2026年版・1-3

消防用設備の設置維持の一問一答

消防設備士乙種6類「消防関係法令」から、消防用設備の設置維持に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全440問) 消防関係法令の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問11-3

消防法令上、消防用設備等の分類として、最も適切な組み合わせはどれか。

  • ①消火設備・警報設備・避難設備・消防用水・消火活動上必要な施設
  • ②建築設備等・電気設備・給排水設備・空調換気設備・衛生設備一式
  • ③消火設備・避難設備・消防用水・特殊消防用設備等の4区分のみに分類される
  • ④消火設備・警報設備・避難設備の3種類のみに大別され、他の区分は存在しない
答えと解説を見る
正解 ①消火設備・警報設備・避難設備・消防用水・消火活動上必要な施設
解説
消防用設備等は、消防法令上「消火設備」「警報設備」「避難設備」(これらを合わせて「消防の用に供する設備」といいます)に加え、「消防用水」「消火活動上必要な施設」を合わせた区分に大別されます。消火器は消火設備に分類されます。

他の選択肢が不適切な理由
建築設備等・電気設備・給排水設備等の区分は建築・設備工学上の分類であり、消防法令上の消防用設備等の区分ではありません。「消火設備・避難設備・消防用水・特殊消防用設備等の4区分のみ」も誤りで、特殊消防用設備等は基準の代替として認められる特殊な設備であり、警報設備や消火活動上必要な施設も別途正規の区分として存在します。「消火設備・警報設備・避難設備の3種類のみ」も誤りで、消防用水や消火活動上必要な施設も独立した区分として存在します。
問21-3

「消火設備」に分類される消防用設備等の例として、最も適切なものはどれか。

  • ①消火器及び屋内消火栓設備などの消火のための設備
  • ②避難はしごや緩降機などの避難のための誘導用器具
  • ③自動火災報知設備などの警報のための通報用設備
  • ④非常用コンセント設備などの消火活動用の施設
答えと解説を見る
正解 ①消火器及び屋内消火栓設備などの消火のための設備
解説
消火設備には、消火器のほか屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、各種消火設備(水噴霧・泡・不活性ガス・ハロゲン化物・粉末)、屋外消火栓設備などが含まれます。

他の選択肢が不適切な理由
避難はしご等は避難設備、自動火災報知設備は警報設備、非常用コンセント設備は消火活動上必要な施設にそれぞれ分類されます。
問31-3

「警報設備」に分類される消防用設備等の例として、最も適切なものはどれか。

  • ①自動火災報知設備やガス漏れ火災警報設備などの設備
  • ②連結散水設備や連結送水管など消火活動用の各種施設
  • ③救助袋や避難ロープなど避難のための各種器具
  • ④泡消火設備や粉末消火設備など消火用の各種設備
答えと解説を見る
正解 ①自動火災報知設備やガス漏れ火災警報設備などの設備
解説
警報設備には、自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、漏電火災警報器、消防機関へ通報する火災報知設備などが含まれます。乙種6類消防設備士が扱う消火器は消火設備に分類されます。

他の選択肢が不適切な理由
連結散水設備等は消火活動上必要な施設、救助袋等は避難設備、泡消火設備等は消火設備に分類されます。
問41-3

「避難設備」に分類される消防用設備等の例として、最も適切なものはどれか。

  • ①金属製避難はしごや救助袋、緩降機などの器具
  • ②屋外消火栓設備やスプリンクラー設備などの設備
  • ③漏電火災警報器などの警報のための設備
  • ④排煙設備や連結送水管などの活動用施設
答えと解説を見る
正解 ①金属製避難はしごや救助袋、緩降機などの器具
解説
避難設備には、金属製避難はしご、救助袋、緩降機、すべり台、誘導灯及び誘導標識などが含まれます。乙種5類消防設備士が主にこれらの設備を扱います。

他の選択肢が不適切な理由
屋外消火栓設備等は消火設備、漏電火災警報器は警報設備、排煙設備等は消火活動上必要な施設に分類されます。
問51-3

「消火活動上必要な施設」に分類される設備の例として、最も適切なものはどれか。

  • ①排煙設備や連結送水管、非常コンセント設備など
  • ②消火器や屋内消火栓設備などの消火のための設備
  • ③誘導灯や誘導標識など避難のための設備
  • ④自動火災報知設備など警報のための設備
答えと解説を見る
正解 ①排煙設備や連結送水管、非常コンセント設備など
解説
消火活動上必要な施設は、消防隊が消火活動を行う際に利用する施設で、排煙設備、連結散水設備、連結送水管、非常コンセント設備、無線通信補助設備などが含まれます。

他の選択肢が不適切な理由
消火器等は消火設備、誘導灯等は避難設備、自動火災報知設備は警報設備に分類されます。
問61-3

消防用設備等の基準が改正された場合の、既存の防火対象物への適用に関する原則として、最も適切なものはどれか。

  • ①新基準は建築後10年を超える建物にのみ遡って適用される
  • ②原則不遡及だが一部設備は既存にも遡って適用される
  • ③新基準の既存建物への遡及適用は所有者の同意を得た場合に限る
  • ④既存建物は建て替えるまで検査自体を受けなくてよい
答えと解説を見る
正解 ②原則不遡及だが一部設備は既存にも遡って適用される
解説
消防用設備等の基準が改正された場合、既存の防火対象物には原則として改正前の基準(従前の基準)が適用されますが、消火器や自動火災報知設備など一部の設備は、人命に関わる重要性から改正後の基準が既存の防火対象物にも遡って適用されます。

