2026年版・4-18

危険等級と指定数量の総合の一問一答

甲種危険物取扱者「危険物の性質・火災予防・消火」から、危険等級と指定数量の総合に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問14-18

危険等級Ⅰに区分される危険物の組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①第1類の第3種酸化性固体、第3類の黄りん、第4類の特殊引火物
  • ②第2類の硫化りん、第4類の第1石油類、第5類のすべて
  • ③第1類の第1種酸化性固体、第3類のカリウム、第6類のすべて
  • ④第2類の引火性固体、第4類のアルコール類、第6類の硝酸
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正解 ③第1類の第1種酸化性固体、第3類のカリウム、第6類のすべて
解説
危険等級Ⅰにあたるのは、第1類の第1種酸化性固体、第3類のカリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウム・黄りんおよび第1種自然発火性物質及び禁水性物質、第4類の特殊引火物、第5類の第1種自己反応性物質、そして第6類のすべてです。

ポイント
第6類はすべてが危険等級Ⅰである点が特徴です。第2類には危険等級Ⅰのものがありません。

試験の罠
黄りんと特殊引火物はいずれも危険等級Ⅰですが、第1類の第3種酸化性固体は危険等級Ⅲです。組合せの中に一つでも誤りがあれば、その選択肢は誤りになります。

他の選択肢が不適切な理由
「第1類の第3種酸化性固体」を含む組合せは誤りで、第3種は指定数量が最も大きい区分であり、最上位の等級には当たりません。「第2類の硫化りん」と「第5類のすべて」を含む組合せも誤りで、第2類には最上位の等級そのものが無く、第5類も第1種と第2種で等級が分かれています。「第2類の引火性固体」と「第4類のアルコール類」を含む組合せも誤りで、引火性固体は最も下の等級、アルコール類は上から二番目の等級に区分されます。
問24-18

危険等級Ⅱに区分される第4類危険物として、正しいものはどれか。

  • ①第4石油類と動植物油類
  • ②特殊引火物と第1石油類
  • ③第2石油類と第3石油類
  • ④第1石油類とアルコール類
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正解 ④第1石油類とアルコール類
解説
第4類では、特殊引火物が危険等級Ⅰ、第1石油類とアルコール類が危険等級Ⅱ、それ以外が危険等級Ⅲです。

ポイント
危険等級Ⅲにあたるのは、第2石油類・第3石油類・第4石油類・動植物油類です。引火点が低いものほど危険等級が高くなります。

試験の罠
危険等級は運搬容器の基準や運搬容器への表示に用いるもので、貯蔵所の区分や消火設備の区分とは別の制度です。

他の選択肢が不適切な理由
「第4石油類と動植物油類」の組合せは誤りで、どちらも引火点が高く、最も下の等級に区分されます。「特殊引火物と第1石油類」の組合せも誤りで、特殊引火物は第4類で唯一の最上位区分にあたるため、同じ等級にはなりません。「第2石油類と第3石油類」の組合せも誤りで、いずれも常温では引火しにくく、最も下の等級に置かれています。等級は引火点の低さに応じて決まります。
問34-18

同一の場所で、ガソリン(指定数量200L)600L、エタノール(指定数量400L)800L、灯油(指定数量1,000L)1,500Lを貯蔵する場合の指定数量の倍数として、正しいものはどれか。

  • ①6.5倍
  • ②5.5倍
  • ③7.5倍
  • ④9.0倍
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正解 ①6.5倍
解説
それぞれの数量をその指定数量で割り、合計します。ガソリンは600÷200=3、エタノールは800÷400=2、灯油は1,500÷1,000=1.5です。合計は3+2+1.5=6.5倍になります。

ポイント
倍数が1以上になると消防法の規制対象です。倍数10以上では避雷設備や警報設備、定期点検などの義務が加わります。

試験の罠
品名や類が違っても、同一の場所にあれば倍数は合算します。一つひとつが指定数量未満でも、合計が1以上なら規制の対象です。

他の選択肢が不適切な理由
「5.5倍」「7.5倍」「9.0倍」は、いずれかの品目の指定数量を取り違えたり、割り算で出した商を足し合わせる際に数え違えたりした場合に出てくる値です。エタノールは水溶性なので第1石油類でも指定数量は400Lであり、非水溶性の200Lを当てはめると倍数が2倍にふくらみます。灯油は第2石油類の非水溶性で1,000Lです。品目ごとに貯蔵量をその指定数量で割り、出た商をすべて足すという手順を守れば取り違えを防げます。
問44-18

