2026年版・2-5

熱及び気体の性質の一問一答

消防設備士乙種6類「機械に関する基礎的知識」から、熱及び気体の性質に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問12-5

「熱膨張」の一般的な性質として、最も適切なものはどれか。

  • ①物体は温度が上昇すると体積が増加する傾向がある
  • ②物体は温度が上昇すると体積が減少する傾向がある
  • ③固体・液体・気体で温度による体積変化のしやすさは等しい
  • ④気体は固体や液体と比べて温度による体積変化が起こりにくい
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正解 ①物体は温度が上昇すると体積が増加する傾向がある
解説
多くの物質は、温度が上昇すると分子の運動が活発になり体積が増加する熱膨張という性質を持ちます。消火器の内圧が高温下で上昇する一因にもなります。

他の選択肢が不適切な理由
温度上昇で体積が減少するという説明は誤りです。また、温度による体積変化のしやすさは固体・液体・気体で異なり、一般に分子間の結びつきが弱い気体の方が固体や液体よりも温度変化による体積変化が大きくなるため、両者の説明はいずれも誤りです。
問22-5

「比熱」の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①物質1gの温度を1℃上げるのに必要な熱量のことである
  • ②物質そのものが持っている温度を表す数値のことである
  • ③物質全体の温度を1℃上げるのに必要な熱量のことである
  • ④物質の状態変化の際に温度を変えず出入りする熱量である
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正解 ①物質1gの温度を1℃上げるのに必要な熱量のことである
解説
比熱は、物質1gの温度を1℃(1K)上昇させるのに必要な熱量のことで、物質ごとに固有の値を持ちます。比熱が大きい物質ほど温まりにくく、冷めにくい性質があります。

他の選択肢が不適切な理由
温度そのものを表す数値ではありません。また、物質全体の温度を1℃上げるのに必要な熱量は「熱容量」であり、物質1gあたりで定義される比熱とは異なる量です。状態変化の際に温度を変えずに出入りする熱量は「潜熱」の説明であり、これも比熱とは異なる概念です。
問32-5

「ボイルの法則」の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①温度が一定のとき、気体の圧力と体積は反比例する
  • ②温度が一定のとき、気体の圧力と体積は比例する
  • ③圧力が一定のとき、気体の体積と温度は反比例する
  • ④気体の体積は圧力や温度と無関係である
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正解 ①温度が一定のとき、気体の圧力と体積は反比例する
解説
ボイルの法則は、温度が一定のとき、一定量の気体の圧力と体積が反比例するという法則です。圧力を2倍にすると体積は半分になります。

他の選択肢が不適切な理由
比例する、温度と体積が反比例(これはシャルルの法則とも異なる)、無関係という説明はいずれも誤りです。
問42-5

「シャルルの法則」の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①圧力が一定のとき、気体の体積は絶対温度に比例する
  • ②圧力が一定のとき、気体の体積は絶対温度に反比例する
  • ③温度が一定のとき、気体の体積は圧力に比例する
  • ④気体の体積は温度や圧力と無関係であるとされる
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正解 ①圧力が一定のとき、気体の体積は絶対温度に比例する
解説
シャルルの法則は、圧力が一定のとき、一定量の気体の体積が絶対温度に比例するという法則です。温度が上がると気体は膨張しようとします。

他の選択肢が不適切な理由
反比例、圧力に比例(これはボイルの法則の圧力と体積の関係とも異なる)、無関係という説明はいずれも誤りです。
問52-5

熱の伝わり方のうち「伝導」の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①物質を構成する粒子の振動が隣接する部分へ伝わる現象である
  • ②高温の流体そのものが移動することで熱が運ばれる現象である
  • ③熱が電磁波として空間を伝わっていく現象とされる
  • ④熱が物質を介さずに真空中を伝わる現象であるとされる
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正解 ①物質を構成する粒子の振動が隣接する部分へ伝わる現象である
解説
伝導は、物質を構成する原子・分子の振動やエネルギーが、隣接する部分へ次々と伝わっていくことで熱が移動する現象で、主に固体内部で生じます。金属は熱伝導性が高い代表的な物質です。

