問11-2
日照及び日射に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ①水平面の日射受熱量は、1年を通じて冬至の日が最大となる。
- ②可照時間は、日の出から日没までの時間で、緯度と季節で決まる。
- ③日照率は、可照時間に対する実際の日照時間の割合で表される。
- ④北緯35度付近の南面の壁は、冬至の日の日射量が最も多い。
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正解
①水平面の日射受熱量は、1年を通じて冬至の日が最大となる。
解説
水平面が受ける日射量は、太陽高度が高いほど日射が垂直に近い角度で当たるため大きくなり、あわせて日照時間が長いほど1日の積算量が増えます。北半球では夏至の日に太陽高度が最も高く、可照時間も最も長くなるため、水平面の日射受熱量は夏至の日に最大となります。冬至の日は太陽高度が低く日照時間も短いため、水平面の受熱量は1年で最小です。したがって「冬至の日が最大」という記述は誤りです。屋根面や水平の天窓が夏に過熱しやすいのは、この夏至前後の受熱量の大きさによります。
他の選択肢が不適切な理由
「可照時間は、日の出から日没までの時間で、緯度と季節で決まる。」は正しく、天候には左右されない理論値です。「日照率は、可照時間に対する実際の日照時間の割合で表される。」も正しく、雲などの影響を含めた実際の日照の程度を表します。「北緯35度付近の南面の壁は、冬至の日の日射量が最も多い。」も正しく、冬は太陽高度が低いため南向きの鉛直面に日射がほぼ正面から当たるからです。
試験の罠
「水平面(屋根)は夏至が最大」「南向きの鉛直面(南壁)は冬至が最大」が定番の対比です。夏は太陽高度が高いため屋根に強く当たり、冬は高度が低いため南面の壁に深く差し込みます。この2つを入れ替えた選択肢が繰り返し出題されます。
水平面が受ける日射量は、太陽高度が高いほど日射が垂直に近い角度で当たるため大きくなり、あわせて日照時間が長いほど1日の積算量が増えます。北半球では夏至の日に太陽高度が最も高く、可照時間も最も長くなるため、水平面の日射受熱量は夏至の日に最大となります。冬至の日は太陽高度が低く日照時間も短いため、水平面の受熱量は1年で最小です。したがって「冬至の日が最大」という記述は誤りです。屋根面や水平の天窓が夏に過熱しやすいのは、この夏至前後の受熱量の大きさによります。
他の選択肢が不適切な理由
「可照時間は、日の出から日没までの時間で、緯度と季節で決まる。」は正しく、天候には左右されない理論値です。「日照率は、可照時間に対する実際の日照時間の割合で表される。」も正しく、雲などの影響を含めた実際の日照の程度を表します。「北緯35度付近の南面の壁は、冬至の日の日射量が最も多い。」も正しく、冬は太陽高度が低いため南向きの鉛直面に日射がほぼ正面から当たるからです。
試験の罠
「水平面(屋根)は夏至が最大」「南向きの鉛直面(南壁)は冬至が最大」が定番の対比です。夏は太陽高度が高いため屋根に強く当たり、冬は高度が低いため南面の壁に深く差し込みます。この2つを入れ替えた選択肢が繰り返し出題されます。