2026年版・3-5

泡消火器の構造と特性の一問一答

消防設備士乙種6類「消火器の構造・機能・整備」から、泡消火器の構造と特性に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-5

泡消火器の主な消火効果として、最も適切なものはどれか。

  • ①油面を泡で覆う窒息効果と冷却効果を併せ持つ
  • ②電気を通しやすくする効果のみを持つ
  • ③可燃物を除去する効果のみを持つ消火器
  • ④燃焼の連鎖反応のみを抑制する効果を持つとされる
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正解 ①油面を泡で覆う窒息効果と冷却効果を併せ持つ
解説
泡消火器は、燃焼面を泡の層で覆うことで酸素の供給を遮断する窒息効果に加え、泡に含まれる水分による冷却効果もあわせ持ちます。

他の選択肢が不適切な理由
電気を通しやすくする効果、可燃物の除去のみ、連鎖反応の抑制のみを主効果とする説明は誤りです。
問23-5

機械泡消火器における泡の発生方式として、最も適切なものはどれか。

  • ①水成膜等の薬剤と空気を機械的に混合させて発泡させる方式である
  • ②薬剤同士を化学反応させることで発泡させる方式であるとされる
  • ③薬剤を人為的に加熱することによって発泡させる方式であるとされる
  • ④薬剤を人為的に冷却することによって発泡させる方式であるとされる
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正解 ①水成膜等の薬剤と空気を機械的に混合させて発泡させる方式である
解説
機械泡消火器は、水成膜泡等の発泡剤を水で希釈した薬剤と空気を、放射時に機械的(物理的)に混合させることで泡を発生させる方式です。

他の選択肢が不適切な理由
化学反応による発泡は「化学泡消火器」の方式であり、加熱や冷却による発泡ではありません。
問33-5

泡消火器の放射時に見られる状態に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①液体ではなく気泡状の泡の状態になって放射される
  • ②放射時は固体の粉末状になって放出される
  • ③放射時は無色透明の気体のみが放出される
  • ④放射時は氷の粒として放出されるものとされている
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正解 ①液体ではなく気泡状の泡の状態になって放射される
解説
泡消火器は、発泡ノズルの構造によって薬剤と空気(又は化学反応で生じたガス)を混合させ、液体そのものではなく気泡(泡)の状態にして放射することで、燃焼面を覆う効果を高めています。

他の選択肢が不適切な理由
粉末状、無色透明の気体のみ、氷の粒として放出されるという説明はいずれも泡消火器の放射状態として誤りです。
問43-5

泡消火器の油火災に対する効果に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①泡が油面を覆うことで蒸気の発生を抑え再燃を防ぐ
  • ②泡は油面に浮くが、蒸気の発生自体は抑制できない
  • ③泡は主に冷却効果のみで消火し、窒息効果は持たない
  • ④泡は油より比重が大きいため、油の下に沈んで層を作る
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正解 ①泡が油面を覆うことで蒸気の発生を抑え再燃を防ぐ
解説
泡は油の表面を覆う層を形成し、可燃性蒸気の発生を抑えるとともに酸素の供給を断つため、油火災の消火と再燃防止に効果を発揮します。

他の選択肢が不適切な理由
泡は油面を覆うことで可燃性蒸気の発生そのものを抑える効果を持つため「抑制できない」とする説明は誤りです。また泡は窒息効果と冷却効果を併せ持ち冷却のみではなく、油より比重が小さいため油面に浮いて層を作るのであり、油の下に沈むという説明も誤りです。
問53-5

化学泡消火器の薬剤構成に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①性質の異なる外筒液と内筒液という2種類の薬剤からなる
  • ②外筒液のみを用い、内筒液は使用せずに発泡させる仕組みである
  • ③外筒液と内筒液には同じ硫酸アルミニウム水溶液を用いる
  • ④外筒液と内筒液は性質が同じで、容器の位置のみが異なる
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正解 ①性質の異なる外筒液と内筒液という2種類の薬剤からなる
解説
化学泡消火器は、本体容器内の外筒液と、その中に別途収められた内筒液という性質の異なる2種類の薬剤で構成され、両者を混合させる化学反応によって泡が発生します。

他の選択肢が不適切な理由
化学泡消火器は炭酸水素ナトリウムを含む外筒液と硫酸アルミニウムを含む内筒液という、性質の異なる2種類の薬剤を反応させて発泡させる仕組みであり、内筒液を使用しないという説明、両液が同じ薬剤であるという説明、性質が同じで位置のみ異なるという説明はいずれも誤りです。
問63-5

