問16-1
利付債と割引債の違いについて、正しいものはどれか。
- ①利付債は保有期間中に利子を受け取り、償還時に額面金額が戻る
- ②利付債は利子が支払われず、額面を下回る価格で発行される債券である
- ③割引債は毎年一定の利子が支払われ、償還時に額面金額が戻る
- ④割引債は利子と償還差益の両方が投資家の収益となる債券である
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正解
①利付債は保有期間中に利子を受け取り、償還時に額面金額が戻る
解説
債券は「誰が誰に、いつ、いくら返すか」を約束した借用証書であり、その返し方の違いで利付債と割引債に分かれます。利付債は、あらかじめ決められた表面利率にもとづいて年1回または年2回の利払日に利子が支払われ、償還期限が来ると額面金額(通常は額面100円につき100円)が払い戻されます。つまり投資家の収益は「利子」と「額面と購入価格の差(償還差損益)」の2つで構成されます。
これに対して割引債(ディスカウント債)は利子の支払が一切なく、そのかわり額面を下回る価格で発行されます。投資家は発行価格と額面の差額だけを収益として受け取る仕組みで、この差額を償還差益といいます。国庫短期証券やゼロクーポン債がこの形をとります。
他の選択肢が不適切な理由
「利付債は利子が支払われず、額面を下回る価格で発行される債券である」は、利付債と割引債の説明が入れ替わっています。額面を下回る価格で発行され利子がないのは割引債です。
「割引債は毎年一定の利子が支払われ、償還時に額面金額が戻る」も逆で、これは利付債の説明です。割引債は「クーポン(利子)がない」ことが最大の特徴です。
「割引債は利子と償還差益の両方が投資家の収益となる債券である」は、利子と償還差損益の両方が収益になる利付債の説明です。割引債の収益は償還差益のみです。
覚え方のポイント
「利付=利子が付く」「割引=額面から割り引いて売る」と、名前がそのまま仕組みを表していると覚えます。収益の本数で整理すると確実です。利付債は収益が2本(利子+償還差損益)、割引債は収益が1本(償還差益のみ)です。
債券は「誰が誰に、いつ、いくら返すか」を約束した借用証書であり、その返し方の違いで利付債と割引債に分かれます。利付債は、あらかじめ決められた表面利率にもとづいて年1回または年2回の利払日に利子が支払われ、償還期限が来ると額面金額(通常は額面100円につき100円)が払い戻されます。つまり投資家の収益は「利子」と「額面と購入価格の差(償還差損益)」の2つで構成されます。
これに対して割引債(ディスカウント債)は利子の支払が一切なく、そのかわり額面を下回る価格で発行されます。投資家は発行価格と額面の差額だけを収益として受け取る仕組みで、この差額を償還差益といいます。国庫短期証券やゼロクーポン債がこの形をとります。
他の選択肢が不適切な理由
「利付債は利子が支払われず、額面を下回る価格で発行される債券である」は、利付債と割引債の説明が入れ替わっています。額面を下回る価格で発行され利子がないのは割引債です。
「割引債は毎年一定の利子が支払われ、償還時に額面金額が戻る」も逆で、これは利付債の説明です。割引債は「クーポン(利子)がない」ことが最大の特徴です。
「割引債は利子と償還差益の両方が投資家の収益となる債券である」は、利子と償還差損益の両方が収益になる利付債の説明です。割引債の収益は償還差益のみです。
覚え方のポイント
「利付=利子が付く」「割引=額面から割り引いて売る」と、名前がそのまま仕組みを表していると覚えます。収益の本数で整理すると確実です。利付債は収益が2本(利子+償還差損益)、割引債は収益が1本(償還差益のみ)です。