第5類危険物の指定数量に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①第1種自己反応性物質は100kg、第2種は300kgである
  • ②第1種自己反応性物質は10kg、第2種は100kgである
  • ③品名にかかわらず、すべて100kgと定められている
  • ④第1種は50kg、第2種は500kgと定められている
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正解 ②第1種自己反応性物質は10kg、第2種は100kgである
解説
第5類の指定数量は、危険性の程度に応じて第1種自己反応性物質が10kg、第2種自己反応性物質が100kgと定められています。

ポイント
危険等級は、第1種が危険等級Ⅰ、第2種が危険等級Ⅱです。指定数量と危険等級が対応しています。

試験の罠
第1種か第2種かは、政令で定める試験の結果によって区分されます。品名だけを見て決まるものではありません。

他の選択肢が不適切な理由
「第1種は100kg、第2種は300kg」とする記述は、どちらの値も実際より大きく、爆発性の高いものを実態より緩く扱うことになります。「品名にかかわらずすべて100kg」とする記述も誤りで、政令で定める試験の結果に応じて二つの種別に分かれ、それぞれ別の値が定められています。「第1種は50kg、第2種は500kg」とする記述も誤りで、この類は指定数量が最も小さい部類に属します。
問54-18

第1類危険物の指定数量の組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①第1種50kg、第2種500kg、第3種5,000kg
  • ②第1種10kg、第2種100kg、第3種1,000kg
  • ③第1種50kg、第2種300kg、第3種1,000kg
  • ④第1種100kg、第2種500kg、第3種1,000kg
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正解 ③第1種50kg、第2種300kg、第3種1,000kg
解説
第1類の指定数量は、第1種酸化性固体が50kg、第2種酸化性固体が300kg、第3種酸化性固体が1,000kgです。危険等級はそれぞれⅠ・Ⅱ・Ⅲに対応します。

ポイント
第2類は、硫化りん・赤りん・硫黄が100kg、鉄粉・金属粉・マグネシウムが500kg、引火性固体が1,000kgです。

試験の罠
どの種に区分されるかは、政令で定める試験の結果によります。品名から機械的に決まるわけではありません。

他の選択肢が不適切な理由
「第2種500kg、第3種5,000kg」を含む組合せは、どちらも実際の値より大きく、区分ごとの段階が実態と合いません。「第1種10kg」を含む組合せも誤りで、10kgという値は第3類のカリウムなどや第5類の最も危険性の高い区分に用いられるものです。「第1種100kg」を含む組合せも誤りで、最上位の区分にはこれより小さい値が定められています。どの種になるかは政令で定める試験の結果によります。
問64-18

第3類危険物とその指定数量の組合せとして、誤っているものはどれか。

  • ①第2種自然発火性物質及び禁水性物質 - 50kg
  • ②カリウム - 10kg
  • ③アルキルアルミニウム - 10kg
  • ④黄りん - 10kg
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正解 ④黄りん - 10kg
解説
黄りんの指定数量は20kgです。カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウムはいずれも10kgです。

ポイント
第3類はほかに、第1種自然発火性物質及び禁水性物質が10kg、第2種が50kg、第3種が300kgと定められています。

試験の罠
黄りんだけが20kgという中間の値になっており、そこが問われやすい箇所です。危険等級は、カリウム等・黄りん・第1種がⅠ、第2種がⅡ、第3種がⅢです。

他の選択肢が不適切な理由
第2種自然発火性物質及び禁水性物質に50kgとする組合せは正しく、第1種の10kgと第3種の300kgの中間に位置づけられています。カリウムに10kgとする組合せも正しく、水と激しく反応して発火する危険性の高さから最も小さい値が与えられています。アルキルアルミニウムに10kgとする組合せも正しく、空気に触れただけで発火し水とは爆発的に反応するため、カリウムなどと同じ扱いになっています。
問74-18

危険等級と運搬容器の関係に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①危険等級Ⅰのものほど、より厳しい基準の容器が求められる
  • ②危険等級Ⅲのものほど、より厳しい基準の容器が求められる
  • ③危険等級にかかわらず、容器の基準はすべて同じである
  • ④危険等級は容器の基準とは関係がなく、表示にのみ用いる
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正解 ①危険等級Ⅰのものほど、より厳しい基準の容器が求められる
解説
運搬容器の性能は危険等級に応じて定められており、危険等級Ⅰの危険物には最も厳しい基準の容器が必要です。危険等級Ⅱ・Ⅲの順に基準が緩やかになります。

ポイント
運搬容器の外部には、品名・危険等級・化学名(水溶性のものは「水溶性」の表示)・数量・注意事項を表示します。

試験の罠
危険等級は運搬に関する制度です。製造所等の区分や消火設備の第1種から第5種という区分とは、まったく別のものです。

他の選択肢が不適切な理由
「危険等級Ⅲのものほど厳しい基準の容器が求められる」とする記述は関係が逆で、等級の数字が大きいほど危険性は低く、容器の基準も緩やかになります。「危険等級にかかわらず容器の基準はすべて同じ」とする記述も誤りで、危険性に応じて容器の性能を段階的に定めることが制度の目的です。「表示にのみ用いる」とする記述も誤りで、等級は容器への表示だけでなく、容器そのものの性能基準を決める役割も持っています。
問84-18

