を保護するためである
  • ④放射後に薬剤が発火し設備を乾燥させるためであるとされる
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正解 ①放射後に薬剤の跡がほとんど残らず電気を通しにくいため
解説
ハロゲン化物消火器の薬剤は気化して拡散するため、放射後に汚損や腐食の原因となる跡がほとんど残らず、電気を通しにくいことから、精密機器や電気設備がある場所に適しています。

他の選択肢が不適切な理由
大量の水分が残る、粉末が固着する、薬剤が発火するという説明はいずれも誤りです。
問53-7

ハロゲン化物消火器の消火薬剤の状態変化に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①蒸発性液体が気化しガス状になって放射される
  • ②放射時に固体の粉末状に変化するとされている
  • ③放射時に泡状に変化して放出される
  • ④放射時に凍結し氷状になって放出される
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正解 ①蒸発性液体が気化しガス状になって放射される
解説
ハロゲン化物消火器の薬剤は、本体容器内では蒸発性液体として存在し、放射時に気化してガス状となって燃焼範囲に拡散し、消火作用を発揮します。

他の選択肢が不適切な理由
粉末状、泡状、氷状に変化するという説明はいずれも誤りです。
問63-7

ハロゲン化物消火器の主な消火作用として、最も適切なものはどれか。

  • ①主として燃焼の連鎖反応を化学的に抑制する作用による
  • ②主として物理的に可燃物を取り除く作用のみによるとされる
  • ③主として酸素濃度を下げる窒息作用のみによるとされる
  • ④主として燃焼物を冷却する冷却作用のみによるとされる
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正解 ①主として燃焼の連鎖反応を化学的に抑制する作用による
解説
ハロゲン化物消火器は、気化した薬剤が燃焼の連鎖反応を化学的に抑制する負触媒効果を主な消火作用としています。

他の選択肢が不適切な理由
可燃物の除去のみを主作用とする説明は誤りです。ハロゲン化物消火器にも一定の窒息効果や冷却効果は伴いますが、主たる消火作用はあくまで燃焼の連鎖反応を化学的に抑制する働きであり、窒息作用のみ、冷却作用のみを主作用とする説明はいずれも誤りです。
問73-7

ハロゲン化物消火器を開放的な屋外で使用した場合の一般的な傾向として、最も適切なものはどれか。

  • ①薬剤が拡散しやすく消火効果が十分に発揮されにくい
  • ②屋外でのみ本来の性能を最大限に発揮するとされている
  • ③屋外でも風の影響を受けず屋内と同濃度を保てるとする
  • ④屋内で拡散し屋外でこそ効果を発揮しやすいとされる
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正解 ①薬剤が拡散しやすく消火効果が十分に発揮されにくい
解説
ハロゲン化物消火器はガス化した薬剤の濃度によって消火効果を発揮するため、風通しのよい開放的な屋外では薬剤が拡散しやすく、消火効果が十分に発揮されにくい傾向があります。

他の選択肢が不適切な理由
屋外でのみ性能を最大限発揮するという説明、屋外でも風の影響を受けにくく屋内とほぼ同じ濃度を保てるという説明はいずれも誤りです。ハロゲン化物消火器は屋内よりもむしろ屋外で薬剤が拡散し効果が発揮されにくくなるため、屋内で拡散しやすく屋外でこそ効果を発揮しやすいとする説明も事実と逆であり誤りです。
問83-7

ハロゲン化物消火器の点検における一般的な着眼点として、最も適切なものはどれか。

  • ①薬剤の漏れの有無や本体容器の状態等を確認する
  • ②薬剤の色の変化のみを確認すればよい
  • ③点検は消火器を毎回分解して行う必要がある
  • ④点検の必要はなく設置しておくだけでよいとされる
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正解 ①薬剤の漏れの有無や本体容器の状態等を確認する
解説
ハロゲン化物消火器の点検では、気化しやすい薬剤の漏れがないか(質量測定等)、本体容器や部品に損傷・腐食がないか等を確認することが着眼点となります。

他の選択肢が不適切な理由
色の変化のみ、毎回の分解、点検不要という説明はいずれも誤りです。
問93-7

ハロゲン化物消火器の代替薬剤に関する開発動向として、最も適切なものはどれか。

  • ①オゾン層への影響が少ない代替薬剤の開発が進められている
  • ②代替薬剤の開発は既に完了し、これ以上の余地はないとされる
  • ③代替薬剤はハロン1301より危険性が高いもののみとされる
  • ④代替薬剤は性能向上のみが目的で、環境配慮は含まれない
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正解 ①オゾン層への影響が少ない代替薬剤の開発が進められている
解説
ハロン1301の製造制限を受け、オゾン層への影響が少なく、同等の消火性能を持つ代替ハロゲン化物薬剤の開発・実用化が進められています。

他の選択肢が不適切な理由
代替薬剤の開発が既に完了し技術的な余地がないという説明は誤りです。またハロン1301より危険性が高いもののみという説明も誤りです。代替薬剤の開発はオゾン層への影響低減という環境面への配慮を主な目的の一つとして進められており、環境への配慮は含まれないとする説明も誤りです。
問103-7

ハロゲン化物消火器の重量に関する一般的な特徴として、最も適切なものはどれか。

  • ①薬剤が高密度の液体であるため、一定以上の重量を持つ
  • ②薬剤が極めて軽いため消火器全体も非常に軽量になる
  • ③重量は薬剤の種類によらず容器の大きさのみで決まるとされる
  • ④重量は経年によって徐々に増加していく性質を持つとされる
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正解 ①薬剤が高密度の液体であるため、一定以上の重量を持つ
解説
ハロゲン化物消火器の薬剤は密度の高い蒸発性液体であるため、同程度の容量の他の消火器と比較しても一定の重量を持ちます。

他の選択肢が不適切な理由
極めて軽く非常に軽いという説明は、高密度の液体薬剤を用いるハロゲン化物消火器の特徴として誤りです。また重量は容器の大きさのみで決まるものではなく薬剤の密度にも左右され、経年によって重量が徐々に増加していくという事実もなく誤りです。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。