問11-1
換気に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ①第3種機械換気は、給気機と排気機を併用する方式をいう。
- ②必要換気量は、室内の二酸化炭素濃度を基準として算定する。
- ③換気回数とは、1時間当たりの換気量を室容積で除した値をいう。
- ④温度差換気の換気量は、内外の温度差の平方根に比例する。
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正解
①第3種機械換気は、給気機と排気機を併用する方式をいう。
解説
機械換気の種別は、給気側と排気側のどちらに送風機を置くかで決まります。第3種機械換気は、給気は給気口から自然に取り入れ、排気だけを排気機で強制的に行う方式です。給気と排気の両方に送風機を用いるのは第1種機械換気で、両者はまったく別の方式です。第3種は排気側だけを機械で引くため室内が周囲より低い圧力(負圧)になり、そこで発生した臭気や水蒸気が他室へ流れ出しにくくなります。この性質を利用して、便所・浴室・厨房など汚染源のある室に採用されるのが一般的です。
他の選択肢が不適切な理由
「換気回数とは、1時間当たりの換気量を室容積で除した値をいう。」は正しく、単位は回/hで、その室の空気が1時間に何回入れ替わるかを表します。「必要換気量は、室内の二酸化炭素濃度を基準として算定する。」も正しく、在室者の呼吸により発生する二酸化炭素を許容濃度以下に保つ量として算定します。「温度差換気の換気量は、内外の温度差の平方根に比例する。」も正しい記述で、温度差そのものではなく平方根に比例し、上下開口部の高低差の平方根にも比例します。
試験の罠
機械換気は「どちら側に送風機を置くか」で覚えます。第1種は給気も排気も機械、第2種は給気だけ機械で室内は正圧、第3種は排気だけ機械で室内は負圧です。第2種は汚れた空気を入れたくない手術室やクリーンルーム、第3種は臭気や湿気を出したくない便所・浴室・厨房、と用途まで結び付けると取り違えません。
機械換気の種別は、給気側と排気側のどちらに送風機を置くかで決まります。第3種機械換気は、給気は給気口から自然に取り入れ、排気だけを排気機で強制的に行う方式です。給気と排気の両方に送風機を用いるのは第1種機械換気で、両者はまったく別の方式です。第3種は排気側だけを機械で引くため室内が周囲より低い圧力(負圧)になり、そこで発生した臭気や水蒸気が他室へ流れ出しにくくなります。この性質を利用して、便所・浴室・厨房など汚染源のある室に採用されるのが一般的です。
他の選択肢が不適切な理由
「換気回数とは、1時間当たりの換気量を室容積で除した値をいう。」は正しく、単位は回/hで、その室の空気が1時間に何回入れ替わるかを表します。「必要換気量は、室内の二酸化炭素濃度を基準として算定する。」も正しく、在室者の呼吸により発生する二酸化炭素を許容濃度以下に保つ量として算定します。「温度差換気の換気量は、内外の温度差の平方根に比例する。」も正しい記述で、温度差そのものではなく平方根に比例し、上下開口部の高低差の平方根にも比例します。
試験の罠
機械換気は「どちら側に送風機を置くか」で覚えます。第1種は給気も排気も機械、第2種は給気だけ機械で室内は正圧、第3種は排気だけ機械で室内は負圧です。第2種は汚れた空気を入れたくない手術室やクリーンルーム、第3種は臭気や湿気を出したくない便所・浴室・厨房、と用途まで結び付けると取り違えません。