泡消火器を電気火災に使用してはならない理由として、最も適切なものはどれか。

  • ①泡が水分を含み電気を通しやすく感電のおそれがあるため
  • ②泡は油と同様の性質を持ち、電気は通しにくいとされる
  • ③感電のおそれが生じるのは泡が乾燥した後の状態に限られる
  • ④泡は不良導体であるため電気設備の消火にも適しているとされる
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正解 ①泡が水分を含み電気を通しやすく感電のおそれがあるため
解説
泡消火器の泡は水分を多く含んでおり電気を通しやすいため、通電中の電気設備に使用すると、消火作業を行う者が感電するおそれがあります。

他の選択肢が不適切な理由
泡は水分を多く含み電気を通しやすく、油のような絶縁性は持ちません。また感電のおそれは放射直後の濡れた状態で生じるものであり乾燥後に限られるものではなく、電気を通しやすい性質から電気設備の消火には適さず、不良導体として推奨されるという説明も誤りです。
問73-5

泡消火器の一般的な放射距離の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①消火器の種類や規格により、おおむね数メートル程度
  • ②放射距離は消火器の設置間隔を示す歩行距離とされる
  • ③放射距離は消火器の放射時間と同じ数値で表されるとされる
  • ④放射距離は薬剤の質量のみで一律に定められるとされる
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正解 ①消火器の種類や規格により、おおむね数メートル程度
解説
消火器の放射距離は種類や規格によって異なりますが、可搬式の消火器では一般におおむね数メートル程度とされ、使用者は火元にある程度近づいて放射する必要があります。

他の選択肢が不適切な理由
歩行距離は消火器の設置間隔に関する別の基準であり、放射距離とは異なる概念です。また放射距離と放射時間は異なる特性であり同じ数値で表されるものではなく、放射距離は薬剤の質量のみで一律に定まるものでもありません。
問83-5

泡消火器の点検で確認すべき事項の例として、最も適切なものはどれか。

  • ①薬剤の変質や本体容器の腐食の有無等を確認する
  • ②安全栓の封が破れていないかのみ確認すればよい
  • ③二酸化炭素消火器と同様に本体の質量測定のみで判定する
  • ④点検は外観のみを見て、内部の薬剤状態は確認しなくてよい
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正解 ①薬剤の変質や本体容器の腐食の有無等を確認する
解説
泡消火器の点検では、消火薬剤の変質・分離の有無、本体容器の腐食・損傷の有無、安全栓や表示の状態など、複数の観点から確認を行います。

他の選択肢が不適切な理由
安全栓の封の確認は点検項目の一つに過ぎず、それのみで足りるものではありません。また質量測定のみで判定する方法は薬剤が液化ガス等である消火器の点検方法であり泡消火器の点検としては不十分で、内部の薬剤の状態を確認しなくてよいという説明も誤りです。
問93-5

機械泡消火器と化学泡消火器の違いに関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①発泡の仕組みが空気混合か化学反応かという点で異なる
  • ②両者とも同じ水成膜薬剤を使用するが、加圧方式のみが異なる
  • ③機械泡消火器も内筒液と外筒液の反応で発泡するとされる
  • ④化学泡消火器も空気との機械的混合で発泡するとされる
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正解 ①発泡の仕組みが空気混合か化学反応かという点で異なる
解説
機械泡消火器は薬剤と空気を機械的に混合して発泡させるのに対し、化学泡消火器は外筒液と内筒液の化学反応によって発泡させる点が主な違いです。

他の選択肢が不適切な理由
機械泡消火器と化学泡消火器は使用する薬剤も発泡の仕組みも異なり、単に加圧方式が違うだけではありません。また化学反応によって発泡するのは化学泡消火器の仕組みであり機械泡消火器には当てはまらず、空気との機械的混合によって発泡するのは機械泡消火器の仕組みであり化学泡消火器には当てはまりません。
問103-5

泡消火器の消火薬剤の希釈・混合に関する一般的な考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①水と発泡剤をあらかじめ規定の割合で混合して使用する
  • ②発泡剤のみを原液のまま使用するとされている
  • ③水のみを使用し発泡剤は一切使用しないものとされている
  • ④混合の割合は消火器ごとに無関係であるとされる
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正解 ①水と発泡剤をあらかじめ規定の割合で混合して使用する
解説
泡消火器の消火薬剤は、発泡剤を規定の濃度になるよう水で希釈して使用するもので、規定の混合割合を外れると本来の発泡性能・消火性能が得られないおそれがあります。

他の選択肢が不適切な理由
発泡剤の原液使用、水のみの使用、混合割合が無関係という説明はいずれも誤りです。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。