2026年版・1-9

自動火災報知設備の設置基準の一問一答

消防設備士乙種4類「消防関係法令」から、自動火災報知設備の設置基準に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問11-9

自動火災報知設備の感知器のうち、火災による熱を感知して作動するものはどれか。

  • ①差動式スポット型感知器
  • ②光電式スポット型感知器
  • ③イオン化式スポット型感知器
  • ④炎感知器
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正解 ①差動式スポット型感知器
解説
差動式スポット型感知器は、周囲の温度の上昇率が一定の値を超えたときに作動する熱感知器の代表例である。

他の選択肢が不適切な理由
光電式スポット型感知器、イオン化式スポット型感知器はいずれも煙の発生を感知する煙感知器であり、熱を感知するものではない。炎感知器は炎から放射される赤外線又は紫外線を感知するものであり、熱そのものを感知する方式ではない。
問21-9

自動火災報知設備の感知器のうち、火災による煙を感知して作動するものはどれか。

  • ①光電式スポット型感知器
  • ②差動式スポット型感知器
  • ③定温式スポット型感知器
  • ④熱複合式感知器
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正解 ①光電式スポット型感知器
解説
光電式スポット型感知器は、煙の濃度が一定の値を超えたときに、光の受光量の変化を利用して作動する煙感知器である。

他の選択肢が不適切な理由
差動式スポット型感知器、定温式スポット型感知器、熱複合式感知器はいずれも熱を感知する熱感知器であり、煙を感知する方式ではない。
問31-9

定温式スポット型感知器の作動原理として、最も適切なものはどれか。

  • ①周囲の温度が一定の温度以上になったときに作動する。
  • ②周囲の温度の上昇率が一定の値を超えたときに作動する。
  • ③煙の濃度が一定の値を超えたときに作動する。
  • ④炎から放射される赤外線又は紫外線を感知して作動する。
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正解 ①周囲の温度が一定の温度以上になったときに作動する。
解説
定温式スポット型感知器は、周囲の温度が公称作動温度など一定の温度以上になったときに作動する熱感知器であり、温度の絶対値に着目する点が差動式との違いである。

他の選択肢が不適切な理由
「温度の上昇率が一定の値を超えたときに作動する」のは差動式スポット型感知器の作動原理であり、定温式の説明としては誤り。「煙の濃度が一定の値を超えたときに作動する」のは光電式等の煙感知器の作動原理である。「炎から放射される赤外線又は紫外線を感知して作動する」のは炎感知器の作動原理であり、定温式感知器の説明ではない。
問41-9

自動火災報知設備の設置義務は、防火対象物のどのような要素に応じて定められるか。

  • ①用途、延べ面積、階数等
  • ②収容人員の多寡のみ
  • ③防火管理者の選任の有無のみ
  • ④消防設備士の人数のみ
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正解 ①用途、延べ面積、階数等
解説
自動火災報知設備の設置義務は、消防法施行令別表第一に定める防火対象物の用途、延べ面積、階数(地階・無窓階・11階以上の階など)といった要素に応じて定められている。

他の選択肢が不適切な理由
収容人員は消火器や避難器具など他の消防用設備等の設置基準で用いられる要素の一つではあるが、自動火災報知設備の設置義務の判断において単独の基準とされているわけではない。防火管理者の選任の有無は防火管理体制に関する別の制度であり、自動火災報知設備の設置義務の判断基準ではない。消防設備士の人数は、工事や点検を行う技術者の数に関する事項であり、防火対象物に自動火災報知設備を設置すべきかどうかの判断基準とは無関係である。
問51-9

自動火災報知設備の受信機のうち、感知器からの信号を固有の信号として受信するものはどれか。

  • ①R型受信機
  • ②P型受信機
  • ③G型受信機
  • ④M型受信機
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正解 ①R型受信機
解説
R型受信機は、感知器や中継器からの信号を回線ごとに固有の信号(アドレス信号)として受信し、火災発生場所をより詳細に特定できる方式の受信機である。

他の選択肢が不適切な理由
P型受信機は、回線ごとに共通の信号を受信し、当該回線に対応する地区表示灯等が点灯する方式であり、固有の信号を受信する方式ではない。G型受信機はガス漏れ火災警報設備に用いられる受信機であり、自動火災報知設備の受信機ではない。M型受信機は消防機関へ通報する火災報知設備に関連する呼称であり、自動火災報知設備の受信機の種類としては誤りである。
問61-9

