2026年版・3-8

炎感知器の一問一答

消防設備士乙種4類「自動火災報知設備等の構造・機能・整備」から、炎感知器に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-8

炎感知器の基本的な作動原理に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①炎から放射される紫外線又は赤外線の変化を受光素子で検出し、火災信号を発信する
  • ②周囲の温度上昇率が一定の率以上になったことを検出し、火災信号を発信する
  • ③周囲の煙濃度が一定以上になったことを光の乱反射により検出し、火災信号を発信する
  • ④内蔵する放射性物質によって生じるイオン電流の変化を検出し、火災信号を発信する
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正解 ①炎から放射される紫外線又は赤外線の変化を受光素子で検出し、火災信号を発信する
解説
炎感知器は、火災の炎から放射される紫外線又は赤外線の変化を受光素子で検出し、火災信号を発信する感知器である。

他の選択肢が不適切な理由
温度上昇率を検出するのは差動式感知器の原理である。煙濃度を光の乱反射により検出するのは光電式煙感知器の原理である。放射性物質によるイオン電流の変化を検出するのはイオン化式スポット型感知器の原理であり、いずれも炎感知器の作動原理ではない。
問23-8

紫外線式スポット型感知器の検出対象に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①炎から放射される紫外線の変化を受光素子で検出して作動する
  • ②炎から放射される赤外線の変化を受光素子で検出して作動する
  • ③周囲の煙の濃度変化を光の減光によって検出して作動する
  • ④周囲の温度が一定の値以上になったことを検出して作動する
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正解 ①炎から放射される紫外線の変化を受光素子で検出して作動する
解説
紫外線式スポット型感知器は、火災の炎から放射される紫外線の変化を受光素子で検出して火災信号を発信する炎感知器である。

他の選択肢が不適切な理由
赤外線の変化を検出するのは赤外線式スポット型感知器の役割である。煙の濃度変化を光の減光で検出するのは光電式分離型感知器の役割である。周囲の温度を検出するのは熱感知器の役割であり、いずれも紫外線式スポット型感知器の検出対象ではない。
問33-8

赤外線式スポット型感知器の検出対象に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①炎から放射される赤外線の変化を受光素子で検出して作動する
  • ②炎から放射される紫外線の変化を受光素子で検出して作動する
  • ③周囲の温度上昇率が一定の率以上になったことを検出して作動する
  • ④放射性物質によるイオン電流の変化を検出して作動する
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正解 ①炎から放射される赤外線の変化を受光素子で検出して作動する
解説
赤外線式スポット型感知器は、火災の炎から放射される赤外線の変化を受光素子で検出して火災信号を発信する炎感知器である。

他の選択肢が不適切な理由
紫外線の変化を検出するのは紫外線式スポット型感知器の役割である。温度上昇率を検出するのは差動式感知器の原理である。放射性物質によるイオン電流の変化を検出するのはイオン化式スポット型感知器の原理であり、いずれも赤外線式スポット型感知器の検出対象ではない。
問43-8

紫外線赤外線併用式スポット型感知器の特徴に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①紫外線と赤外線の両方の変化を検出した場合に発信し、誤作動の防止を図っている
  • ②紫外線又は赤外線のいずれか一方でも検出すれば、直ちに火災信号を発信する構造である
  • ③紫外線と赤外線のいずれも検出せず、煙の濃度のみを検出して作動する構造である
  • ④紫外線と赤外線を交互に切り替えながら検出し、常に一方のみを利用する構造である
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正解 ①紫外線と赤外線の両方の変化を検出した場合に発信し、誤作動の防止を図っている
解説
紫外線赤外線併用式スポット型感知器は、紫外線と赤外線の両方の変化を検出した場合に火災信号を発信する構造とすることで、片方の検出のみでは生じやすい誤作動を防ぎ、より確実に炎を検知できるようにしている。

他の選択肢が不適切な理由
いずれか一方の検出のみで直ちに発信する構造は、単独の紫外線式又は赤外線式に近い考え方であり、併用式の特徴とは異なる。煙濃度のみを検出する構造は炎感知器としての機能に反する。紫外線と赤外線を交互に切り替えて常に一方のみを利用する構造でもない。
問53-8

炎感知器の公称監視距離に関する規格省令上の基準として、最も適切なものはどれか。

  • ①20メートル未満は1メートル刻み、20メートル以上は5メートル刻みで定める
  • ②10メートル未満は1メートル刻み、10メートル以上は10メートル刻みで定める
  • ③炎感知器の公称監視距離は5メートル刻みで一律に定めることとされる
  • ④公称監視距離に関する規定はなく、任意に定めることができるとされている
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正解 ①20メートル未満は1メートル刻み、20メートル以上は5メートル刻みで定める
解説
炎感知器の公称監視距離は、視野角ごとに定めるものとされ、20メートル未満のものは1メートル刻み、20メートル以上のものは5メートル刻みで定めることとされている。

他の選択肢が不適切な理由
10メートルを境とする刻みの基準は定められていない。5メートル刻みで一律に定めるという記述も基準と異なる。公称監視距離の刻みは明確に定められており、任意に定めてよいものではない。
問63-8

