2026年版・3-6

二酸化炭素消火器の一問一答

消防設備士乙種6類「消火器の構造・機能・整備」から、二酸化炭素消火器に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-6

二酸化炭素消火器の消火薬剤の状態として、最も適切なものはどれか。

  • ①常温では高圧で液化された炭酸ガスとして充填されている
  • ②常温で固体の炭酸ガスとして充填されている
  • ③常温で燃焼可能な液体として充填されている
  • ④消火薬剤として水のみが充填されているものとされている
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正解 ①常温では高圧で液化された炭酸ガスとして充填されている
解説
二酸化炭素消火器は、常温で液化した炭酸ガス(液化炭酸ガス)を高圧で本体容器に充填しており、放射時に気化して周囲の酸素濃度を下げます。

他の選択肢が不適切な理由
固体、燃焼可能な液体、水のみの充填という説明は二酸化炭素消火器の薬剤として誤りです。
問23-6

二酸化炭素消火器の本体容器の構造上の特徴として、最も適切なものはどれか。

  • ①高圧に耐えられる特に頑丈な容器構造になっている
  • ②他の消火器よりも薄く軽量な容器構造になっている
  • ③容器は他の消火器と同じ厚さの鋼板で作られている
  • ④容器の耐圧基準は他の消火器と同一のものが適用される
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正解 ①高圧に耐えられる特に頑丈な容器構造になっている
解説
二酸化炭素消火器は、液化炭酸ガスを高圧で封入するため、他の消火器と比べて特に高い圧力に耐えられる頑丈な本体容器が用いられています。

他の選択肢が不適切な理由
薄く軽量、他の消火器と同じ厚さという説明はいずれも高圧に耐える構造として誤りです。また二酸化炭素消火器の容器は高圧ガス保安法に基づく規制も受けるなど他の消火器とは異なる基準が適用されており、同一の基準とする説明も誤りです。
問33-6

二酸化炭素消火器のノズル(ホーン)が持つ役割として、最も適切なものはどれか。

  • ①放射時の急激な温度低下に耐えながら薬剤を放出する役割を持つ
  • ②放射された薬剤を再び容器内に回収するためだけの役割を持つ
  • ③内部の異常な圧力を外部へ逃がすためだけの安全装置である
  • ④薬剤の放射圧力を本体内部でさらに高めるためだけの役割を持つ
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正解 ①放射時の急激な温度低下に耐えながら薬剤を放出する役割を持つ
解説
二酸化炭素消火器のノズル(ホーン)は、液化炭酸ガスが気化する際の急激な温度低下(ドライアイス化)に耐えられる材質で作られ、ガスを外部へ導き放出する役割を持ちます。

他の選択肢が不適切な理由
ノズル(ホーン)は放出された薬剤を再び容器内に戻す構造ではなく、内部の異常な圧力を逃がす安全装置は安全弁であってホーンの役割ではありません。また放射圧力を本体内部でさらに高める役割も持たず、いずれも誤りです。
問43-6

二酸化炭素消火器の使用時に注意すべき身体的な危険として、最も適切なものはどれか。

  • ①放射時の急激な気化により凍傷を負うおそれがある
  • ②放射時に本体容器が高温になり火傷のおそれがある
  • ③放射時に薬剤が発火するおそれがある
  • ④放射時に薬剤が皮膚を強く着色するおそれがある
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正解 ①放射時の急激な気化により凍傷を負うおそれがある
解説
液化炭酸ガスは放射時に急激に気化し温度が著しく低下するため、ノズルの先端付近に直接触れると凍傷を負うおそれがあり、取扱いに注意が必要です。

他の選択肢が不適切な理由
高温による火傷、薬剤の発火、皮膚の着色という説明はいずれも誤りです。
問53-6

二酸化炭素消火器の地階・無窓階等での使用に関する注意点として、最も適切なものはどれか。

  • ①酸欠のおそれがあるため使用が制限される場合がある
  • ②地階は気圧差により消火効果が著しく低下するとされる
  • ③地階でのみ使用が義務付けられているものとされている
  • ④酸素濃度計を携行すれば使用制限は生じないとされる
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正解 ①酸欠のおそれがあるため使用が制限される場合がある
解説
二酸化炭素消火器は窒息効果を利用するため、換気の悪い地階や無窓階等の狭い空間で使用すると、消火作業者自身が酸欠になるおそれがあり、使用が制限される場合があります。

他の選択肢が不適切な理由
地階で消火効果そのものが著しく低下するという事実はなく、問題となるのは消火作業者の酸欠のおそれです。また酸素濃度計の携行によって使用制限が生じなくなるわけではなく、地階でのみ使用が義務付けられているという説明も誤りです。
問63-6

