問15-2
株式の売買注文における成行注文と指値注文に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- ①指値注文は値段を指定する注文で、成行注文より優先して執行される
- ②成行注文は必ず約定するため、値段が想定より不利になることはない
- ③成行注文は値段を指定しない注文で、指値注文に優先して執行される
- ④指値注文は指定した値段より有利な値段では約定しない仕組みである
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正解
③成行注文は値段を指定しない注文で、指値注文に優先して執行される
解説
成行注文は「値段はいくらでもよいから売買したい」という注文、指値注文は「この値段以上では買わない/この値段以下では売らない」と値段を指定する注文です。取引所の売買では、値段を問わない成行注文が指値注文よりも優先して執行されます(成行優先の原則)。値段を指定しない注文は取引を成立させる意思がもっとも強く、これを先に処理することで市場の流動性が保たれるためです。
他の選択肢が不適切な理由
「指値注文は値段を指定する注文で、成行注文より優先して執行される」は、優先関係が逆です。指値注文の定義部分は正しいものの、優先順位の記述が誤っているため答えになりません。
「成行注文は必ず約定するため、値段が想定より不利になることはない」は誤りです。成行注文は約定しやすい反面、値段を指定しないため、板が薄い銘柄では想定外に不利な値段で約定することがあります。また反対注文がまったくなければ約定しないこともあります。
「指値注文は指定した値段より有利な値段では約定しない仕組みである」も誤りです。買いの指値であれば指定値段以下、売りの指値であれば指定値段以上で約定するため、指定より有利な値段で約定することはあります。
覚え方のポイント
優先順位は「(1) 成行が指値に優先/(2) 値段の有利なほうが優先(買いは高い値段、売りは安い値段)/(3) 同値段なら早い注文が優先」の3段階です。この順番を「成行→価格→時間」と唱えて覚えると、板の読み方の問題にも即応できます。ここで間違える人が多いのは、成行と指値のどちらが優先するかを逆に覚えてしまう点です。「値段を問わない注文のほうが強い」と結びつけて記憶してください。
成行注文は「値段はいくらでもよいから売買したい」という注文、指値注文は「この値段以上では買わない/この値段以下では売らない」と値段を指定する注文です。取引所の売買では、値段を問わない成行注文が指値注文よりも優先して執行されます(成行優先の原則)。値段を指定しない注文は取引を成立させる意思がもっとも強く、これを先に処理することで市場の流動性が保たれるためです。
他の選択肢が不適切な理由
「指値注文は値段を指定する注文で、成行注文より優先して執行される」は、優先関係が逆です。指値注文の定義部分は正しいものの、優先順位の記述が誤っているため答えになりません。
「成行注文は必ず約定するため、値段が想定より不利になることはない」は誤りです。成行注文は約定しやすい反面、値段を指定しないため、板が薄い銘柄では想定外に不利な値段で約定することがあります。また反対注文がまったくなければ約定しないこともあります。
「指値注文は指定した値段より有利な値段では約定しない仕組みである」も誤りです。買いの指値であれば指定値段以下、売りの指値であれば指定値段以上で約定するため、指定より有利な値段で約定することはあります。
覚え方のポイント
優先順位は「(1) 成行が指値に優先/(2) 値段の有利なほうが優先(買いは高い値段、売りは安い値段)/(3) 同値段なら早い注文が優先」の3段階です。この順番を「成行→価格→時間」と唱えて覚えると、板の読み方の問題にも即応できます。ここで間違える人が多いのは、成行と指値のどちらが優先するかを逆に覚えてしまう点です。「値段を問わない注文のほうが強い」と結びつけて記憶してください。