2026年版・3-10

発信機の構造・規格の一問一答

消防設備士乙種4類「自動火災報知設備等の構造・機能・整備」から、発信機の構造・規格に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-10

自動火災報知設備の発信機のうち、火災信号を発信すると受信機側にその信号が届いたことを応答確認灯で示すとともに、電話ジャックによって受信機側と相互に通話できる構造を持つものはどれか。

  • ①GP型3級発信機
  • ②T型発信機
  • ③P型2級発信機
  • ④P型1級発信機
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正解 ④P型1級発信機
解説
P型1級発信機は、押しボタンを操作して火災信号を発信した後、その信号が受信機に届いたことを応答確認灯の点灯で発信者自身が確認でき、さらに電話ジャックに送受話器を差し込むことで受信機側の人と直接通話できる構造になっている。この2つの機能が、P型1級発信機を特徴づける最大のポイントである。

他の選択肢が不適切な理由
GP型3級発信機は、ガス漏れ信号と火災信号を扱う設備で用いられる簡易な発信機であり、応答確認や通話の機能は備えていない。P型2級発信機は構造が簡易で、応答確認灯も電話ジャックも備えていない。T型発信機は送受話器を上げた時点で通話しながら火災信号を発信する方式であり、応答確認灯や電話ジャックという構成そのものを持たない。
問23-10

送受話器を上げると同時に、通話をしながら火災信号を受信機に発信することができる発信機はどれか。

  • ①GP型3級発信機
  • ②P型1級発信機
  • ③P型2級発信機
  • ④T型発信機
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正解 ④T型発信機
解説
T型発信機は、送受話器を持ち上げるという動作自体が火災信号の発信動作を兼ねており、その状態のまま受信機側と通話を継続できる構造になっている。大規模な防火対象物などで、発見者が状況を伝えながら消防隊等の到着を待つ必要がある場合に用いられる方式である。

他の選択肢が不適切な理由
P型2級発信機は押しボタンのみの簡易な構造で通話機能自体を持たない。GP型3級発信機もガス漏れ・火災信号を発信する簡易な機器であり、送受話器による同時通話の機能は備えていない。P型1級発信機は押しボタンで信号を発信した後に電話ジャックへ送受話器を差し込んで通話する方式であり、送受話器を上げると同時に発信する構造ではない。
問33-10

発信機の押しボタンスイッチを操作する方法として、最も適切なものはどれか。

  • ①鍵穴に専用の鍵を差し込んでひねり、スイッチを作動させる。
  • ②前面の保護板を破り、現れた押しボタンを押して作動させる。
  • ③本体を壁面から取り外し、内部の接点を自動的に閉じて作動させる。
  • ④表示灯のカバーを開け、内部のボタンを長押しして作動させる。
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正解 ②前面の保護板を破り、現れた押しボタンを押して作動させる。
解説
発信機の前面には透明な保護板が設けられており、火災を発見した人がこれを押し破るか押し外すことによって内部の押しボタンスイッチが現れ、これを押すことで火災信号が発信される構造になっている。いたずらによる誤発信を防ぎつつ、非常時には誰でも容易に操作できるようにするための構造である。

他の選択肢が不適切な理由
発信機は非常時に誰でもすぐ操作できることが求められるため、鍵を使う操作は想定されていない。表示灯は火災信号の発信状態を外部から示すための表示装置であり、内部にリセットボタン等の操作部を持つものではない。発信機の作動は保護板を破って押しボタンを押すことによるものであり、本体を取り外すことで作動する構造にはなっていない。
問43-10

自動火災報知設備の発信機について規定されている外箱の色として、正しいものはどれか。

  • ①黄色
  • ②赤色
  • ③緑色
  • ④青色
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正解 ②赤色
解説
発信機の外箱は赤色とすることが規格上定められている。これは受信機や地区音響装置と同様に、非常用の消防用設備であることを一目で識別できるようにし、火災発生時に誰もが迷わず発見・操作できるようにするためである。

他の選択肢が不適切な理由
青色・黄色・緑色はいずれも発信機の外箱の色として規定されていない。防災設備の多くは緊急性を示す赤色で統一されており、発信機もその例外ではない。
問53-10

発信機の設置位置に関する基準として、正しいものはどれか。

  • ①床面からの高さが0.3m以上1.2m以下の箇所に設ける。
  • ②床面からの高さが1.0m以上1.8m以下の箇所に設ける。
  • ③床面からの高さが0.8m以上1.5m以下の箇所に設ける。
  • ④床面からの高さが0.5m以上1.0m以下の箇所に設ける。
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正解 ③床面からの高さが0.8m以上1.5m以下の箇所に設ける。
解説
発信機は、子どもから大人まで無理な姿勢をとらずに操作できるよう、床面から0.8m以上1.5m以下の高さに設けることとされている。これは表示灯や地区音響装置などと合わせて統一的に定められている高さの基準である。

他の選択肢が不適切な理由
1.0m以上1.8m以下では高すぎ、身長の低い人には操作しづらい位置になる。0.5m以上1.0m以下では低すぎ、しゃがまないと操作できない位置になってしまう。0.3m以上1.2m以下も、規格で定められた0.8m以上1.5m以下の範囲とは一致しない。
問63-10

