問11-2
第一種金融商品取引業者の主要な業務に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- ①委託売買業務は顧客の注文を受けて市場で売買を成立させる業務のことである
- ②自己売買業務は顧客から預かった資産を運用して報酬を受け取る業務である
- ③引受業務は有価証券の発行に際して発行者から取得等を行う業務である
- ④募集の取扱いは発行者に代わって投資者に取得の勧誘を行う業務である
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正解
②自己売買業務は顧客から預かった資産を運用して報酬を受け取る業務である
解説
証券会社の中心的な業務は四つに整理されます。委託売買業務(ブローカー業務)は顧客の注文を市場に取り次いで売買を成立させ、委託手数料を受け取る業務です。自己売買業務(ディーラー業務)は証券会社が自らの資金と判断で自己の計算において売買を行うもので、その損益は証券会社自身に帰属します。引受業務(アンダーライティング業務)は有価証券の発行に際して発行者から取得または残額の取得を約する業務、募集・売出しの取扱い(セリング業務)は発行者や所有者に代わって投資者に勧誘を行う業務です。顧客から資産の運用を任されて報酬を受け取るのは投資運用業であり、自己売買業務とは全く別の業務区分です。
他の選択肢が不適切な理由
「委託売買業務は顧客の注文を受けて市場で売買を成立させる業務のことである」は正しい記述で、証券会社は顧客の代理人的な立場で注文を執行します。「引受業務は有価証券の発行に際して発行者から取得等を行う業務である」も正しく、買取引受けと残額引受けの二つの形態があります。「募集の取扱いは発行者に代わって投資者に取得の勧誘を行う業務である」も正しく、証券会社は売れ残りを引き取る義務を負いません。
覚え方のポイント
「自己」という語が出たら自分の勘定、「委託」なら顧客の勘定、と主語で切り分けます。他人の資産を運用する業務は投資運用業に分類されるので、業務区分の名称と主語をセットで覚えてください。
証券会社の中心的な業務は四つに整理されます。委託売買業務(ブローカー業務)は顧客の注文を市場に取り次いで売買を成立させ、委託手数料を受け取る業務です。自己売買業務(ディーラー業務)は証券会社が自らの資金と判断で自己の計算において売買を行うもので、その損益は証券会社自身に帰属します。引受業務(アンダーライティング業務)は有価証券の発行に際して発行者から取得または残額の取得を約する業務、募集・売出しの取扱い(セリング業務)は発行者や所有者に代わって投資者に勧誘を行う業務です。顧客から資産の運用を任されて報酬を受け取るのは投資運用業であり、自己売買業務とは全く別の業務区分です。
他の選択肢が不適切な理由
「委託売買業務は顧客の注文を受けて市場で売買を成立させる業務のことである」は正しい記述で、証券会社は顧客の代理人的な立場で注文を執行します。「引受業務は有価証券の発行に際して発行者から取得等を行う業務である」も正しく、買取引受けと残額引受けの二つの形態があります。「募集の取扱いは発行者に代わって投資者に取得の勧誘を行う業務である」も正しく、証券会社は売れ残りを引き取る義務を負いません。
覚え方のポイント
「自己」という語が出たら自分の勘定、「委託」なら顧客の勘定、と主語で切り分けます。他人の資産を運用する業務は投資運用業に分類されるので、業務区分の名称と主語をセットで覚えてください。