2026年版・3-15

ガス漏れ火災警報設備の構造・機能の一問一答

消防設備士乙種4類「自動火災報知設備等の構造・機能・整備」から、ガス漏れ火災警報設備の構造・機能に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-15

ガス漏れ火災警報設備における検知器と受信機の標準遅延時間の合計に関する基準として、正しいものはどれか。

  • ①30秒以内であること。
  • ②120秒以内であること。
  • ③90秒以内であること。
  • ④60秒以内であること。
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正解 ④60秒以内であること。
解説
ガス漏れ火災警報設備は、検知器がガス漏れを検知してから受信機が警報を発するまでの標準遅延時間の合計が60秒以内となるように設けることとされている。ガス漏れという危険性の高い事象を速やかに知らせるための基準である。

他の選択肢が不適切な理由
30秒以内は基準より厳しすぎる数値である。90秒以内や120秒以内は、規格で定められた60秒以内よりも長く、速やかな警報という趣旨に反する数値であり、正しい基準値ではない。
問23-15

空気より軽い都市ガスを検知対象とする検知器の設置位置に関する基準として、正しいものはどれか。

  • ①床面から1m以内となる位置に設けること。
  • ②天井面等から1m以内となる位置に設けること。
  • ③床面から0.3m以内の位置に設けること。
  • ④天井面等から0.3m以内の位置に設けること。
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正解 ④天井面等から0.3m以内の位置に設けること。
解説
都市ガスは空気より軽く、漏れると天井付近に滞留しやすいため、検知器は天井面等から0.3m以内の位置に設けることとされている。ガスの性質に応じた設置位置の基準である。

他の選択肢が不適切な理由
床面付近に設ける基準は、空気より重いLPガス用検知器に関するものであり、都市ガス用の基準としては誤りである。天井面等から1m以内という数値も、規格で定められた0.3m以内より緩い数値であり正しくない。
問33-15

空気より重い液化石油ガス(LPガス)を検知対象とする検知器の設置位置に関する基準として、正しいものはどれか。

  • ①天井面等から1m以内の位置に設けること。
  • ②天井面等から0.3m以内の位置に設けること。
  • ③床面から1m以内の位置に設けること。
  • ④床面から0.3m以内の位置に設けること。
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正解 ④床面から0.3m以内の位置に設けること。
解説
液化石油ガス(LPガス)は空気より重く、漏れると床面付近に滞留しやすいため、検知器は床面から0.3m以内の位置に設けることとされている。都市ガスとは逆に、床に近い位置に設置する点がポイントである。

他の選択肢が不適切な理由
天井面付近に設ける基準は、空気より軽い都市ガス用検知器に関するものであり、LPガス用の基準としては誤りである。床面から1m以内という数値も、規格で定められた0.3m以内より緩い数値であり正しくない。
問43-15

ガス漏れ検知器の性能に関する説明として、正しいものはどれか。

  • ①爆発下限界を超える濃度に達するまでは、一切作動しなくてよいこと。
  • ②爆発下限界の4分の1以上の濃度のガスに接したとき、確実に作動すること。
  • ③爆発下限界の10分の1以上の濃度のガスに接したときのみ、作動すればよいこと。
  • ④爆発下限界の2分の1以上の濃度のガスに接したときのみ、作動すればよいこと。
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正解 ②爆発下限界の4分の1以上の濃度のガスに接したとき、確実に作動すること。
解説
ガス漏れ検知器は、爆発下限界の4分の1以上の濃度のガスに接したときに、確実に作動することが求められている。爆発の危険が現実化する前の早い段階で警報を発することができるようにするための基準である。

他の選択肢が不適切な理由
爆発下限界の2分の1や10分の1以上でようやく作動すればよいとする基準は、規格で定められた4分の1よりも遅い段階での検知を認めることになり、安全上不十分である。爆発下限界を超えるまで作動しなくてよいという説明は、爆発の危険が現実化してから初めて警報が出ることになり極めて危険である。
問53-15

ガス漏れ検知器の誤作動防止に関する性能として、正しいものはどれか。

  • ①爆発下限界の200分の1以下の濃度では作動しない。
  • ②爆発下限界の20分の1以下の濃度では作動しない。
  • ③爆発下限界の2分の1以下では、作動しないとされる。
  • ④どのような微量な濃度でも、必ず作動するとされる。
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正解 ①爆発下限界の200分の1以下の濃度では作動しない。
解説
ガス漏れ検知器は、ごく微量のガスにまで反応して頻繁に誤作動を起こすことのないよう、爆発下限界の200分の1以下の濃度では作動しないことも基準として定められている。適度な感度を保つための重要な性能である。

他の選択肢が不適切な理由
どのような微量の濃度でも必ず作動するという説明は、日常生活で生じるわずかなガスの揮発などにも過敏に反応し、誤作動が多発する原因となる。爆発下限界の2分の1や20分の1以下では作動しないという基準は、規格で定められた200分の1以下よりも感度が低すぎ、正しい数値ではない。
問63-15

