2026年版・2-4

圧力と流体の基礎の一問一答

消防設備士乙種6類「機械に関する基礎的知識」から、圧力と流体の基礎に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全440問) 機械に関する基礎的知識の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問12-4

物理学における「圧力」の定義として、最も適切なものはどれか。

  • ①単位面積あたりに垂直に作用する力の大きさのことである
  • ②単位時間あたりに移動する流体の体積のこと
  • ③単位体積あたりの物体の質量のことであるとされる
  • ④単位長さあたりに作用する力の大きさのみを表すとされる
答えと解説を見る
正解 ①単位面積あたりに垂直に作用する力の大きさのことである
解説
圧力は、単位面積あたりに垂直に作用する力の大きさを表す量で、単位はパスカル(Pa)です。消火器内部の圧力状態を理解する上での基礎となる概念です。

他の選択肢が不適切な理由
単位時間あたりの体積は「流量」、単位体積あたりの質量は「密度」の説明であり、単位長さあたりの力とも異なります。
問22-4

圧力の単位として、最も適切なものはどれか。

  • ①国際単位系ではパスカル(Pa)が用いられる
  • ②国際単位系ではニュートン(N)が用いられる
  • ③国際単位系ではジュール(J)が用いられる
  • ④国際単位系ではワット(W)が用いられる
答えと解説を見る
正解 ①国際単位系ではパスカル(Pa)が用いられる
解説
圧力の単位は国際単位系(SI)ではパスカル(Pa)で表されます。消火器の指示圧力計にも、この単位(又はMPa)で目盛りが表示されています。

他の選択肢が不適切な理由
ニュートンは力、ジュールは仕事、ワットは仕事率の単位であり、圧力の単位ではありません。
問32-4

「パスカルの原理」の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①密閉容器内の流体に加えた圧力はあらゆる方向に等しく伝わる
  • ②密閉容器内の流体に加えた圧力は上方向にのみ伝わる
  • ③密閉容器内の流体に加えた圧力は下方向にのみ伝わる
  • ④密閉容器内の流体には圧力が全く伝わらないものとされている
答えと解説を見る
正解 ①密閉容器内の流体に加えた圧力はあらゆる方向に等しく伝わる
解説
パスカルの原理は、密閉容器内の流体の一部に加えた圧力が、流体のあらゆる部分に、あらゆる方向に等しい大きさで伝わるという原理です。油圧装置などにも応用されています。

他の選択肢が不適切な理由
上方向のみ、下方向のみ、全く伝わらないという説明はいずれもパスカルの原理の内容として誤りです。
問42-4

蓄圧式消火器の放射の仕組みとパスカルの原理の関係として、最も適切なものはどれか。

  • ①容器内の圧縮ガスの圧力が薬剤全体に均等に伝わり放射できる
  • ②使用時にガス容器を破封して圧力を発生させる仕組みである
  • ③容器内で発生した圧力は液面付近にのみ集中するとされる
  • ④蓄圧式消火器では圧力が一部分にのみ集中して伝わるとされる
答えと解説を見る
正解 ①容器内の圧縮ガスの圧力が薬剤全体に均等に伝わり放射できる
解説
蓄圧式消火器は、本体容器内に消火薬剤と圧縮ガス(窒素ガス等)が封入されており、パスカルの原理により圧力が薬剤全体に均等に伝わることで、レバー操作時に安定して薬剤を放射できます。

他の選択肢が不適切な理由
使用時にガス容器を破封して圧力を発生させる仕組みは加圧式消火器の特徴であり、あらかじめ圧縮ガスが封入されている蓄圧式とは異なります。パスカルの原理では圧力は流体のあらゆる部分・方向に等しく伝わるため、液面付近にのみ集中する、あるいは圧力が一部分にのみ集中して伝わるという説明もいずれも誤りです。
問52-4

大気圧のおおよその値として、最も適切なものはどれか。

  • ①海面付近でおおむね約0.1MPa(1気圧)程度
  • ②海面付近でおおむね約10MPa程度である
  • ③海面付近でおおむね約100MPa程度である
  • ④大気圧という概念は流体力学に存在しないとされる
答えと解説を見る
正解 ①海面付近でおおむね約0.1MPa(1気圧)程度
解説
大気圧は、海面付近でおおむね約0.1MPa(約101kPa、1気圧)とされています。標高が高くなるほど大気圧は低くなります。

