問16-4
市場金利と債券価格の関係について、正しいものはどれか。
- ①市場金利が上昇すると、既発債の価格は上昇する傾向がある
- ②市場金利が上昇すると、既発債の価格は下落する傾向がある
- ③市場金利が変動しても、既発債の価格は変動しない仕組みである
- ④市場金利が低下すると、既発債の利回りは上昇する傾向がある
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正解
②市場金利が上昇すると、既発債の価格は下落する傾向がある
解説
債券価格と市場金利は逆の方向に動きます。すでに発行されている債券(既発債)の表面利率は発行時に固定されており、後から変えることができません。そのため市場金利が上昇して新しく発行される債券の利率が高くなると、利率の低い既発債は相対的に魅力がなくなります。魅力の差を埋める唯一の方法は価格を下げることで、価格が下がれば購入者の利回りが上がり、新発債と釣り合うところまで調整されます。これが金利上昇時に債券価格が下落する理由です。
逆に市場金利が低下すると、利率の高い既発債の魅力が増して価格が上昇し、利回りは低下します。つまり価格と利回りも逆方向に動きます。
他の選択肢が不適切な理由
「市場金利が上昇すると、既発債の価格は上昇する傾向がある」は方向が逆です。金利上昇時は既発債の相対的な魅力が下がるため価格は下落します。
「市場金利が変動しても、既発債の価格は変動しない仕組みである」は誤りです。表面利率は固定されますが、市場で売買される価格は金利水準に応じて日々変動します。
「市場金利が低下すると、既発債の利回りは上昇する傾向がある」も方向が逆です。市場金利が低下すれば既発債の利回りも低下し、価格は上昇します。
覚え方のポイント
「価格と利回りはシーソー」と覚えます。表面利率が固定されている以上、投資家の得る利回りを調整できるのは価格しかありません。市場金利と利回りは同じ向き、価格だけが逆向きに動く、と3者の関係を整理しておくと、どの表現で問われても対応できます。
債券価格と市場金利は逆の方向に動きます。すでに発行されている債券(既発債)の表面利率は発行時に固定されており、後から変えることができません。そのため市場金利が上昇して新しく発行される債券の利率が高くなると、利率の低い既発債は相対的に魅力がなくなります。魅力の差を埋める唯一の方法は価格を下げることで、価格が下がれば購入者の利回りが上がり、新発債と釣り合うところまで調整されます。これが金利上昇時に債券価格が下落する理由です。
逆に市場金利が低下すると、利率の高い既発債の魅力が増して価格が上昇し、利回りは低下します。つまり価格と利回りも逆方向に動きます。
他の選択肢が不適切な理由
「市場金利が上昇すると、既発債の価格は上昇する傾向がある」は方向が逆です。金利上昇時は既発債の相対的な魅力が下がるため価格は下落します。
「市場金利が変動しても、既発債の価格は変動しない仕組みである」は誤りです。表面利率は固定されますが、市場で売買される価格は金利水準に応じて日々変動します。
「市場金利が低下すると、既発債の利回りは上昇する傾向がある」も方向が逆です。市場金利が低下すれば既発債の利回りも低下し、価格は上昇します。
覚え方のポイント
「価格と利回りはシーソー」と覚えます。表面利率が固定されている以上、投資家の得る利回りを調整できるのは価格しかありません。市場金利と利回りは同じ向き、価格だけが逆向きに動く、と3者の関係を整理しておくと、どの表現で問われても対応できます。