2026年版・3-2

受信機の種類と構造(P型・R型)の一問一答

消防設備士乙種4類「自動火災報知設備等の構造・機能・整備」から、受信機の種類と構造(P型・R型)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-2

P型受信機の基本的な信号の受信方式に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①感知器や発信機からの信号を、警戒区域ごとの回線の電気的な信号として個別に受信する
  • ②感知器ごとに固有の識別信号を与え、一本の伝送路で多数の警戒区域情報を一括受信する
  • ③感知器からの温度や煙濃度の情報を常時アナログ値として受信し、警戒区域を自動的に特定する
  • ④無線通信によって感知器からの信号を受信し、有線配線を必要とせずに警戒区域を識別する
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正解 ①感知器や発信機からの信号を、警戒区域ごとの回線の電気的な信号として個別に受信する
解説
P型受信機は、警戒区域ごとに割り当てられた回線の電気的な信号(電流・電圧の変化等)を個別に受信し、どの警戒区域で火災が発生したかを判別する方式を採る。

他の選択肢が不適切な理由
感知器ごとに固有の識別信号を与えて共通の伝送路で扱う方式はR型受信機の特徴である。温度や煙濃度をアナログ値として受信する方式はアナログ式受信機に関する説明であり、P型受信機の基本方式ではない。無線のみで信号を受信し配線を必要としない方式は、標準的なP型受信機の方式ではない。
問23-2

P型1級受信機(1回線のものを除く)が備えるべき機能として、規格上必要とされないものはどれか。

  • ①火災灯
  • ②地区表示装置
  • ③電話連絡装置
  • ④ガス漏れ表示灯
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正解 ④ガス漏れ表示灯
解説
P型1級受信機(1回線のものを除く)には、火災灯、地区表示装置、主音響装置、電話連絡装置、導通試験装置等を備えることが求められる。ガス漏れ表示灯は、ガス漏れ火災警報設備の受信機能を併せ持つGP型受信機・GR型受信機に付加される機能であり、自動火災報知設備専用のP型受信機には求められない。

他の選択肢が不適切な理由
火災灯・地区表示装置・電話連絡装置は、いずれもP型1級受信機(1回線のものを除く)に必要とされる標準的な機能である。
問33-2

P型1級受信機のうち回線数が1のものに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①警戒区域が一つの小規模な防火対象物向けに、地区表示装置等を要しない構造とされている
  • ②警戒区域の数にかかわらず、多回線のP型1級受信機と全く同一の機能を備えなければならない
  • ③延べ面積にかかわらず、あらゆる規模の防火対象物に用いることができる汎用型の受信機である
  • ④感知器からの信号を音声のみで確認する方式であり、火災灯を備える必要は特にない
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正解 ①警戒区域が一つの小規模な防火対象物向けに、地区表示装置等を要しない構造とされている
解説
P型1級受信機のうち回線数が1のものは、警戒区域が一つしかない小規模な防火対象物向けに設計されており、地区表示装置や電話連絡装置等、多回線のものであれば必要となる一部の機能を要しない簡易な構造が認められている。

他の選択肢が不適切な理由
回線数が1のものは多回線のP型1級受信機と同一の機能をすべて備える必要はない。あらゆる規模の防火対象物に用いることができる汎用型とする記述も誤りである。火災灯を備える必要がないという記述も基準と異なる。
問43-2

P型2級受信機(1回線のものを除く)の回線数の上限として、規格省令上正しいものはどれか。

  • ①3回線
  • ②5回線
  • ③10回線
  • ④無制限
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正解 ②5回線
解説
P型2級受信機(1回線のものを除く)は、回線数が5回線以下であることが規格省令上定められている。回線数が多い大規模な防火対象物にはP型1級受信機やR型受信機が用いられる。

他の選択肢が不適切な理由
3回線・10回線・無制限はいずれもP型2級受信機の回線数上限として定められた数値ではない。
問53-2

P型2級受信機のうち回線数が1のものを設置できる防火対象物の延べ面積の上限として、正しいものはどれか。

  • ①150平方メートル
  • ②350平方メートル
  • ③600平方メートル
  • ④1000平方メートル
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正解 ②350平方メートル
解説
P型2級受信機(GP型2級受信機を含む)のうち回線数が1のものは、延べ面積350平方メートルを超える防火対象物には設置できないこととされている。

他の選択肢が不適切な理由
150平方メートルはP型3級受信機の設置対象面積の上限であり、600平方メートル・1000平方メートルはいずれもP型2級受信機(1回線)の基準として定められた数値ではない。
問63-2

P型3級受信機に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①回線数は1回線に限られ、延べ面積150平方メートル以下の防火対象物に設置できる
  • ②回線数は5回線まで対応でき、延べ面積600平方メートル以下の防火対象物に設置できる
  • ③回線数に制限はないが、延べ面積350平方メートル以下の防火対象物にのみ設置できる
  • ④R型受信機と同じ多重伝送方式を用いており、大規模な防火対象物に適している
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正解 ①回線数は1回線に限られ、延べ面積150平方メートル以下の防火対象物に設置できる
解説
P型3級受信機(GP型3級受信機を含む)は回線数が1回線に限られ、延べ面積150平方メートルを超える防火対象物には設置できないこととされている。また、火災表示の保持機能を要しない等、P型1級・P型2級と比べて機能が簡略化されている。

