2026年版・2-3

材料の強さの一問一答

消防設備士乙種6類「機械に関する基礎的知識」から、材料の強さに関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問12-3

材料力学における「応力」の定義として、最も適切なものはどれか。

  • ①材料の断面積あたりに作用する荷重(内力)の大きさ
  • ②材料の変形量を元の長さで割った比率のことである
  • ③材料が破断するまでに要した時間のことであるとされる
  • ④材料の表面積あたりに作用する熱量のことであるとされる
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正解 ①材料の断面積あたりに作用する荷重(内力)の大きさ
解説
応力は、外力を受けた材料の内部に生じる、単位断面積あたりの内力の大きさを表す量で、材料の強さを評価する基本的な指標です。

他の選択肢が不適切な理由
変形量の比率は「ひずみ」の説明であり、破断までの時間や熱量とも異なります。
問22-3

材料力学における「ひずみ」の定義として、最も適切なものはどれか。

  • ①材料の変形量を元の長さで割った、単位のない比率である
  • ②材料の断面積あたりに作用する荷重の大きさのことである
  • ③材料が塑性変形を始める温度のことであるとされている
  • ④材料の重さを体積で割った密度のことであるとされている
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正解 ①材料の変形量を元の長さで割った、単位のない比率である
解説
ひずみは、材料に生じた変形量(伸びや縮み)を、変形前の元の長さで割って求める無次元(単位を持たない)の量で、応力とあわせて材料の強さを評価する基本量です。

他の選択肢が不適切な理由
断面積あたりの荷重は「応力」の説明であり、温度や密度とも異なります。
問32-3

「許容応力」の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①安全に使用できる上限として、あらかじめ定めた応力の値である
  • ②材料が実際に破断する瞬間における応力の値のことをいう
  • ③材料が弾性変形から塑性変形に移る境目の応力の値のことをいう
  • ④安全に使用できる下限として、あらかじめ定めた応力の値である
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正解 ①安全に使用できる上限として、あらかじめ定めた応力の値である
解説
許容応力は、材料が破壊に至る応力(引張強さ等)に対して十分な余裕(安全率)を見込み、安全に使用できる上限として定めた応力の値です。

他の選択肢が不適切な理由
破断する瞬間の応力は「引張強さ」、弾性変形から塑性変形に移る境目の応力は「降伏点」の説明であり、許容応力とは異なります。また、許容応力は安全に使用できる上限を定めるものであり、下限を定めるものではありません。
問42-3

「安全率」の一般的な計算式として、最も適切なものはどれか。

  • ①引張強さを許容応力で割ることによって求められる値である
  • ②許容応力を引張強さで掛けた値として定義されるとされている
  • ③材料の重さを体積で割った値として定義されるとされている
  • ④材料の長さを断面積で掛けた値として定義されるとされている
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正解 ①引張強さを許容応力で割ることによって求められる値である
解説
安全率は、材料が破壊に至る強さ(引張強さ等)を、実際に使用する許容応力で割って求める値で、値が大きいほど安全性に余裕があることを示します。

他の選択肢が不適切な理由
掛け算による定義、重さを体積で割る(密度の考え方)、長さと断面積を掛ける説明はいずれも安全率の計算式として誤りです。
問52-3

「弾性変形」の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①力を取り除くと元の形状に戻る変形のこととされる
  • ②力を取り除いても元の形状に戻らない変形のことである
  • ③力を取り除くと、時間差で元の形状に戻る変形のことである
  • ④力が変わっても、変形の量は一定に保たれる現象
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正解 ①力を取り除くと元の形状に戻る変形のこととされる
解説
弾性変形は、材料に加えた力を取り除くと、元の形状に戻る変形のことです。ばねが伸び縮みしても元に戻るのが典型例です。

他の選択肢が不適切な理由
力を取り除いても戻らない変形は「塑性変形」です。弾性変形は力を取り除くと直ちに元の形状に戻る変形であり、時間差を置いて徐々に戻るものではありません。また、弾性域では力の大きさと変形量は比例関係(フックの法則)にあるため、力の大きさが変わっても変形量が一定に保たれるわけではありません。
問62-3