他の選択肢が不適切な理由
約10MPaや約100MPaは実際の大気圧よりはるかに大きく、大気圧という概念自体が存在しないという説明も誤りです。
問62-4

水頭圧(水深による圧力)の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①水深が深くなるほど水による圧力は大きくなる
  • ②水深が深くなるほど水による圧力は小さくなる
  • ③水による圧力は水の量(体積)や容器の形状によって決まる
  • ④水による圧力は水面の面積の大きさに応じて変化する
答えと解説を見る
正解 ①水深が深くなるほど水による圧力は大きくなる
解説
水などの液体による圧力(水頭圧)は、水深が深くなるほど大きくなります。これは、より深い位置ほど、その上にある水の重さを支える必要があるためです。

他の選択肢が不適切な理由
水深が深いほど圧力が小さくなるという説明は誤りです。また、水による圧力は水深と水の密度によって定まり、容器の形状や水の量(体積)そのものには左右されません。水面の面積の大きさによって圧力が変化するという説明も誤りです。
問72-4

浮力(アルキメデスの原理)の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①物体が押しのけた流体の重さに等しい浮力を受ける
  • ②物体自体が持つ重さと等しい大きさの浮力を受ける
  • ③物体が押しのけた流体の体積に等しい浮力を受ける
  • ④浮力の大きさは水中で沈む深さに比例して増加する
答えと解説を見る
正解 ①物体が押しのけた流体の重さに等しい浮力を受ける
解説
アルキメデスの原理は、流体中の物体が、その物体が押しのけた流体の重さに等しい大きさの浮力を、鉛直上向きに受けるという原理です。

他の選択肢が不適切な理由
浮力は物体自体の重さではなく、押しのけた流体の重さによって決まります。また、押しのけた流体の体積そのものではなく、その体積分の流体の重さが浮力の大きさとなる点に注意が必要です。物体が完全に水没した後は、沈む深さが変化しても押しのける流体の体積は変わらないため、深さに比例して浮力が増加するという説明も誤りです。
問82-4

気体と液体の圧縮性の違いに関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①液体はほとんど圧縮されないが気体は圧縮されやすい
  • ②液体は気体よりも著しく圧縮されやすいとされている
  • ③液体も気体も全く圧縮されない性質を持つ
  • ④液体も気体も同程度に圧縮されるとされる
答えと解説を見る
正解 ①液体はほとんど圧縮されないが気体は圧縮されやすい
解説
液体は分子間の距離が小さく、圧力を加えてもほとんど体積が変化しない(非圧縮性に近い)のに対し、気体は分子間の距離が大きく、圧力によって体積が大きく変化します(圧縮性が高い)。

他の選択肢が不適切な理由
液体の方が圧縮されやすい、どちらも圧縮されない、同程度に圧縮されるという説明はいずれも誤りです。
問92-4

消火器の「指示圧力計」が示す内容として、最も適切なものはどれか。

  • ①蓄圧式消火器の容器内部の圧力の状態を示す
  • ②加圧式消火器の放射時間の残りを示す
  • ③消火薬剤の重量の残量を示すとされる
  • ④消火器の製造からの経過年数を示すとされる
答えと解説を見る
正解 ①蓄圧式消火器の容器内部の圧力の状態を示す
解説
指示圧力計は、蓄圧式消火器に取り付けられ、容器内部の圧力が適正な範囲(緑色の範囲)にあるかどうかを一目で確認できるようにした計器です。加圧式消火器には通常取り付けられていません。

他の選択肢が不適切な理由
放射時間の残り、薬剤の重量残量、経過年数を示すものではありません。
問102-4

流体の「流量」の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①単位時間あたりに通過する流体の体積や質量のことである
  • ②単位面積あたりに作用する流体の圧力のこととされている
  • ③単位時間あたりに流体が移動する速さのことである
  • ④流体の粘り気の程度を表す性質のことである
答えと解説を見る
正解 ①単位時間あたりに通過する流体の体積や質量のことである
解説
流量は、単位時間あたりに管路等の断面を通過する流体の体積(体積流量)や質量(質量流量)を表す量で、消火器から放射される薬剤の量を考える上でも関係する概念です。

他の選択肢が不適切な理由
単位面積あたりの力は「圧力」の説明です。また、単位時間あたりに流体が移動する速さは「流速」であり流量とは異なる概念で、流体の粘り気の程度を表す「粘度」とも異なります。

消防設備士乙種6類の対策問題(全440問)に戻る

※本ページはアクセス解析のためCookieを利用し、その情報を外部(Google)へ送信しています。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。