他の選択肢が不適切な理由
流体の移動によるものは「対流」、電磁波・真空中を伝わるものは「放射(ふく射)」の説明です。
問62-5

熱の伝わり方のうち「対流」の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①温度差により生じた流体の移動によって熱が運ばれる現象である
  • ②固体内部を粒子の振動のみによって熱が伝わっていく現象である
  • ③熱が電磁波として真空中を伝わっていく現象とされる
  • ④熱が物質の色を変化させる現象であるとされている
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正解 ①温度差により生じた流体の移動によって熱が運ばれる現象である
解説
対流は、温度差によって生じた気体や液体(流体)そのものの移動によって熱が運ばれる現象です。暖房で部屋全体が温まる仕組みなどがこれにあたります。

他の選択肢が不適切な理由
粒子の振動のみによるものは「伝導」、電磁波によるものは「放射」の説明であり、物質の色の変化とも異なります。
問72-5

熱の伝わり方のうち「放射(ふく射)」の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①熱が電磁波の形で空間を伝わり物質に吸収される現象である
  • ②熱源に接触した物質のみに熱が伝わる現象とされる
  • ③流体の移動のみによって熱が運ばれる現象であるとされている
  • ④熱は必ず固体を介してのみ伝わる現象であるとされる
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正解 ①熱が電磁波の形で空間を伝わり物質に吸収される現象である
解説
放射(ふく射)は、熱が赤外線などの電磁波の形で空間を伝わり、それを受けた物質に吸収されることで熱が伝わる現象です。太陽の熱が真空の宇宙空間を通って地球に届くのはこの例です。

他の選択肢が不適切な理由
接触した物質のみに伝わるものは「伝導」に近く、流体の移動のみによるものは「対流」の説明です。
問82-5

消火器の使用温度範囲に関する一般的な考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①消火器には一般に使用が保証される温度範囲が定められている
  • ②使用温度範囲は設置場所の管理者が任意に決定するものとされる
  • ③使用温度範囲は点検を行うたびに毎回変更されるものとされる
  • ④使用温度範囲は消火薬剤の種類にかかわらず全て共通の数値である
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正解 ①消火器には一般に使用が保証される温度範囲が定められている
解説
消火器は、規格省令等に基づき、性能が保証される使用温度範囲が定められています。極端な低温・高温下では、消火薬剤の性状や内部圧力が変化し、正常に作動しないおそれがあります。

他の選択肢が不適切な理由
使用温度範囲は規格省令等に基づき定められるものであり、設置場所の管理者が任意に決定したり、点検のたびに変更したりするものではありません。また、消火薬剤の種類(粉末・強化液・機械泡等)によって適応できる温度条件が異なるため、全ての消火器で共通の数値というわけではありません。
問92-5

密閉容器内の気体の温度上昇と内部圧力の関係として、最も適切なものはどれか。

  • ①密閉容器内の気体は温度が上昇すると圧力が高まる傾向がある
  • ②密閉容器内の気体は温度が上昇すると圧力が下がる傾向がある
  • ③密閉容器内の気体の圧力は温度と無関係であるとされる
  • ④密閉容器内の気体は温度が下がると圧力が高まる
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正解 ①密閉容器内の気体は温度が上昇すると圧力が高まる傾向がある
解説
体積が一定の密閉容器内では、温度が上昇すると気体分子の運動が活発になり、容器内壁に衝突する力が強まるため、圧力が高まります。消火器を直射日光下や高温の場所に放置してはいけない理由の一つです。

他の選択肢が不適切な理由
温度上昇で圧力が下がる、無関係、温度低下で圧力が高まるという説明はいずれも誤りです。
問102-5

絶対温度(ケルビン)の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①セ氏温度に約273を加えた値で表される温度目盛りである
  • ②セ氏温度から約273を引いた値で表される温度目盛りである
  • ③絶対温度は摂氏0度を基準(0度)として定められる目盛りである
  • ④絶対温度の目盛り幅(1度分の大きさ)はセ氏温度と異なる
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正解 ①セ氏温度に約273を加えた値で表される温度目盛りである
解説
絶対温度(ケルビン、K)は、セ氏温度(℃)に約273を加えた値で表される温度目盛りで、理論上の最低温度である絶対零度(-273℃)を0Kとします。ボイル・シャルルの法則等は絶対温度を用いて表されます。

他の選択肢が不適切な理由
273を引くという説明は誤りです。また、絶対温度は摂氏0度ではなく絶対零度(約-273℃)を基準(0K)とする目盛りであり、目盛り幅(1度分の大きさ)自体はセ氏温度と同じです(数値の起点だけが異なります)。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。