二酸化炭素消火器に指示圧力計が通常備わらない理由として、最も適切なものはどれか。

  • ①液化炭酸ガス自体が加圧源を兼ね、別途の加圧用ガスが不要である
  • ②圧力計を設置すると内部圧力が変動しガス漏れを招きやすくなるため
  • ③指示圧力計の設置が特に義務付けられているためとされる
  • ④指示圧力計は高価な部品であり、コスト削減のため省略されている
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正解 ①液化炭酸ガス自体が加圧源を兼ね、別途の加圧用ガスが不要である
解説
二酸化炭素消火器は、充塡された液化炭酸ガス自体の蒸気圧がそのまま放射に使われる(加圧源を兼ねる)ため、一般的な蓄圧式消火器のように別途窒素ガス等の加圧用ガスを封入する必要がなく、指示圧力計も備わりません。薬剤量は主に質量(重量)測定によって確認されます。

他の選択肢が不適切な理由
圧力計の設置自体がガス漏れの原因になるという事実はなく、指示圧力計が省略されているのはコスト削減が目的ではなく、液化炭酸ガス自体が加圧源を兼ねる構造上の理由によるものです。また指示圧力計の設置が義務付けられているという説明も誤りです。
問73-6

二酸化炭素消火器の重量に関する一般的な特徴として、最も適切なものはどれか。

  • ①薬剤が液化ガスであるため他の消火器より重くなりやすい
  • ②薬剤が非常に軽いため他の消火器より明らかに軽量である
  • ③重量は薬剤の種類によらず容器の規格のみで決まるとされる
  • ④重量は消火器の設置場所によって変動するものとされている
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正解 ①薬剤が液化ガスであるため他の消火器より重くなりやすい
解説
二酸化炭素消火器は、高圧に耐える頑丈な容器と液化炭酸ガスの重さにより、同程度の能力単位の他の消火器と比べて重くなる傾向があります。

他の選択肢が不適切な理由
非常に軽く軽量であるという説明は、液化炭酸ガスと頑丈な容器を用いる二酸化炭素消火器の特徴として誤りです。また重量は本体容器の規格のみで一律に決まるものではなく薬剤量にも左右され、設置場所によって変動するものでもありません。
問83-6

二酸化炭素消火器の安全弁が持つ役割として、最も適切なものはどれか。

  • ①容器内の異常な圧力上昇時にガスを放出し破裂を防ぐ役割を持つ
  • ②容器内の圧力を一定の値に保つよう自動調整する役割を持つ
  • ③液化炭酸ガスを気化させる際の触媒としての役割を持つとされる
  • ④本体容器の温度を上昇させるためだけの役割を持つとされている
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正解 ①容器内の異常な圧力上昇時にガスを放出し破裂を防ぐ役割を持つ
解説
安全弁は、火災や直射日光等により容器内の圧力が異常に上昇した場合に、あらかじめガスを放出することで容器の破裂という重大事故を防ぐための安全装置です。

他の選択肢が不適切な理由
安全弁は容器内の圧力を一定の値に保つ調整装置ではなく、異常上昇時にのみガスを放出する安全装置です。また液化炭酸ガスの気化を助ける触媒としての役割も持たず、本体容器の温度を上昇させるためだけの役割を持つという説明も誤りです。
問93-6

二酸化炭素消火器の一般家庭への設置に関する一般的な傾向として、最も適切なものはどれか。

  • ①感電や汚損を避けたい設備等に用いられ一般家庭では少ない
  • ②一般家庭で最も普及している主流の消火器である
  • ③一般家庭にのみ設置が義務付けられているとされる
  • ④一般家庭への設置が法令上禁止されているものとされている
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正解 ①感電や汚損を避けたい設備等に用いられ一般家庭では少ない
解説
二酸化炭素消火器は、放射後に薬剤の跡が残らず電気設備にも安全に使用できることから、電気室やサーバー室等での使用に適しており、一般家庭への設置は比較的少ない傾向にあります。

他の選択肢が不適切な理由
一般家庭で最も普及、一般家庭にのみ義務付け、設置の法令上の禁止という説明はいずれも誤りです。
問103-6

二酸化炭素消火器の点検上の留意点として、最も適切なものはどれか。

  • ①高圧ガス容器であるため質量を測定するなどの確認が重要
  • ②点検の際に薬剤の色の変化のみを確認すればよいとされる
  • ③二酸化炭素消火器には点検義務が課されない
  • ④点検は消防設備士以外でも自由に実施できる
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正解 ①高圧ガス容器であるため質量を測定するなどの確認が重要
解説
二酸化炭素消火器は指示圧力計を持たないため、点検の際は消火器の質量を測定し、薬剤量が規定の範囲内にあるかを確認することが重要な着眼点となります。

他の選択肢が不適切な理由
色のみの確認、点検義務の不存在、無資格者による自由な実施という説明はいずれも誤りです。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。