2026年版・3-14

配線工事の方法の一問一答

消防設備士乙種4類「自動火災報知設備等の構造・機能・整備」から、配線工事の方法に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-14

自動火災報知設備の感知器回路の配線方式に関する原則として、正しいものはどれか。

  • ①送り配線とし、末端まで途中で分岐させないこと。
  • ②感知器ごとに電源を用意し、配線自体を行わないこと。
  • ③配線は必ず地中に埋設し、建物内に露出させないこと。
  • ④必ず並列配線とし、途中で自由に分岐させること。
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正解 ①送り配線とし、末端まで途中で分岐させないこと。
解説
感知器回路は、断線があった場合にそれを容易に発見できるよう、途中で分岐させない送り配線とすることが原則とされている。回路の末端まで一筆書きのように配線をつないでいく方式である。

他の選択肢が不適切な理由
配線をすべて地中に埋設しなければならないという規定はなく、建物内で露出配線とすることも一般的である。感知器は配線を通じて信号をやり取りするため、配線自体を行わないという説明は誤りである。途中で自由に分岐させる並列配線は、断線箇所の特定が難しくなるため、送り配線の原則に反している。
問23-14

感知器回路の共通線1本当たりが受け持つことのできる警戒区域の数の上限として、正しいものはどれか。

  • ①10警戒区域以下
  • ②5警戒区域以下
  • ③3警戒区域以下
  • ④7警戒区域以下
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正解 ④7警戒区域以下
解説
感知器回路の共通線は、1本につき7警戒区域以下とすることが基準とされている。共通線に断線などの不具合が生じた場合の影響範囲を一定以下に抑えるための基準である。

他の選択肢が不適切な理由
3警戒区域以下や5警戒区域以下は、規格上定められた7警戒区域よりも厳しすぎる数値である。10警戒区域以下は、規格で定められた7警戒区域よりも緩い数値であり、正しい基準値ではない。
問33-14

感知器回路の絶縁抵抗を測定する際の基準として、正しいものはどれか。

  • ①交流100Vの絶縁抵抗計で測定した値が、一の警戒区域ごとに0.1MΩ以上であること。
  • ②直流250Vの絶縁抵抗計で測定した値が、一の警戒区域ごとに0.1MΩ以上であること。
  • ③直流250Vの絶縁抵抗計で測定した値が、一の警戒区域ごとに1MΩ以上であること。
  • ④直流500Vの絶縁抵抗計で測定した値が、一の警戒区域ごとに0.5MΩ以上であること。
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正解 ②直流250Vの絶縁抵抗計で測定した値が、一の警戒区域ごとに0.1MΩ以上であること。
解説
感知器回路の絶縁抵抗は、直流250Vの絶縁抵抗計を用いて一の警戒区域ごとに測定し、その値が0.1MΩ以上であることが基準とされている。配線の劣化や漏電による誤作動を防ぐための重要な確認項目である。

他の選択肢が不適切な理由
交流の絶縁抵抗計は用いず、直流250Vの絶縁抵抗計を用いるのが正しい方法である。基準値を1MΩ以上や0.5MΩ以上とする記述は、規格で定められた0.1MΩ以上よりも厳しい数値であり誤りである。測定電圧を直流500Vとする記述も、規格で定められた250Vとは異なる。
問43-14

P型受信機の感知器回路における電路の抵抗に関する基準として、正しいものはどれか。

  • ①50Ω以下であること。
  • ②100Ω以下であること。
  • ③10Ω以下であること。
  • ④500Ω以下であること。
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正解 ①50Ω以下であること。
解説
P型受信機の感知器回路は、電路の抵抗が50Ω以下であることが基準とされている。電路の抵抗が大きすぎると、電圧降下により火災信号が正しく伝わらなくなるおそれがあるためである。

他の選択肢が不適切な理由
10Ω以下は規格上求められている水準より厳しすぎる数値である。100Ω以下や500Ω以下は、規格で定められた50Ω以下よりも緩い数値であり、正しい基準値ではない。
問53-14

自動火災報知設備の配線に関する耐火配線・耐熱配線の使い分けとして、最も適切なものはどれか。

  • ①感知器回路も含め、すべての配線を耐火配線とする。
  • ②地区音響装置の配線には、耐火・耐熱性能が不要である。
  • ③非常電源から受信機までの回路は、耐火配線とする。
  • ④非常電源から受信機までの回路にも、一般配線でよい。
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正解 ③非常電源から受信機までの回路は、耐火配線とする。
解説
非常電源から受信機までの回路は、火災時にも電力供給を維持できるよう、最も耐久性の高い耐火配線とすることが求められている。一方で、感知器回路そのものは一般配線でよいなど、回路の重要性に応じて配線の区分が使い分けられている。

他の選択肢が不適切な理由
感知器回路まで含めてすべてを耐火配線としなければならないという説明は過剰であり、実際には一般配線で足りる部分がある。地区音響装置の配線に耐火性能も耐熱性能も一切不要という説明も誤りで、耐熱配線とすることが求められる。非常電源から受信機までの回路に一般配線を使用してよいという説明も、最も重要な回路であるにもかかわらず耐久性の低い配線を認めることになり不適切である。
問63-14