他の選択肢が不適切な理由
5回線対応や延べ面積600平方メートルという数値はP型3級受信機の基準に合致しない。回線数に制限がないとする記述も誤りである。P型3級受信機はR型受信機のような多重伝送方式を用いるものではない。
問73-2

R型受信機の信号伝送の方式に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①感知器や中継器ごとに固有の信号を割り当て、共通の伝送路を用い多重に送受信する方式である
  • ②警戒区域ごとに専用の配線を1本ずつ設け、電流の有無のみで火災の発生を判別する方式である
  • ③無線を用いて感知器からの信号を離れた場所から直接受信し、配線を一切必要としない方式である
  • ④感知器の代わりに人の目視による通報のみに依存し、機械的な信号伝送を行わない方式である
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正解 ①感知器や中継器ごとに固有の信号を割り当て、共通の伝送路を用い多重に送受信する方式である
解説
R型受信機は、感知器や中継器ごとに固有の信号(アドレス)を割り当て、共通の伝送路(信号線)を用いて多数の警戒区域の情報を多重に送受信する方式を採る。

他の選択肢が不適切な理由
警戒区域ごとに専用配線を設け電流の有無のみで判別する方式はP型受信機の特徴である。無線のみで配線を必要としない方式は標準的なR型受信機の方式ではない。R型受信機も機械的な信号伝送を行うものであり、目視による通報のみに依存するものではない。
問83-2

R型受信機が延べ面積の大きい防火対象物や高層建築物に多く採用される理由として、最も適切なものはどれか。

  • ①多重伝送方式により配線量を抑えられ、警戒区域が多くても負担が少ないため
  • ②P型受信機よりも受信できる警戒区域数が少なく、誤作動がより生じにくいため
  • ③P型受信機とは異なり、非常電源を接続しなくても作動できるとされるため
  • ④R型受信機はガス漏れ検知専用であり、火災を感知する機能を持たないため
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正解 ①多重伝送方式により配線量を抑えられ、警戒区域が多くても負担が少ないため
解説
R型受信機は多重伝送方式を用いることで、警戒区域ごとに個別の配線を敷設するP型受信機と比べて配線量を大幅に抑えることができ、警戒区域数の多い大規模・高層の防火対象物でも配線工事の負担を軽減できる。

他の選択肢が不適切な理由
R型受信機はP型受信機よりも多くの警戒区域を効率的に扱えることが利点であり、受信できる警戒区域数が少ないわけではない。R型受信機も非常電源の設置が必要である。R型受信機はガス漏れ検知専用ではなく、火災感知機能を備えている。
問93-2

自動火災報知設備における中継器の役割として、最も適切なものはどれか。

  • ①感知器や発信機の火災信号を受け、R型受信機へ伝送するため信号を中継・変換する
  • ②受信機からの指令を受けて、直接屋内消火栓ポンプを起動させる装置である
  • ③感知器に代わって火災の熱や煙を直接検知し、独自に火災信号を発信する装置である
  • ④地区音響装置の音圧を増幅して、より広い範囲へ警報音を伝達する装置である
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正解 ①感知器や発信機の火災信号を受け、R型受信機へ伝送するため信号を中継・変換する
解説
中継器は、感知器や発信機からの火災信号等を受け、これをR型受信機へ伝送するために必要な信号の中継・変換を行う機器であり、多重伝送方式を実現する上で重要な役割を担う。

他の選択肢が不適切な理由
屋内消火栓ポンプの起動は消火設備側の制御であり、中継器の役割ではない。熱や煙を直接検知するのは感知器の役割である。地区音響装置の音圧を増幅する機能は中継器の役割ではない。
問103-2

火災情報信号を用いるアナログ式受信機の特徴として、最も適切なものはどれか。

  • ①感知器が検出した温度や煙の濃度をアナログ値で受信し、二段階に分けて警報できる
  • ②感知器からの信号を一切処理せず、受信と同時に必ず地区音響装置を鳴動させる
  • ③警戒区域ごとの配線を必要とせず、すべての感知器を1本の配線で並列に接続する
  • ④火災表示を行った後は、電源を切るまで一切の表示変更ができない構造となっている
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正解 ①感知器が検出した温度や煙の濃度をアナログ値で受信し、二段階に分けて警報できる
解説
アナログ式受信機は、感知器が検出した温度や煙濃度等の情報を連続的なアナログ値(火災情報信号)として受信し、あらかじめ設定した基準値に応じて注意表示と火災表示の二段階で警報を行うことができる。

他の選択肢が不適切な理由
アナログ式受信機は受信した情報を処理して段階的な表示を行うものであり、無条件に地区音響装置を鳴動させるものではない。配線方式についてもすべての感知器を1本で並列接続する方式が前提となっているわけではない。火災表示後に一切表示変更ができないという記述も誤りである。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。