「塑性変形」の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①力を取り除いても元の形状に戻らない永久的な変形である
  • ②力を取り除くと元の形状に戻る一時的な変形である
  • ③力を取り除くと、元の形状の半分程度まで戻る変形のことである
  • ④力を加えている間だけ生じ、取り除くと消える変形のことである
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正解 ①力を取り除いても元の形状に戻らない永久的な変形である
解説
塑性変形は、材料に加える力が一定の限度(降伏点)を超えた場合に生じる、力を取り除いても元に戻らない永久的な変形です。

他の選択肢が不適切な理由
力を取り除くと元に戻る変形は「弾性変形」です。塑性変形は永久的な変形であり、一定の割合だけ戻ったり、力を加えている間だけ生じて取り除くと消えたりするものではありません。
問72-3

「フックの法則」の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①弾性域では応力とひずみが比例関係にある
  • ②弾性域でも応力とひずみは反比例する
  • ③弾性率は、材料の種類によらず同じ値になる
  • ④応力はひずみの2乗に比例するとされている
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正解 ①弾性域では応力とひずみが比例関係にある
解説
フックの法則は、材料が弾性変形している範囲(弾性域)では、応力とひずみが比例関係にあるという法則です。この比例定数は材料ごとの弾性率(ヤング率)として表されます。

他の選択肢が不適切な理由
弾性域における応力とひずみは反比例ではなく比例の関係にあります。また、その比例定数である弾性率は材料の種類ごとに異なる値であり、すべての材料で共通ではありません。2乗に比例する関係でもありません。
問82-3

材料の「引張強さ」の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①材料が破断するまでに耐えることができる最大の応力である
  • ②材料が変形を開始する最小の応力のことであるとされている
  • ③材料が破断した後に測定される、残留応力のことである
  • ④弾性変形の範囲内で材料が耐えられる最大の応力のことである
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正解 ①材料が破断するまでに耐えることができる最大の応力である
解説
引張強さは、材料を引っ張る試験において、破断に至るまでに材料が耐えられる最大の応力を指します。安全率や許容応力を定める際の基準となります。

他の選択肢が不適切な理由
変形を開始する最小の応力は「降伏点」に近い概念です。引張強さは破断に至るまでの最大応力であり、破断した後に測定される残留応力ではありません。また、引張強さは弾性域を超えた塑性変形の末に生じる最大応力であるため、弾性変形の範囲内に限定されるものでもありません。
問92-3

消火器の本体容器に「安全率」が設けられる理由として、最も適切なものはどれか。

  • ①想定外の圧力変動等に対しても十分な安全性を確保するため
  • ②実際にかかる使用圧力を、そのまま許容応力として設定するため
  • ③引張強さと許容応力の差を、できる限り小さくするため
  • ④使用者が誤って高圧のガスを充填した場合にのみ対応するため
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正解 ①想定外の圧力変動等に対しても十分な安全性を確保するため
解説
消火器の本体容器は、内部の圧力に耐えられるよう、想定される最大圧力に対して十分な安全率を見込んで設計されており、規格省令でも耐圧試験の基準が定められています。

他の選択肢が不適切な理由
使用圧力をそのまま許容応力に設定すると安全の余裕がなくなり、引張強さと許容応力の差(安全率)を小さくすることも安全性を損ないます。安全率は特定の誤使用のみに対応するものではなく、想定外の圧力変動等を広く見込んだ安全マージンです。
問102-3

材料力学における「延性」の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①大きく変形しても破断しにくい、粘り強い性質のことである
  • ②わずかな変形で容易に破断してしまう性質のことであるとされる
  • ③外力を取り除くと、変形が完全に元に戻る性質のことである
  • ④材料の硬さを表す指標そのものを指す性質のことである
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正解 ①大きく変形しても破断しにくい、粘り強い性質のことである
解説
延性は、材料が大きく変形(伸び)しても破断しにくい、粘り強い性質のことです。延性が高い材料は、破壊の予兆(大きな変形)を伴うため、突然の破壊を避けやすいという利点があります。

他の選択肢が不適切な理由
わずかな変形で破断する性質は「脆性」であり、延性とは対照的な性質です。外力を除くと完全に元に戻る性質は「弾性」、硬さを表す指標は「硬度」であり、いずれも延性とは異なる概念です。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。