指定数量の倍数によって課される規制に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①倍数が10以上の場合に限り、危険物取扱者の立会いが必要となる
  • ②倍数が10以上の製造所には、原則として避雷設備を設ける
  • ③倍数が5以上の製造所には、原則として避雷設備を設ける
  • ④倍数が100以上の場合に限り、定期点検の実施が義務づけられる
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正解 ②倍数が10以上の製造所には、原則として避雷設備を設ける
解説
指定数量の倍数が10以上の製造所・一般取扱所・屋内貯蔵所等には、原則として避雷設備を設けなければなりません。警報設備も、倍数10以上の製造所等に原則として必要です。

ポイント
倍数10以上の製造所等は、定期点検の対象にもなります。

試験の罠
危険物取扱者の立会いは倍数と関係なく必要です。また地下タンクを有する施設や移動タンク貯蔵所などは、倍数にかかわらず定期点検の対象になります。

他の選択肢が不適切な理由
「倍数が10以上の場合に限り危険物取扱者の立会いが必要」とする記述は誤りで、無資格者が取り扱うときの立会いは倍数と関係なく求められます。「倍数が5以上の製造所には避雷設備を設ける」とする記述は基準となる倍数が実際より小さく、この境目の数値は他の規制とそろえて覚える必要があります。「倍数が100以上の場合に限り定期点検が義務づけられる」とする記述も誤りで、地下タンクを持つ施設などは倍数にかかわらず対象になります。
問94-18

指定数量の5分の1以上、指定数量未満の危険物(少量危険物)の貯蔵・取扱いに関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①法令上の規制はなく、事業者の判断にゆだねられている
  • ②消防法の規定が全国一律に適用され、市町村長等の許可を要する
  • ③市町村の火災予防条例により、貯蔵・取扱いの基準が定められる
  • ④都道府県知事が定める規則により、全国共通の基準が適用される
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正解 ③市町村の火災予防条例により、貯蔵・取扱いの基準が定められる
解説
指定数量未満の危険物のうち、指定数量の5分の1以上のものは少量危険物と呼ばれ、市町村の火災予防条例によって貯蔵・取扱いの基準が定められます。

ポイント
条例に基づいて、貯蔵や取扱いを始めるときに消防機関へ届け出ることが一般的です。地域の実情に応じた基準になります。

試験の罠
運搬については、指定数量未満であっても消防法の基準が適用されます。条例に委ねられているのは貯蔵と取扱いです。

他の選択肢が不適切な理由
「法令上の規制はなく事業者の判断にゆだねられている」とする記述は誤りで、指定数量に満たない量であっても火災の危険はあるため、基準が設けられています。「消防法の規定が全国一律に適用され市町村長等の許可を要する」とする記述も誤りで、許可を要するのは指定数量以上を貯蔵し取り扱う施設です。「都道府県知事が定める規則により全国共通の基準が適用される」とする記述も誤りで、基準を定めるのは市町村です。
問104-18

指定数量の倍数の合算に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①品名が異なる危険物は、それぞれ別に判定して合算することはない
  • ②合算するのは、いずれも指定数量以上である場合に限られる
  • ③類が同じ危険物どうしに限って、倍数を合算することになる
  • ④品名が異なる危険物でも、同一場所にあれば倍数を合算する
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正解 ④品名が異なる危険物でも、同一場所にあれば倍数を合算する
解説
同一の場所で2種類以上の危険物を貯蔵し、または取り扱う場合は、それぞれの数量をその指定数量で割った値を合計します。合計が1以上になれば、指定数量以上の危険物として消防法の規制を受けます。

ポイント
類が違っても、品名が違っても合算します。ガソリンと灯油、第4類と第1類の組合せでも同じです。

試験の罠
場所が明確に分かれていれば、それぞれ別に判定します。同一の場所といえるかどうかが判断の分かれ目になります。

他の選択肢が不適切な理由
「品名が異なる危険物はそれぞれ別に判定して合算しない」とする記述は誤りで、同じ場所にある以上、火災が起きればまとめて一つの危険として現れます。「合算するのはいずれも指定数量以上である場合に限られる」とする記述も誤りで、一つひとつが指定数量に満たなくても、合計が1以上になれば規制の対象です。「類が同じ危険物どうしに限って合算する」とする記述も誤りで、類が違っても同一の場所にあれば合算します。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。