2026年版・3-12

消火器の規格(放射性能)の一問一答

消防設備士乙種6類「消火器の構造・機能・整備」から、消火器の規格(放射性能)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-12

消火器の使用温度範囲の一般的な下限として、最も適切なものはどれか。

  • ①規格省令上、0℃(化学泡消火器は5℃)を下限とする範囲である
  • ②規格省令上、化学泡消火器も含め一律0℃を下限とする範囲である
  • ③上限は40℃ではなく50℃を超える範囲まで定められている
  • ④放射時間の長さに応じて下限の温度が変動する仕組みである
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正解 ①規格省令上、0℃(化学泡消火器は5℃)を下限とする範囲である
解説
消火器の技術上の規格を定める省令では、消火器が正常に機能すべき使用温度範囲が定められており、一般の消火器は0℃から40℃、化学泡消火器は5℃から40℃とされています(氷点下までは基本的に含まれません)。

他の選択肢が不適切な理由
化学泡消火器の下限は5℃であり他の消火器と同一の0℃ではありません。また、上限は40℃と定められており50℃ではなく、放射時間の長さによって下限の温度が変動することもありません。
問23-12

消火器の放射時間に関する一般的な考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①消火器の種類・薬剤量により放射時間の目安が異なる
  • ②使用温度範囲の上限に近いほど放射時間が長くなる
  • ③放射距離が長い消火器ほど放射時間は短く定められている
  • ④一動作で放射を開始できる構造かにより放射時間が決まる
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正解 ①消火器の種類・薬剤量により放射時間の目安が異なる
解説
消火器の放射時間は、消火器の種類や充填されている薬剤量によって異なり、一般的な可搬式消火器ではおおむね十数秒程度が目安とされています。

他の選択肢が不適切な理由
放射時間は使用温度範囲や放射距離、一動作で放射開始できる構造かどうかによって定められるものではなく、消火器の種類・薬剤量によって目安が異なります。
問33-12

消火器の放射終了後に残留する薬剤量に関する規格上の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①規格省令上、一定の割合以上を放射できることが求められる
  • ②放射距離の基準を満たせば残量についての基準は適用されない
  • ③使用温度範囲の下限付近でのみ残量の基準が適用される
  • ④経年劣化により残量の基準は年数に応じて緩和される
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正解 ①規格省令上、一定の割合以上を放射できることが求められる
解説
消火器は、充填された消火薬剤の質量又は容量の一定割合以上を有効に放射できることが規格省令上求められており、放射終了後に大部分が容器内に残ってしまうようでは基準を満たしません。

他の選択肢が不適切な理由
残量の基準は放射距離を満たせば免除されるものではなく、使用温度範囲の一部でのみ適用されるものでもありません。また、経年劣化によって基準自体が緩和されることもありません。
問43-12

消火器の放射距離が規格省令で考慮される理由として、最も適切なものはどれか。

  • ①火元にどの程度近づく必要があるか利用者が把握できるようにする
  • ②放射時間と同一の基準値として規格省令上扱われているため
  • ③消火器の使用温度範囲の下限を決定する実際の基礎データとするため
  • ④消火器の機能点検を実施する頻度を決定する基準とするため
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正解 ①火元にどの程度近づく必要があるか利用者が把握できるようにする
解説
放射距離は、消火器を使用する際に火元からどの程度の距離を保てるかに関わる重要な性能であり、安全に初期消火を行うための目安として規格省令で考慮されています。

他の選択肢が不適切な理由
放射距離は放射時間と同一の基準値として扱われるものではなく、使用温度範囲の下限を決定する基礎データでもありません。また、機能点検の実施頻度を決定する基準でもなく、火元からの距離を利用者が把握できるようにするために考慮されています。
問53-12

寒冷地における消火器の性能維持に関する一般的な配慮として、最も適切なものはどれか。

  • ①低温でも一定の性能を発揮できるよう薬剤等が工夫されている
  • ②使用温度範囲の規定自体が寒冷地には適用されないため
  • ③放射距離の基準のみを緩和することで対応しているため
  • ④経年劣化が進んだ消火器の場合に限り寒冷地仕様に交換されるため
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正解 ①低温でも一定の性能を発揮できるよう薬剤等が工夫されている
解説
強化液消火器のように凍結防止剤を加えた薬剤や、低温での使用に配慮した寒冷地仕様の消火器が用意されており、低温環境でも一定の性能が維持されるよう工夫されています。

他の選択肢が不適切な理由
使用温度範囲の規定は寒冷地でも適用され除外されるものではありません。また、放射距離の基準のみを緩和する対応でもなく、経年劣化が進んだ場合に限って寒冷地仕様に交換されるものでもありません。
問63-12

