2026年版・3-5

差動式スポット型感知器の一問一答

消防設備士乙種4類「自動火災報知設備等の構造・機能・整備」から、差動式スポット型感知器に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-5

差動式スポット型感知器の作動原理に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①周囲の温度上昇率が一定の率以上になったとき、局所的な熱効果により作動する
  • ②周囲の温度が公称作動温度以上になったときに、その局所的な熱効果により作動する
  • ③周囲の煙の濃度が一定以上になったときに、光の乱反射を検出して作動する
  • ④炎から放射される紫外線又は赤外線の変化を検出して作動するものである
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正解 ①周囲の温度上昇率が一定の率以上になったとき、局所的な熱効果により作動する
解説
差動式スポット型感知器は、周囲の温度上昇率(単位時間当たりの温度上昇の割合)が一定の率以上になったときに、その局所的な熱効果により作動する感知器である。

他の選択肢が不適切な理由
温度が公称作動温度以上になったときに作動するのは定温式感知器の原理である。煙の濃度や光の乱反射を検出するのは煙感知器の原理である。紫外線・赤外線の変化を検出するのは炎感知器の原理であり、差動式スポット型感知器の作動原理ではない。
問23-5

差動式スポット型感知器に設けられているリーク孔(空気孔)の役割として、最も適切なものはどれか。

  • ①暖房等による緩やかな温度上昇の際に空気を逃がし、非火災報を防止する
  • ②感知器内部の結露の発生を防止するため、常時外気を取り込む構造である
  • ③感知器の作動後、内部の空気を排出して速やかに元の状態に復旧させる
  • ④感知器内部の粉じんを排出し、内部を常に清浄に保つ構造である
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正解 ①暖房等による緩やかな温度上昇の際に空気を逃がし、非火災報を防止する
解説
差動式スポット型感知器のリーク孔は、暖房の使用等による緩やかな温度上昇の際に、空気室内の膨張した空気を少しずつ逃がすことで、火災でないにもかかわらず作動してしまう非火災報を防止する役割を持つ。

他の選択肢が不適切な理由
結露防止のために常時外気を取り込むための孔ではない。作動後の復旧のための排気を主目的とした孔でもない。粉じんの排出を主目的とした孔でもなく、いずれもリーク孔の本来の役割とは異なる。
問33-5

差動式スポット型感知器の感度種別に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①1種は2種よりも小さな温度上昇率で作動するように設計されており、感度が高い
  • ②2種は1種よりも小さな温度上昇率で作動するように設計されており、感度が高い
  • ③1種と2種は感度に差がなく、設置できる階数のみが異なるとされている
  • ④差動式スポット型感知器には感度種別による区分は全く存在しないとされる
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正解 ①1種は2種よりも小さな温度上昇率で作動するように設計されており、感度が高い
解説
差動式スポット型感知器は1種・2種に区分され、1種は2種よりも小さな温度上昇率で作動するように設計されており、より感度が高い。

他の選択肢が不適切な理由
2種の方が感度が高いとする記述は原則と逆である。1種と2種は感度に明確な差があり、設置できる階数のみが異なるものではない。差動式スポット型感知器にも感度種別による区分が存在する。
問43-5

差動式スポット型感知器(1種)を耐火構造の防火対象物に設置する場合、取付け面の高さが4メートル未満であるときの1個当たりの感知面積の基準として、正しいものはどれか。

  • ①50平方メートル
  • ②70平方メートル
  • ③90平方メートル
  • ④110平方メートル
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正解 ③90平方メートル
解説
差動式スポット型感知器(1種)を、取付け面の高さが4メートル未満の耐火構造の防火対象物に設置する場合、1個当たりの感知面積の基準は90平方メートルとされている。

他の選択肢が不適切な理由
50平方メートルは同条件における2種の非耐火構造(その他の構造)の基準に近い数値であり、1種・耐火構造の基準ではない。70平方メートルは同条件における2種・耐火構造の基準であり、1種の基準ではない。110平方メートルはいずれの区分の基準にも該当しない。
問53-5

差動式スポット型感知器(2種)を耐火構造以外の防火対象物に設置する場合、取付け面の高さが4メートル未満であるときの1個当たりの感知面積の基準として、正しいものはどれか。

  • ①25平方メートル
  • ②40平方メートル
  • ③70平方メートル
  • ④90平方メートル
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正解 ②40平方メートル
解説
差動式スポット型感知器(2種)を、取付け面の高さが4メートル未満の耐火構造以外の防火対象物に設置する場合、1個当たりの感知面積の基準は40平方メートルとされている。

他の選択肢が不適切な理由
25平方メートルは取付け面の高さが4メートル以上8メートル未満の場合の2種・その他の構造の基準であり、4メートル未満の基準ではない。70平方メートルは2種・耐火構造の基準である。90平方メートルは1種・耐火構造の基準であり、いずれも2種・その他の構造・4メートル未満の基準ではない。
問63-5

