2026年版・4-3

点検器具・測定器具の使用方法の一問一答

消防設備士乙種4類「鑑別等(実技対策)」から、点検器具・測定器具の使用方法に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問14-3

伸縮式のポールの先端に、電熱線で発熱させた部分を持つ試験器具を取り付け、天井の感知器にかぶせて動作を確認する作業を行っている。この試験器具の名称として最も適切なものはどれか。

  • ①加熱試験器
  • ②加煙試験器
  • ③減光フィルター
  • ④絶縁抵抗計
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正解 ①加熱試験器
解説
加熱試験器は、電熱線で発生させた熱を伸縮ポールの先端から差動式・定温式スポット型などの熱感知器にかぶせるように当てて、規定時間内に作動するかどうかを確認するために用いる試験器具です。

他の選択肢が不適切な理由
加煙試験器は煙感知器の試験に発煙材を用いる器具です。減光フィルターは光電式分離型感知器の光路を遮る試験に用います。絶縁抵抗計は電気配線の絶縁状態を測定する器具であり、いずれも熱を発生させる器具ではありません。
問24-3

伸縮式のポールの先端に取り付けたカップ状の器具に、指定された発煙材を入れて煙を発生させ、天井の感知器にかぶせて作動を確認する作業を行っている。この試験器具の名称として最も適切なものはどれか。

  • ①加熱試験器
  • ②加煙試験器
  • ③感知器感度試験器
  • ④減光フィルター
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正解 ②加煙試験器
解説
加煙試験器は、試験器ごとに指定された発煙材を用いて煙を発生させ、煙感知器(イオン化式・光電式スポット型)にかぶせることで、規定時間内に作動するかどうかを確認するために用いる試験器具です。

他の選択肢が不適切な理由
加熱試験器は熱感知器の試験に電熱を用いる器具です。感知器感度試験器は感知器を取り外して感度を数値で測定する器具です。減光フィルターは光電式分離型感知器の光路試験に用いる器具です。
問34-3

対向設置された光電式分離型感知器の送光部と受光部の間の光路(光軸)上に、一定の減光率を持つ器具を差し入れて、感知器が正しく作動するかどうかを確認する試験を行っている。この試験に用いる器具の名称として最も適切なものはどれか。

  • ①加煙試験器
  • ②加熱試験器
  • ③減光フィルター
  • ④絶縁抵抗計
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正解 ③減光フィルター
解説
減光フィルターは、光電式分離型感知器の送光部と受光部の間の光路上に挿入し、一定の減光率を人為的に作り出すことで、公称監視距離の範囲内で正しく火災信号を発するかどうかを確認するために用いる器具です。

他の選択肢が不適切な理由
加煙試験器・加熱試験器はスポット型感知器の試験に用いる器具で、光路を遮る用途はありません。絶縁抵抗計は電気配線の絶縁状態を測定する器具であり、光路の減光とは無関係です。
問44-3

煙感知器を天井から取り外し、専用の試験器に接続して、作動するために必要な煙の濃度(感度)を数値として測定する作業を行っている。この試験器の名称として最も適切なものはどれか。

  • ①加煙試験器
  • ②減光フィルター
  • ③絶縁抵抗計
  • ④感知器感度試験器
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正解 ④感知器感度試験器
解説
感知器感度試験器は、煙感知器を実際に取り外したうえで専用の試験器に接続し、作動に必要な煙の濃度など感度の程度を数値として測定するために用いる試験器具です。

他の選択肢が不適切な理由
加煙試験器は感知器を取り外さずに天井面で作動の有無を確認する器具です。減光フィルターは光電式分離型感知器の光路試験に用います。絶縁抵抗計は電気配線の絶縁状態を測定する器具です。
問54-3

感知器回路の配線とアース間の絶縁状態を確認するため、直流250Vを印加できる測定器を配線に接続して抵抗値を測定する作業を行っている。この測定器の名称として最も適切なものはどれか。

  • ①絶縁抵抗計(メガー)
  • ②回路計(テスター)
  • ③騒音計
  • ④感知器感度試験器
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正解 ①絶縁抵抗計(メガー)
解説
絶縁抵抗計(メガー)は、直流の試験電圧を印加して配線とアース間や配線相互間の絶縁抵抗を測定する器具で、感知器回路では1経路(共通線を除く)ごとに直流250Vで測定し、0.1MΩ以上であることを確認します。

他の選択肢が不適切な理由
回路計(テスター)は主に導通や電圧の確認に用いる器具です。騒音計は地区音響装置の音圧測定に用います。感知器感度試験器は煙感知器の感度測定に用いる器具であり、いずれも絶縁抵抗を測定する器具ではありません。
問64-3

差動式分布型感知器(空気管式)の検出部に接続されたテストポンプで空気管に空気を注入し、規定の時間内に受信機が火災表示を行うかどうかを確認する試験を行っている。この試験の名称として最も適切なものはどれか。

