2026年版・3-13

電源・非常電源設備の一問一答

消防設備士乙種4類「自動火災報知設備等の構造・機能・整備」から、電源・非常電源設備に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-13

延べ面積1,000㎡以上の特定防火対象物における自動火災報知設備の非常電源として、認められているものはどれか。

  • ①常用電源のみの予備回路で、足りるものとされる。
  • ②蓄電池設備又は自家発電設備によるものとされる。
  • ③乾電池のみを用いた電源で、足りるとされる。
  • ④非常電源専用受電設備のみによることとされる。
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正解 ②蓄電池設備又は自家発電設備によるものとされる。
解説
延べ面積1,000㎡以上の特定防火対象物は、火災時の危険性や避難の難しさが大きいことから、より確実に電力を供給できる蓄電池設備又は自家発電設備を非常電源として用いることとされている。

他の選択肢が不適切な理由
常用電源の予備回路という表現は、そもそも非常時に備えた独立した電源という非常電源の考え方に反する。乾電池のみでは、必要とされる容量や継続時間の要件を満たすことが難しい。非常電源専用受電設備のみという説明は誤りで、規模の大きい特定防火対象物には認められていない。
問23-13

延べ面積1,000㎡未満の防火対象物における自動火災報知設備の非常電源に関する説明として、正しいものはどれか。

  • ①非常電源専用受電設備を用いることができる。
  • ②自家発電設備を用いることは一切認められていない。
  • ③蓄電池設備を用いることは一切認められていない。
  • ④非常電源そのものを設ける必要が一切ない。
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正解 ①非常電源専用受電設備を用いることができる。
解説
延べ面積1,000㎡未満の防火対象物では、蓄電池設備や自家発電設備に加えて、比較的簡易な非常電源専用受電設備を用いることも認められている。

他の選択肢が不適切な理由
非常電源そのものを省略できるという説明は誤りで、規模の大小にかかわらず非常電源は必要である。自家発電設備や蓄電池設備が一切認められていないという説明も誤りで、これらの設備は小規模な防火対象物でも引き続き使用することができる。
問33-13

自動火災報知設備の非常電源として用いる蓄電池設備の容量に関する基準として、正しいものはどれか。

  • ①監視状態を60分間継続した後、2の警戒区域の回線を同時に作動させることができる消費電流を5分間継続して流すことができる容量以上であること。
  • ②監視状態を60分間継続した後、2の警戒区域の回線を同時に作動させることができる消費電流を10分間継続して流すことができる容量以上であること。
  • ③監視状態を30分間継続した後、2の警戒区域の回線を同時に作動させることができる消費電流を10分間継続して流すことができる容量以上であること。
  • ④監視状態を10分間継続した後、2の警戒区域の回線を同時に作動させることができる消費電流を60分間継続して流すことができる容量以上であること。
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正解 ②監視状態を60分間継続した後、2の警戒区域の回線を同時に作動させることができる消費電流を10分間継続して流すことができる容量以上であること。
解説
自動火災報知設備の非常電源として用いる蓄電池設備は、停電が生じても監視状態を60分間継続でき、さらにその後2つの警戒区域の回線を同時に作動させる消費電流を10分間流し続けられる容量を持つことが基準とされている。

他の選択肢が不適切な理由
監視状態の継続時間を30分間や10分間に変えた記述は、規格で定められた60分間という数値とは異なる。作動継続時間を60分間、監視継続時間を10分間とした記述も、正しい数値の組み合わせが入れ替わっており誤りである。
問43-13

自動火災報知設備の非常電源として自家発電設備を用いる場合の容量基準として、正しいものはどれか。

  • ①常時最大出力で運転できる容量であればよいとされる。
  • ②自家発電設備には容量に関する基準が定められていない。
  • ③燃料が満タンであれば、容量基準を満たすとみなされる。
  • ④蓄電池設備同様、60分監視・10分作動の容量とする。
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正解 ④蓄電池設備同様、60分監視・10分作動の容量とする。
解説
自家発電設備を非常電源として用いる場合も、蓄電池設備と同様に、監視状態を60分間継続した後、2の警戒区域の回線を同時に作動させる消費電流を10分間流し続けられる容量を確保することが求められる。

他の選択肢が不適切な理由
自家発電設備にも容量に関する基準は明確に定められており、基準がないという説明は誤りである。燃料が満タンであることだけで容量基準を満たしたとみなす考え方も誤りで、実際に必要な消費電流と継続時間を満たす容量であるかが問われる。常時最大出力で運転を続けられればよいという説明も、規格で定められた監視・作動時間の考え方とは異なる。
問53-13

非常電源専用受電設備の構造に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①非常電源専用受電設備には、開閉器を設けてはならない。
  • ②停電時にのみ、電力会社から新たに引き込む設備である。
  • ③他の回路の開閉器等により遮断されない専用回路とする。
  • ④一般の照明やコンセントと、共用の回路から電源を取る。
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正解 ③他の回路の開閉器等により遮断されない専用回路とする。
解説
非常電源専用受電設備は、他の一般的な電気回路の開閉器や遮断器が作動しても影響を受けないよう、自動火災報知設備専用の回路として設けることとされている。他の設備のトラブルによって自動火災報知設備まで電源を失うことを防ぐためである。

他の選択肢が不適切な理由
停電時に新たに電力会社から電気を引き込むという説明は誤りで、非常電源専用受電設備はあらかじめ専用回路として常設されているものである。開閉器を一切設けてはならないという説明も誤りで、点検や保守のための開閉器は必要である。一般の照明やコンセントと共用の回路から電源を取ることは、専用回路とする趣旨に反しており不適切である。
問63-13