発信機の設置基準に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①各階ごとに、その階の各部分から一の発信機までの歩行距離が25m以下となるように設ける。
  • ②各階ごとに、その階の各部分から一の発信機までの歩行距離が30m以下となるように設ける。
  • ③各階ごとに、その階の各部分から一の発信機までの歩行距離が50m以下となるように設ける。
  • ④各階ごとに、その階の各部分から一の発信機までの歩行距離が40m以下となるように設ける。
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正解 ③各階ごとに、その階の各部分から一の発信機までの歩行距離が50m以下となるように設ける。
解説
発信機は、防火対象物の各階について、どの場所からでも歩いて50m以内で到達できるように配置することとされている。火災を発見した人がすぐに発信機を操作できるようにするための基準である。

他の選択肢が不適切な理由
25mは地区音響装置の設置基準(水平距離)と混同した数値であり、発信機の歩行距離基準ではない。30mや40mも規格で定められた50mという数値とは異なる。
問73-10

発信機に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①人が手動操作で火災信号を受信機等に送る機器。
  • ②熱や煙を自動的に感知し火災信号を送る機器。
  • ③停電を検知し自動で非常放送を開始する機器。
  • ④受信機からの指令で消火設備を自動起動させる機器。
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正解 ①人が手動操作で火災信号を受信機等に送る機器。
解説
発信機は、火災を発見した人が押しボタン等を手動で操作することによって、火災信号を受信機等に発信するための機器である。感知器のように熱や煙を自動的に検知して作動するものではない点が大きな特徴である。

他の選択肢が不適切な理由
消火設備を自動的に起動させる機能は発信機にはなく、受信機や中継器を介した別の連動制御の話である。熱や煙を自動的に感知して信号を発するのは感知器の役割である。停電を検知して非常放送を自動で開始する機能も発信機には無い。
問83-10

発信機の直近の上部に設ける表示灯の基準として、正しいものはどれか。

  • ①取付け面と15度以上の角度をなす方向に沿って5m離れた地点から点灯を識別できること。
  • ②取付け面と15度以上の角度をなす方向に沿って20m離れた地点から点灯を識別できること。
  • ③取付け面と30度以上の角度をなす方向に沿って10m離れた地点から点灯を識別できること。
  • ④取付け面と15度以上の角度をなす方向に沿って10m離れた地点から点灯を識別できること。
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正解 ④取付け面と15度以上の角度をなす方向に沿って10m離れた地点から点灯を識別できること。
解説
発信機の直近上部に設ける表示灯は、取付け面と15度以上の角度をなす方向に沿って10m離れた地点からでも、点灯していることを明確に識別できる性能を持つことが基準とされている。廊下などの離れた場所からでも発信機の位置がすぐに分かるようにするための基準である。

他の選択肢が不適切な理由
角度を30度に変えた組み合わせは、規格で定められた「15度以上」という基準とは一致しない。5mでは識別できる距離が短すぎ、規格で定められた10mに満たない。距離を20mに変えた組み合わせも、規格上の10mという基準とは異なる。
問93-10

T型発信機の使用が想定される防火対象物の特徴として、最も適切なものはどれか。

  • ①小規模な一戸建て住宅で簡易な設備で足りると判断される場合。
  • ②屋外にのみ設置し雨風にさらされる環境で使用する場合。
  • ③電源を持たない仮設の建物で一時的に使用する場合。
  • ④大規模施設等で発信者と受信側が通話しながら確認する場合。
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正解 ④大規模施設等で発信者と受信側が通話しながら確認する場合。
解説
T型発信機は、送受話器を上げるだけで受信機側と通話しながら状況を伝えられるため、ホテルや病院、大規模な複合施設のように、初期消火や避難誘導の判断のために現場の状況を詳しく伝える必要がある防火対象物での使用が想定されている。

他の選択肢が不適切な理由
T型発信機は屋外専用の機器ではない。小規模な住宅では通話機能を必要とするほどの規模ではなく、簡易なP型発信機で足りることが多い。T型発信機は電源を持たない仮設建物向けの機器でもない。
問103-10

P型1級発信機に設けられている電話ジャックの用途として、正しいものはどれか。

  • ①送受話器を接続して通話するために用いる
  • ②他の発信機を数珠つなぎに接続するために用いる
  • ③受信機の作動を手動でリセットするために用いる
  • ④外部の予備電源を充電するために用いる
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正解 ①送受話器を接続して通話するために用いる
解説
P型1級発信機の電話ジャックは、専用の送受話器を差し込むことにより、発信者と受信機側にいる人とが直接通話するために用いられる。火災の状況をより詳しく伝えられるよう設けられている機能である。

他の選択肢が不適切な理由
電話ジャックは電源の充電端子ではなく、外部電源の供給にも使われない。発信機同士を数珠つなぎに接続する目的の端子でもない。受信機の復旧操作は受信機本体の復旧スイッチで行うものであり、発信機の電話ジャックとは無関係である。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。