他の選択肢が不適切な理由
「新基準は建築後10年を超える建物にのみ遡って適用される」は誤りで、遡及適用の可否は建物の築年数ではなく、消火器など設備の種類や防火対象物の区分によって定まります。既存建物であっても検査自体が不要になるわけではありません。「新基準の既存建物への遡及適用は所有者の同意を得た場合に限る」も誤りで、該当する設備については所有者の同意の有無にかかわらず法令上当然に遡及適用されます。
問71-3

防火対象物の用途が変更された場合の消防用設備等の基準適用に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①基準の見直しは延べ面積が変化した場合に限られる
  • ②用途変更後の用途区分に応じた基準が適用され得る
  • ③用途変更の届出義務は所有者でなく担当した建築士のみが負う
  • ④用途変更後に危険性が高まっても設備の追加設置は不要とされる
答えと解説を見る
正解 ②用途変更後の用途区分に応じた基準が適用され得る
解説
防火対象物の用途が変更されると、変更後の用途区分に応じた消防用設備等の設置基準が適用される場合があります。特に特定防火対象物への用途変更では、より厳しい基準への適合が求められることがあります。

他の選択肢が不適切な理由
「基準の見直しは延べ面積が変化した場合に限られる」は誤りで、用途のみの変更であっても用途区分に応じた基準の適用が生じ得ます。「届出義務は所有者でなく担当した建築士のみが負う」も誤りで、届出義務を負うのは防火対象物の関係者(所有者等)です。「危険性が高まっても設備の追加設置は不要」も誤りで、より危険性の高い用途への変更時には設備の追加設置が求められることがあります。
問81-3

防火対象物の増改築時における消防用設備等の基準適用の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①増改築の規模等によっては現行基準への適合が求められる
  • ②前回の点検から5年以内なら現行基準への適合を求められない
  • ③延べ面積10平方メートルの増加で現行基準への適合が求められる
  • ④増改築の届出は消防機関への提出が不要とされている
答えと解説を見る
正解 ①増改築の規模等によっては現行基準への適合が求められる
解説
床面積の増加など一定規模以上の増改築が行われた場合、既存部分を含めて現行の消防用設備等の基準への適合が求められることがあります。増改築の規模が小さい場合はこの限りではありません。

他の選択肢が不適切な理由
「前回の点検から5年以内なら現行基準への適合を求められない」は誤りで、現行基準適合の要否は点検からの経過年数ではなく、増改築の規模(床面積の増加割合等)によって判断されます。「延べ面積10平方メートルの増加で現行基準への適合が求められる」も誤りで、わずかな面積増加のみで一律に建物全体への適合が求められるわけではなく、政令で定める一定規模を超えるかどうかで判断されます。増改築の届出自体は消防機関へ必要です。
問91-3

消防長又は消防署長が行う「設備等設置維持命令」に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①消防用設備等の点検のうち一部は資格がなくても実施できる
  • ②基準に適合しない場合に是正を命じることができる制度
  • ③防火対象物の使用を全面的に禁止する命令を指すものである
  • ④防火管理者の解任及び再選任を命じる制度を指すもの
答えと解説を見る
正解 ②基準に適合しない場合に是正を命じることができる制度
解説
消防用設備等が技術上の基準に適合していないと認められる場合、消防長又は消防署長は防火対象物の関係者に対し、設備の設置・維持に関し必要な措置を命じることができます。これを設備等設置維持命令といいます。

他の選択肢が不適切な理由
「防火対象物の使用を全面的に禁止する命令を指すものである」は誤りで、それは設備等設置維持命令とは異なる別の行政処分(使用禁止命令等)であり、設備等設置維持命令はあくまで設備の設置・維持に関する是正を命じるものです。「防火管理者の解任及び再選任を命じる制度を指すもの」も誤りで、設備等設置維持命令は設備の基準適合に関する命令であり、防火管理者の人事に関する命令ではありません。
問101-3

市町村条例による消防用設備等の基準の「附加」に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①付加条例は新種類の設備義務の追加に限られる
  • ②市町村は条例で消防用設備等の基準を独自に強化できる
  • ③付加条例の制定には消防庁長官の個別許可が必要とされる
  • ④付加条例は国の法令改正がなければ制定できない
答えと解説を見る
正解 ②市町村は条例で消防用設備等の基準を独自に強化できる
解説
市町村は、その地域の実情に応じて、政令で定める基準よりも厳しい基準を条例で付加することができます(付加条例)。これにより地域特性を踏まえたより高い防火安全性を確保することが可能です。

他の選択肢が不適切な理由
「付加条例は新種類の設備義務の追加に限られる」は誤りで、付加条例で定められる内容は新設備の追加に限られず、数値基準の引き上げなど基準の強化全般を含みます。「付加条例の制定には消防庁長官の個別許可が必要とされる」も誤りで、市町村は自らの立法手続(議会の議決等)により付加条例を制定でき、個別の許可は不要です。国の法令改正がなくても市町村独自に制定できます。

消防設備士乙種6類の対策問題(全440問)に戻る

※本ページはアクセス解析のためCookieを利用し、その情報を外部(Google)へ送信しています。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。