自動火災報知設備の予備電源に関する自動切替機能の説明として、正しいものはどれか。

  • ①手動でスイッチを切り替えるまで、予備電源に切り替わらない。
  • ②予備電源への切替は、1日1回決まった時刻にのみ行う。
  • ③停電時は自動的に切替り、復旧時も自動的に常用電源へ戻る。
  • ④予備電源に切替後、復電操作をするまで予備電源のまま使う。
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正解 ③停電時は自動的に切替り、復旧時も自動的に常用電源へ戻る。
解説
自動火災報知設備の予備電源は、常用電源が停電した際に人手を介さず自動的に切り替わり、さらに常用電源が復旧した際にも自動的に常用電源側へ戻る仕組みとなっていることが求められる。夜間や無人時でも確実に機能を維持するための重要な仕組みである。

他の選択肢が不適切な理由
手動でスイッチを切り替えるまで予備電源に切り替わらないという説明は誤りで、自動的に切り替わることが本来の仕組みである。常用電源が復旧しても手動操作をするまで予備電源のまま使用し続けるという説明も誤りで、自動的に常用電源側へ復帰する。切替が1日1回決まった時刻にのみ行われるという説明も、停電の発生に応じて随時切り替わる本来の仕組みとは異なる。
問73-13

自動火災報知設備における予備電源の監視に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①予備電源の状態は、点検時以外は一切確認できない構造でよいこと。
  • ②電圧計等により、予備電源の状態を容易に確認できるようにすること。
  • ③予備電源の監視は、消防機関が遠隔で行うことが義務付けられていること。
  • ④予備電源の電圧は、常用電源の電圧より低く表示されるように調整すること。
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正解 ②電圧計等により、予備電源の状態を容易に確認できるようにすること。
解説
予備電源は、いざというときに確実に機能する必要があるため、電圧計などによってその状態を日常的に容易に確認できるようにしておくことが求められる。異常があれば早期に発見し、対応することができる。

他の選択肢が不適切な理由
予備電源の監視を消防機関が遠隔で行うという義務付けは規定されていない。予備電源の電圧表示を常用電源より低く見せるように調整するという説明も意味がなく誤りである。点検時以外は状態を一切確認できない構造でよいという説明も、日常的な監視の必要性に反しており不適切である。
問83-13

蓄電池設備の設置場所に関する配慮として、最も適切なものはどれか。

  • ①常時人の出入りが多い居室に、囲いを設けず設置する。
  • ②腐食性ガスや可燃性ガスが発生しない場所に設ける。
  • ③直射日光が常時当たる屋外にも、設けることとする。
  • ④他の電気設備の点検スペースと共用し、専用の区画を設けない。
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正解 ②腐食性ガスや可燃性ガスが発生しない場所に設ける。
解説
蓄電池設備は、腐食性ガスによる劣化や、可燃性ガスによる引火・爆発の危険を避けるため、そうしたガスが発生するおそれのない場所に設置することが求められる。

他の選択肢が不適切な理由
常時人の出入りが多い居室内に囲いを設けず設置すると、誤って接触・損傷させる危険があり不適切である。直射日光に常時さらされる屋外も、蓄電池の劣化を早める環境であり、適切な設置場所とはいえない。他の電気設備の点検スペースと共用し専用の区画を設けないことも、蓄電池設備の保守管理や安全確保の観点から適切ではない。
問93-13

非常電源専用受電設備における電源の引込みに関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①受電設備から自火報までの電路は、専用のものとする。
  • ②電源の引込みには、2系統以上の電力契約が必要である。
  • ③一般の動力設備と同じ幹線から、そのまま分岐してよい。
  • ④電源の引込みという概念自体が、そもそも存在しない。
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正解 ①受電設備から自火報までの電路は、専用のものとする。
解説
非常電源専用受電設備からの電路は、他の設備の配線と共用してしまうと、他の設備の不具合の影響を受けて自動火災報知設備まで電源が失われるおそれがあるため、専用の配線とすることとされている。

他の選択肢が不適切な理由
非常電源専用受電設備という名称自体が電力会社からの受電を前提としており、引込みという概念が存在しないという説明は誤りである。2系統以上の電力会社との契約が必ず必要という規定はない。一般の動力設備と同じ幹線からそのまま分岐してよいという説明は、専用回路とする趣旨に反しており不適切である。
問103-13

自動火災報知設備の常用電源に関する説明として、正しいものはどれか。

  • ①一般照明用の分電盤と、全く同一の開閉器で操作する。
  • ②専用の回路とし、自火報用である旨の表示を付すこと。
  • ③常用電源には表示を、付す必要が一切ないとされる。
  • ④非常電源と全く同じ配線を、共用することとされる。
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正解 ②専用の回路とし、自火報用である旨の表示を付すこと。
解説
自動火災報知設備の常用電源は、低圧屋内幹線から分岐した専用回路とし、誤って開閉器を操作されて電源が落ちることのないよう、自動火災報知設備用である旨の表示を付すこととされている。

他の選択肢が不適切な理由
一般照明用の分電盤と全く同一の開閉器で操作すると、照明の点検作業等の際に誤って電源が遮断される危険がある。常用電源に表示が一切不要という説明も誤りで、識別のための表示が求められている。常用電源と非常電源が全く同じ配線を共用するという説明も、非常時の信頼性確保という非常電源の趣旨に反しており不適切である。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。