差動式分布型感知器における空気管式・熱電対式・熱半導体式の3方式に共通する検出のしくみに関する説明として、最も適切なものはどれか。
- ①天井等に広く分布させた感知部分の周囲温度上昇率をとらえ、面的な熱効果によって作動する
- ②天井等の1か所に集中して設けた感知部分の煙濃度をとらえ、局所的な煙の効果によって作動する
- ③壁面に設けた送光部と受光部の間に生じる光の減光量をとらえ、遠方の炎を感知して作動する
- ④床面付近に設置した放射線源からのイオン電流の変化をとらえ、局所の煙の効果によって作動する
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差動式分布型感知器は、空気管式・熱電対式・熱半導体式のいずれの方式であっても、天井等の広い範囲に感知部分を分布させ、その周囲の温度上昇率を面的にとらえて作動する構造となっている。1か所の熱効果だけで作動する差動式スポット型感知器とは、この「面的に監視する」という点が大きく異なる。
他の選択肢が不適切な理由
煙濃度や局所的な煙の効果を利用するのはイオン化式スポット型感知器や光電式スポット型感知器など煙感知器の仕組みである。送光部と受光部の間の減光量を利用するのは光電式分離型感知器の仕組みである。放射線源によるイオン電流の変化を利用するのはイオン化式スポット型感知器の仕組みであり、いずれも差動式分布型感知器の検出のしくみではない。