警報機能を有する検知器の信号発信に関する基準として、正しいものはどれか。

  • ①濃度にかかわらず、常に一定間隔で信号を発する。
  • ②設定値以上の濃度時、60秒以内に信号を発する。
  • ③設定値以上の濃度時、10分以内に信号を発せばよい。
  • ④信号を発するタイミングの基準は定められていない。
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正解 ②設定値以上の濃度時、60秒以内に信号を発する。
解説
警報機能を有する検知器は、ガス濃度が設定値以上になったとき、60秒以内に信号を発することとされている。標準遅延時間の合計基準とも整合する、速やかな警報のための数値である。

他の選択肢が不適切な理由
10分以内に信号を発すればよいという基準は、規格で定められた60秒以内よりも大幅に遅く、危険性の高いガス漏れへの対応として不十分である。ガス濃度にかかわらず常に一定間隔で信号を発するという説明は、実際の検知結果に基づかない発信であり誤りである。信号発信のタイミングに基準がないという説明も誤りで、60秒以内という明確な基準が定められている。
問73-15

ガス漏れ火災警報設備におけるガス漏れ表示灯の役割として、最も適切なものはどれか。

  • ①検知器自体の電源が入っているかどうかのみを示す。
  • ②作動した警戒区域を、外部から確認できるようにする。
  • ③停電時に建物内を照らす、非常照明の役割を果たす。
  • ④ガス漏れの濃度を、数値で正確に表示するものである。
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正解 ②作動した警戒区域を、外部から確認できるようにする。
解説
ガス漏れ表示灯は、どの警戒区域の検知器が作動したのかを、受信機の外部からでも一目で分かるようにするための表示灯である。迅速な状況把握と対応につなげる役割を持つ。

他の選択肢が不適切な理由
検知器の電源状態のみを示す表示は、ガス漏れ表示灯とは別の監視表示であり、役割としては不十分である。停電時の非常照明は別の設備が担うものであり、ガス漏れ表示灯の役割ではない。ガス漏れ表示灯はガス濃度を数値で表示する機能を持つものではなく、あくまで作動の有無と場所を示すものである。
問83-15

ガス漏れ火災警報設備の受信機に設ける予備電源の容量に関する基準として、正しいものはどれか。

  • ①10分間有効に監視状態を継続できる容量であること。
  • ②1時間有効に監視状態を継続できる容量であること。
  • ③24時間有効に監視状態を継続できる容量であること。
  • ④予備電源の容量に関する基準は定められていないこと。
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正解 ①10分間有効に監視状態を継続できる容量であること。
解説
ガス漏れ火災警報設備の受信機に設ける予備電源は、停電が生じても10分間は有効に監視状態を継続できる容量を持つこととされている。この容量を超える予備電源を備えている場合には、別途の非常電源を省略できる場合がある。

他の選択肢が不適切な理由
1時間や24時間有効に監視状態を継続できる容量とする記述は、規格で定められた10分間よりも大幅に長く、正しい基準値ではない。予備電源の容量に基準が定められていないという説明も誤りで、10分間という明確な数値が定められている。
問93-15

ガス漏れ火災警報設備において、検知器が発したガス漏れ信号が受信機に伝わる一般的な経路として、最も適切なものはどれか。

  • ①検知器の信号は、地区音響装置を経由しなければ受信機に届かない。
  • ②検知器から中継器を経て受信機に伝達される経路をとることがある。
  • ③検知器は信号を発信せず、人が定期的に目視で確認する方式のみである。
  • ④検知器の信号は、必ず消防機関に直接送信され、受信機を経由しない。
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正解 ②検知器から中継器を経て受信機に伝達される経路をとることがある。
解説
ガス漏れ検知器が検知したガス漏れ信号は、自動火災報知設備と同様に、中継器を経由して受信機に伝達される構成をとることがある。配線を集約し、効率的に信号を受信機へ届けるための仕組みである。

他の選択肢が不適切な理由
検知器の信号が必ず消防機関に直接送信され受信機を経由しないという説明は誤りで、まずは建物内の受信機に届けられる仕組みが基本である。地区音響装置を経由しなければ信号が届かないという説明も誤りで、地区音響装置は警報を鳴動させる出力側の機器である。検知器は自動的に信号を発信する機器であり、人が目視で確認する方式のみという説明も誤りである。
問103-15

ガス漏れ火災警報設備の非常電源に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①自動火災報知設備の非常電源に関する規定に準じたものとすること。
  • ②非常電源の容量は、常用電源の10倍以上でなければならないこと。
  • ③非常電源は、必ず太陽光発電設備としなければならないこと。
  • ④ガス漏れ火災警報設備には、非常電源を設ける必要が一切ないこと。
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正解 ①自動火災報知設備の非常電源に関する規定に準じたものとすること。
解説
ガス漏れ火災警報設備の非常電源は、自動火災報知設備の非常電源に関する規定に準じたものとすることとされている。蓄電池設備や自家発電設備、非常電源専用受電設備といった考え方が同様に適用される。

他の選択肢が不適切な理由
ガス漏れ火災警報設備にも非常電源を設ける必要があり、一切不要という説明は誤りである。非常電源を必ず太陽光発電設備としなければならないという規定はない。非常電源の容量を常用電源の10倍以上とする基準も定められていない。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。