消火器の放射性能の試験における確認事項の例として、最も適切なものはどれか。

  • ①所定の温度条件下で放射距離や放射時間等を確認する
  • ②一動作で放射を開始できる構造かどうかのみを確認する
  • ③経年劣化による外観の変色の有無のみを確認する
  • ④省令に基づく構造部分の寸法のみを確認する
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正解 ①所定の温度条件下で放射距離や放射時間等を確認する
解説
消火器の放射性能試験では、規格省令で定められた温度条件下で、実際に薬剤を放射させて放射距離・放射時間・放射量等を確認します。

他の選択肢が不適切な理由
放射性能試験は一動作で放射開始できる構造かどうかのみ、経年による外観の変色のみ、構造部分の寸法のみを確認するものではなく、所定の温度条件下で放射距離・放射時間等を総合的に確認します。
問73-12

消火器の放射性能が経年劣化により低下し得る理由として、最も適切なものはどれか。

  • ①薬剤の変質や圧力低下により性能が発揮されにくくなるため
  • ②使用温度範囲が経年とともに徐々に拡大するため
  • ③放射距離の基準値そのものが年数とともに引き下げられるため
  • ④一動作で放射開始できる構造が経年により複雑化するため
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正解 ①薬剤の変質や圧力低下により性能が発揮されにくくなるため
解説
長期間の設置により、消火薬剤の変質・劣化や、蓄圧式であれば内部圧力の低下等が生じることがあり、これにより本来の放射性能が十分に発揮されなくなるおそれがあります。定期的な点検が重要な理由の一つです。

他の選択肢が不適切な理由
使用温度範囲が経年とともに拡大することはなく、放射距離の基準値そのものが年数により引き下げられることもありません。また、一動作で放射開始できる構造が経年により複雑化することもなく、実際には薬剤の変質や圧力低下が原因です。
問83-12

「消火器の技術上の規格を定める省令」の位置づけとして、最も適切なものはどれか。

  • ①消火器の性能・構造に関する統一的な基準を定めるもの
  • ②放射性能に関する機能点検の実施者のみを定めるものである
  • ③使用温度範囲についてのみ定め、放射距離等は対象外である
  • ④大型消火器にのみ適用され小型消火器は対象外である
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正解 ①消火器の性能・構造に関する統一的な基準を定めるもの
解説
消火器の技術上の規格を定める省令は、消火器の構造・材質・性能(能力単位・放射性能等)に関する全国統一的な基準を定めるもので、検定制度の基礎となっています。

他の選択肢が不適切な理由
省令は機能点検の実施者のみを定めるものではなく、使用温度範囲についてのみ定めて放射距離等を対象外とするものでもありません。また、大型消火器に限らず小型消火器にも適用される統一的な基準です。
問93-12

消火器の放射性能に関する点検(機能点検)で行われることの例として、最も適切なものはどれか。

  • ①対象数を定めて放射能力を実際に確認する場合がある
  • ②使用温度範囲の上限・下限で放射させることが必須とされる
  • ③経年劣化の有無を外観の色の変化のみで判定するとされる
  • ④放射距離の基準を満たさなくても合格と判定される
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正解 ①対象数を定めて放射能力を実際に確認する場合がある
解説
消火器の内部及び機能の点検(分解点検)では、抜取り方式により対象数を定め、実際に放射させて消火薬剤の性状や放射能力を確認する場合があります。

他の選択肢が不適切な理由
機能点検は使用温度範囲の上限・下限で実際に放射させることが必須というものではなく、経年劣化の有無を外観の色の変化のみで判定するものでもありません。また、放射距離の基準を満たさない場合に合格と判定されることもありません。
問103-12

消火器の規格省令における「操作の機構」に関する考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①安全栓を抜く等の動作を除き、一動作で放射を開始できる構造が求められる
  • ②安全栓を外してから放射開始までは複数の動作を要してもよいとされている
  • ③放射開始までの動作数は規格省令上まったく考慮されていないとされる
  • ④放射開始までの動作数は利用者の体力にのみ依存するものとされている
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正解 ①安全栓を抜く等の動作を除き、一動作で放射を開始できる構造が求められる
解説
消火器の技術上の規格を定める省令では、保持装置から取り外す動作・安全栓を抜く動作・ホースを外す動作等を除き、一動作で放射を開始できる構造とすることが求められています。動作が単純であるほど、火災発生時に短時間で使用できます。

他の選択肢が不適切な理由
複数動作を要してよい、動作数が考慮されていない、体力にのみ依存するという説明はいずれも誤りです。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。