炎感知器の設置場所による区分(屋内型・屋外型・道路型)に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①設置環境に応じて屋内型・屋外型・道路型に区分され、それぞれ試験条件が異なる
  • ②この区分は取付け面の高さのみを表すものであり、環境条件とは無関係である
  • ③屋内型・屋外型・道路型のいずれについても、公称監視距離を定める必要はないとされる
  • ④道路型は主に地下街の階段に設置するために設けられた区分であるとされている
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正解 ①設置環境に応じて屋内型・屋外型・道路型に区分され、それぞれ試験条件が異なる
解説
炎感知器は、直射日光や風雨等の環境条件が異なる設置場所に対応できるよう屋内型・屋外型・道路型に区分され、それぞれの区分に応じた試験条件のもとで性能が確認されている。

他の選択肢が不適切な理由
この区分は環境条件に応じたものであり、取付け面の高さのみを表すものではない。屋内型・屋外型・道路型のいずれも公称監視距離を定めることが求められており、定める必要がないという記述は誤りである。道路型は主にトンネルや高架道路等の道路上を監視する区分であり、地下街の階段専用の区分ではない。
問73-8

アトリウムのような天井の高い吹き抜け空間に炎感知器が用いられることが多い理由として、最も適切なものはどれか。

  • ①取付け面の高さの制限を受けにくく、高い天井でも火炎を検知できるため
  • ②公称作動温度が周囲温度より必ず低く設定されており、高温の空間に適しているため
  • ③放射性物質を利用しており、広い空間ほど感度が向上する構造であるため
  • ④歩行距離や垂直距離の基準のみに従って設置する感知器であるとされるため
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正解 ①取付け面の高さの制限を受けにくく、高い天井でも火炎を検知できるため
解説
炎感知器は取付け面の高さによる設置制限を受けにくく、公称監視距離の範囲内で火炎を直接検知できることから、天井が高く熱感知器や煙感知器では有効な検知が難しいアトリウム等の吹き抜け空間に用いられることが多い。

他の選択肢が不適切な理由
公称作動温度は熱感知器に関する概念であり、炎感知器には適用されない。放射性物質を利用する構造でもない。炎感知器は公称監視距離や視野角に基づいて設置されるものであり、歩行距離や垂直距離の基準のみに従うものではない。
問83-8

屋外に設置する炎感知器に求められる性能に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①直射日光や風雨等の環境下でも、誤作動を生じにくい耐候性等の性能が求められる
  • ②屋外専用の感知器には、火災を検知する機能自体は求められていない
  • ③屋外に設置する感知器は、電源を必要としない完全な機械式でなければならない
  • ④屋外用の炎感知器についても、公称監視距離を定める規定は適用されないとされる
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正解 ①直射日光や風雨等の環境下でも、誤作動を生じにくい耐候性等の性能が求められる
解説
屋外に設置する炎感知器(屋外型)は、直射日光や風雨、温度変化等の屋外特有の環境条件下に置かれても誤作動を生じにくいよう、屋内型とは異なる耐候性等の試験条件のもとで性能が確認されている。

他の選択肢が不適切な理由
屋外専用の感知器であっても火災を検知する機能は当然に求められる。電源を必要としない完全な機械式でなければならないという規定はない。屋外用の炎感知器にも公称監視距離を定めることが求められている。
問93-8

炎感知器を設置する際の留意点に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①感知区域内の炎を有効に検知できるよう、視野が遮られない位置に設けること
  • ②感知区域内のあらゆる障害物の背後に隠すように設けることが望ましいとされている
  • ③炎感知器は視野の確保が不要であり、天井裏に埋め込んで設置してもよいとされる
  • ④炎感知器は必ず窓からの直射日光が当たる位置に設置しなければならない
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正解 ①感知区域内の炎を有効に検知できるよう、視野が遮られない位置に設けること
解説
炎感知器は炎から放射される紫外線や赤外線を直接検出する仕組みであるため、感知区域内で発生しうる炎を有効に検知できるよう、棚や設備等の障害物によって視野が遮られない位置に設けることが留意点とされている。

他の選択肢が不適切な理由
障害物の背後に隠すように設けると視野が遮られ有効に検知できなくなるため適切でない。天井裏への埋め込みは視野を確保できず、炎感知器の機能を損なう。窓からの直射日光は誤作動の原因となりうるため、直射日光が当たる位置への設置を必須とする記述は適切でない。
問103-8

炎感知器の設置が適している場所に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①天井が高く、煙感知器や熱感知器では検知が難しい大空間に適している
  • ②天井が極めて低い狭小な居室にのみ設置することが認められているとされる
  • ③湿度が高く結露が生じやすい場所にのみ設置が限定されている
  • ④感知器の中で唯一、非常電源への接続が不要とされる感知器である
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正解 ①天井が高く、煙感知器や熱感知器では検知が難しい大空間に適している
解説
炎感知器は、公称監視距離の範囲内で炎を直接検知できるため、天井が高く、煙感知器や熱感知器では火災を有効に検知することが難しい体育館やアトリウム等の大空間に適した感知器である。

他の選択肢が不適切な理由
狭小な居室にのみ設置が認められているという記述は誤りであり、むしろ大空間で活用されることが多い。湿度が高く結露が生じやすい場所にのみ限定される感知器でもない。炎感知器も自動火災報知設備の一部であり、他の感知器と同様に非常電源に関する規定の対象である。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。