  • ①流通試験
  • ②火災作動試験
  • ③接点水高試験
  • ④絶縁抵抗試験
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正解 ②火災作動試験
解説
火災作動試験は、差動式分布型感知器(空気管式)の空気管にテストポンプで空気を注入し、その空気膨張により規定時間内に検出部が作動して受信機が火災表示を行うかどうかを確認する試験です。

他の選択肢が不適切な理由
流通試験は空気管の詰まりや漏れの有無をマノメーターで確認する試験、接点水高試験は検出部の接点間隔をマノメーターで確認する試験であり、いずれも空気の注入によって受信機の作動時間を確認する試験ではありません。絶縁抵抗試験は電気配線の絶縁状態を確認する試験です。
問74-3

差動式分布型感知器(空気管式)の検出部にマノメーター(水高計)を接続し、空気管内に空気を注入した後の水位の下がり方から、空気管に詰まりや漏れがないかを確認する試験を行っている。この試験の名称として最も適切なものはどれか。

  • ①火災作動試験
  • ②接点水高試験
  • ③流通試験
  • ④感度試験
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正解 ③流通試験
解説
流通試験は、空気管の一端からテストポンプで空気を注入し、マノメーターの水位の変化する時間を測定することで、空気管に詰まりや漏れなどの異常がないかを確認する試験です。

他の選択肢が不適切な理由
火災作動試験は受信機が規定時間内に火災表示を行うかを確認する試験です。接点水高試験は検出部内部の接点間隔(水高)を確認する試験です。感度試験は主に煙感知器の作動濃度を確認する試験であり、いずれも空気管自体の詰まり・漏れを確認する試験ではありません。
問84-3

騒音計を地区音響装置の中心から1m離れた位置に構え、鳴動させた状態で音圧を測定する作業を行っている。測定の目的として最も適切なものはどれか。

  • ①感知器が実際に作動を開始するまでの時間を確認するため
  • ②配線とアース間の絶縁抵抗の値を確認するため
  • ③受信機に内蔵された予備電源の電圧を確認するため
  • ④音圧が規定値(90dB以上)を満たすかを確認するため
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正解 ④音圧が規定値(90dB以上)を満たすかを確認するため
解説
地区音響装置は、中心から1m離れた位置で90dB以上(音声によるものは92dB以上)の音圧を発することとされており、騒音計を用いてこの基準を満たしているかを確認するために音圧測定を行います。

他の選択肢が不適切な理由
感知器の作動時間の確認には加熱試験器や加煙試験器を用います。配線の絶縁抵抗の確認には絶縁抵抗計を用います。予備電源の電圧確認には電圧計等を用いるため、いずれも騒音計による音圧測定の目的ではありません。
問94-3

発信機の押しボタンを実際に押し込み、受信機側で地区表示灯の点灯・主音響装置の鳴動・応答確認灯の点灯(P型1級の場合)が正しく行われるかを確認する作業を行っている。この試験の目的として最も適切なものはどれか。

  • ①発信機から受信機までの伝達経路が正常かを確認するため
  • ②感知器の熱に対する感度を正確に数値として測定するため
  • ③空気管に詰まりや漏れがないかを確認するため
  • ④受信機の配線における絶縁抵抗を測定するため
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正解 ①発信機から受信機までの伝達経路が正常かを確認するため
解説
発信機の押しボタン試験は、実際に押しボタンを操作して火災信号を発信し、受信機側での地区表示・主音響鳴動・応答確認灯の点灯などが正しく行われるかを確認することで、発信機から受信機までの伝達経路が正常であるかを確認する試験です。

他の選択肢が不適切な理由
感知器の感度測定には感知器感度試験器を用います。空気管の詰まりの確認には流通試験を行います。受信機の絶縁抵抗測定には絶縁抵抗計を用いるため、いずれも発信機の押しボタン試験の目的ではありません。
問104-3

加熱試験器・加煙試験器の点検を行う際、これらの試験器具自体の管理について確認すべき事項として、最も適切なものはどれか。

  • ①試験器具は校正を受けなくても永久に使用できると考える
  • ②製造からおおむね10年以内に校正を受けたものかを確認する
  • ③試験器具の外観に変色がなければ校正の確認は不要と考える
  • ④試験器具は毎回廃棄し、新品に交換しなければならないと考える
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正解 ②製造からおおむね10年以内に校正を受けたものかを確認する
解説
加熱試験器・加煙試験器などの試験器具は、使用を重ねることで発熱量や発煙量に狂いが生じるおそれがあるため、製造からおおむね10年以内に校正を受けたものであるかを確認したうえで点検に使用する必要があります。

他の選択肢が不適切な理由
試験器具は経年劣化により狂いが生じうるため校正確認が必要であり、永久に使用できるという説明は誤りです。外観の変色の有無や毎回の新品交換は、校正の要否を判断する基準ではありません。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。