自動火災報知設備の感知区域を区画するはり等の、天井面からの突出寸法の基準として正しいものはどれか(差動式スポット型・定温式スポット型等の場合)。

  • ①0.4メートル以上
  • ②0.6メートル以上
  • ③1.0メートル以上
  • ④0.2メートル以上
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正解 ①0.4メートル以上
解説
差動式スポット型や定温式スポット型など一般的な熱感知器の場合、天井面から0.4メートル以上突き出したはり等によって区画された部分が、別の感知区域として扱われる。

他の選択肢が不適切な理由
「0.6メートル以上」は差動式分布型感知器や煙感知器の場合の基準であり、一般的なスポット型熱感知器の基準としては誤り。「1.0メートル以上」「0.2メートル以上」はいずれも消防法令上定められた基準値ではない。
問71-9

差動式分布型感知器又は煙感知器を設置する場合の、感知区域を区画するはり等の天井面からの突出寸法の基準として正しいものはどれか。

  • ①0.6メートル以上
  • ②0.4メートル以上
  • ③1.2メートル以上
  • ④0.3メートル以上
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正解 ①0.6メートル以上
解説
差動式分布型感知器や煙感知器を設置する場合は、天井面から0.6メートル以上突き出したはり等によって区画された部分が別の感知区域として扱われる。一般的なスポット型熱感知器の基準である0.4メートルより緩やかな数値となっている点に注意する。

他の選択肢が不適切な理由
「0.4メートル以上」は差動式スポット型・定温式スポット型等一般の熱感知器の基準であり、本問の対象の基準としては誤り。「1.2メートル以上」「0.3メートル以上」はいずれも消防法令上定められた基準値ではない。
問81-9

自動火災報知設備の感知器の設置を要しないとされる場所として、消防法令上定められているものはどれか。

  • ①耐火構造の便所で要件を満たす場所
  • ②不特定多数の者が出入りする廊下
  • ③不特定多数が利用する地階の駐車場
  • ④多数の入院患者が使用する病室
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正解 ①耐火構造の便所で要件を満たす場所
解説
主要構造部を耐火構造とした建築物の便所その他これらに類する場所で、可燃物が存在しにくく火災発生のおそれが著しく少ないと認められる一定の要件を満たす場所については、感知器の設置を要しないこととされている。

他の選択肢が不適切な理由
不特定多数の者が出入りする廊下、不特定多数が利用する地階の駐車場、多数の入院患者が使用する病室は、いずれも火災発生時の危険性や避難の必要性が高い場所であり、感知器の設置を要しない場所としては定められていない。
問91-9

自動火災報知設備の非常電源として、消防法令上認められているものはどれか。

  • ①蓄電池設備等
  • ②手回し発電機
  • ③太陽光発電設備
  • ④非常電源不要
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正解 ①蓄電池設備等
解説
自動火災報知設備の非常電源としては、蓄電池設備又は非常電源専用受電設備等が防火対象物の規模等に応じて認められている。停電時にも設備を作動させるための備えである。

他の選択肢が不適切な理由
手回し発電機や太陽光発電設備のみでは、火災時に確実かつ即座に電源を確保できるとは限らず、消防法令上の非常電源としての基準を満たすものとして単独で認められているものではない。自動火災報知設備には非常電源の設置が必須であり、「非常電源不要」とする記述は誤りである。
問101-9

感知器の設置場所の選定に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①空気吹出口から離して誤作動を防ぐ配慮が必要である。
  • ②設置場所は美観のみを基準に決定してよいとされる。
  • ③換気設備の吹出口の真下に必ず設置しなければならない。
  • ④感知器の設置場所の選定基準は特に定められていない。
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正解 ①空気吹出口から離して誤作動を防ぐ配慮が必要である。
解説
感知器は、空気調和設備の吹出口付近など気流の影響を受けやすい場所に設置すると誤作動や感知の遅れの原因となるため、吹出口から一定の距離を離して設けるなどの配慮をした設置基準が定められている。

他の選択肢が不適切な理由
設置場所を美観のみで決定してよいとするのは、感知性能を確保するための技術基準を無視した誤った記述である。換気設備の吹出口の真下は、むしろ気流の影響で誤作動や感知遅れが生じやすいため避けるべき場所であり、「真下に必ず設置」というのは誤り。感知器の設置場所の選定基準は消防法令上明確に定められており、「特に定められていない」というのは誤りである。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。