感知器回路の配線に送り配線が採用されている理由として、最も適切なものはどれか。

  • ①配線を装飾的に、美しく見せるためである。
  • ②感知器の感度を、意図的に高くするためである。
  • ③断線が生じた際に、発見しやすくするためである。
  • ④材料費を削減し、工事を早く終わらせるためである。
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正解 ③断線が生じた際に、発見しやすくするためである。
解説
送り配線は、回路を一本の道筋としてつなぐことで、途中のどこかで断線した場合にその影響が明確に現れ、断線箇所を発見しやすくするために採用されている。

他の選択肢が不適切な理由
送り配線は感知器の感度そのものを高める仕組みではない。配線を装飾的に見せることは送り配線を採用する理由ではなく、実用上の観点から定められた方式である。材料費の削減や工事期間の短縮は副次的な効果として語られることはあっても、送り配線が採用されている本来の理由ではない。
問73-14

感知器回路の電線相互の接続方法に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①心線の被覆を必要以上に長く剥ぎ取り、露出させて結線する。
  • ②たるみを持たせず、電線を張った状態のまま固定する。
  • ③ねじって接続するだけで、以降一切処理を行わない。
  • ④確実な接続器具を用い、はんだ付けのみに頼らない。
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正解 ④確実な接続器具を用い、はんだ付けのみに頼らない。
解説
感知器回路の電線相互の接続には、差込形コネクタなどの確実な接続器具を用い、接続の信頼性を確保することが望ましいとされている。はんだ付けのみに頼った接続は、経年劣化や振動によって接触不良を起こすおそれがあるため避けるべきとされる。

他の選択肢が不適切な理由
心線の被覆を必要以上に長く剥ぎ取って露出させたまま結線すると、他の配線との接触によるショートや漏電の危険が高まり不適切である。電線にたるみを持たせず張った状態のまま固定すると、温度変化や振動による応力が接続部分に集中し、断線や接触不良の原因になりやすい。電線同士をねじって接続するだけで以降何も処理をしないと、接触不良や被覆の劣化を招きやすい。
問83-14

中継器から地区音響装置までの配線に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①非常電源からの配線と同様に、必ず耐火配線とする。
  • ②感知器回路と同様、耐火・耐熱性能が不要な配線でよい。
  • ③熱で焼失しても一定時間機能を保てる耐熱配線とできる。
  • ④地区音響装置までの配線に、そもそも電線を使用しない。
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正解 ③熱で焼失しても一定時間機能を保てる耐熱配線とできる。
解説
中継器から地区音響装置までの配線は、火災時の警報鳴動という重要な機能を維持する必要があるため、熱による焼失にもある程度耐えられる耐熱配線とすることができるとされている。

他の選択肢が不適切な理由
地区音響装置までも電気信号によって鳴動を制御するため、電線を使用しないという説明は成り立たない。非常電源からの配線ほどの最上位の耐久性(耐火配線)までは必ずしも要求されない。感知器回路と同様に一般配線でよいという説明も、警報鳴動という重要な機能を果たす配線としては耐久性の面で不十分である。
問93-14

感知器回路に使用する電線に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①弱電流回路用の電線であれば、耐熱性能の有無を問わず使用できる。
  • ②電源回路と同じ高圧配線用電線を、必ず使用しなければならない。
  • ③光ファイバーケーブルのみを、使用しなければならない。
  • ④600Vビニル絶縁電線と同等以上の性能の電線を使用する。
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正解 ④600Vビニル絶縁電線と同等以上の性能の電線を使用する。
解説
感知器回路には、600Vビニル絶縁電線又はこれと同等以上の絶縁性能・耐久性を有する電線を使用することとされている。長期間にわたり安定して信号を伝える必要があるためである。

他の選択肢が不適切な理由
弱電流回路用の電線であっても、耐熱性能の有無を問わず使用できるわけではなく、求められる絶縁性能・耐久性を満たす電線であることが必要である。電源回路と同じ規格の高圧配線用電線を必ず使用しなければならないという規定もなく、過剰な仕様である。光ファイバーケーブルのみを使用しなければならないという規定もない。
問103-14

警戒区域と配線(回線)の関係に関する原則として、最も適切なものはどれか。

  • ①原則として、一の警戒区域につき一の回線とする。
  • ②一の警戒区域に、必ず10以上の回線を設ける。
  • ③一の回線で、防火対象物全体をまとめて扱う。
  • ④警戒区域と回線の数は、全く無関係に定められる。
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正解 ①原則として、一の警戒区域につき一の回線とする。
解説
警戒区域は、火災の発生場所を特定するための区分であるため、原則として一の警戒区域につき一の回線を対応させることとされている。これにより、どの警戒区域で火災が発生したかを受信機側で正確に把握できる。

他の選択肢が不適切な理由
一の回線で防火対象物全体のすべての警戒区域をまとめて扱ってしまうと、火災の発生場所を特定できなくなり、警戒区域を設ける意味が失われる。警戒区域と回線の数が無関係という説明も誤りで、両者は対応関係にある。一の警戒区域に必ず10以上の回線を設けるという規定もない。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。