差動式スポット型感知器(1種)を耐火構造の防火対象物に設置する場合、取付け面の高さが4メートル以上8メートル未満であるときの1個当たりの感知面積の基準として、正しいものはどれか。

  • ①25平方メートル
  • ②35平方メートル
  • ③45平方メートル
  • ④70平方メートル
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正解 ③45平方メートル
解説
差動式スポット型感知器(1種)を、取付け面の高さが4メートル以上8メートル未満の耐火構造の防火対象物に設置する場合、1個当たりの感知面積の基準は45平方メートルとされている。取付け面が高くなるほど、同じ種別でも感知面積の基準は小さくなる。

他の選択肢が不適切な理由
25平方メートルは2種・その他の構造の基準に近い数値である。35平方メートルは同条件における2種・耐火構造の基準である。70平方メートルは取付け面の高さ4メートル未満の場合の2種・耐火構造の基準であり、4メートル以上8メートル未満・1種の基準ではない。
問73-5

差動式スポット型感知器を設置できる取付け面の高さの上限として、最も適切なものはどれか。

  • ①4メートル未満
  • ②8メートル未満
  • ③15メートル未満
  • ④20メートル未満
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正解 ②8メートル未満
解説
差動式スポット型感知器は、取付け面の高さが8メートル未満の場所に設置することとされている。8メートル以上の高さには、より広い範囲を監視できる差動式分布型感知器等が用いられる。

他の選択肢が不適切な理由
4メートル未満は差動式スポット型感知器を設置できる高さの一部に過ぎず、上限ではない。15メートル未満・20メートル未満は、差動式分布型感知器や煙感知器の一部種別に認められる高さであり、差動式スポット型感知器の上限ではない。
問83-5

差動式スポット型感知器を天井等の取付け面に設置する際の位置に関する基準として、最も適切なものはどれか。

  • ①取付け面の下方0.3メートル以内の位置に設けること
  • ②取付け面の下方0.6メートル以内の位置に設けること
  • ③取付け面から1メートル以上離れた壁面に設けること
  • ④床面に近い位置(床上0.5メートル以下)に設けること
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正解 ①取付け面の下方0.3メートル以内の位置に設けること
解説
差動式スポット型感知器は、天井付近に滞留する熱を有効に感知できるよう、取付け面(天井等)の下方0.3メートル以内の位置に設けることとされている。

他の選択肢が不適切な理由
下方0.6メートル以内は煙感知器等に関わる数値であり、差動式スポット型感知器の基準ではない。取付け面から1メートル以上離れた壁面に設けるという記述も基準に合致しない。床上0.5メートル以下という低い位置に設ける基準でもない。
問93-5

差動式スポット型感知器の取付けに関する留意点として、最も適切なものはどれか。

  • ①感知器は取付け面に対して45度以上傾斜させないように設けること
  • ②感知器は必ず取付け面に対して垂直に(90度に)取り付けなければならない
  • ③感知器の傾斜角度に関する規定はなく、任意の角度で取り付けてよい
  • ④感知器は取付け面から常に0.6メートル以上離して斜めに設置すること
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正解 ①感知器は取付け面に対して45度以上傾斜させないように設けること
解説
差動式スポット型感知器を含む多くのスポット型感知器は、正常に熱や煙を感知できるよう、取付け面に対して45度以上傾斜させないように設けることとされている。

他の選択肢が不適切な理由
取付け面に対して必ず垂直(90度)に取り付けるという規定ではない。傾斜角度に関する規定が存在しないという記述も誤りである。取付け面から常に0.6メートル以上離して斜めに設置するという基準も存在しない。
問103-5

差動式スポット型感知器における火災の検出に利用される物理現象として、最も適切なものはどれか。

  • ①火災の熱で空気室の空気が膨張し、ダイヤフラムを変位させて接点を閉じる現象
  • ②金属の膨張率の違いを利用したバイメタルが反り返り、接点を閉じるという現象
  • ③放射線源からの放射線によって生じるイオン電流が煙により変化するという現象
  • ④炎から放射される紫外線を受光素子が検出し、電気信号へ変換するという現象
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正解 ①火災の熱で空気室の空気が膨張し、ダイヤフラムを変位させて接点を閉じる現象
解説
差動式スポット型感知器の代表的な構造では、火災の熱によって感知器内部の空気室の空気が膨張し、その圧力によってダイヤフラム等を変位させて接点を閉じ、火災信号を発信する。

他の選択肢が不適切な理由
バイメタルの反りを利用する構造は定温式スポット型感知器に多く見られる方式である。放射線源によるイオン電流の変化はイオン化式スポット型感知器の原理である。紫外線を検出する仕組みは炎感知器の原理であり、差動式スポット型感知器とは異なる。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。