問11-1
直接金融の説明として、最も適切なものはどれか。
- ①資金の需要者が発行する株式や債券を、供給者が直接取得する仕組みである
- ②銀行が預金者から集めた資金を、自らの判断で企業に貸し付ける仕組みである
- ③保険会社が契約者から集めた保険料を、自社の名義で運用する仕組みである
- ④政府が国債の発行で集めた資金を、財政投融資として企業へ回す仕組みである
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正解
①資金の需要者が発行する株式や債券を、供給者が直接取得する仕組みである
解説
直接金融とは、資金を必要とする企業や国などが株式・債券といった有価証券を発行し、資金の供給者である投資者がそれを直接取得することで資金が移動する仕組みです。証券市場が果たしている中心的な役割がこれで、投資者は自分の判断で投資先を選び、その結果として生じる損益も自分で負います。これに対して間接金融では、預金者は銀行に預けるだけで融資先を選ばず、貸倒れの危険は銀行が負います。直接金融の意義は、投資者が自らリスクを取ることで、まだ実績の乏しい企業や長期の事業にも資金が回りやすくなる点にあります。
他の選択肢が不適切な理由
「銀行が預金者から集めた資金を、自らの判断で企業に貸し付ける仕組みである」は間接金融の典型例で、資金の出し手と受け手の間に銀行が入るため直接金融ではありません。「保険会社が契約者から集めた保険料を、自社の名義で運用する仕組みである」も、契約者と投資先の間に保険会社が入る間接金融です。「政府が国債の発行で集めた資金を、財政投融資として企業へ回す仕組みである」は財政の資金配分の話で、投資者が投資先を選ぶ直接金融の説明にはなりません。
覚え方のポイント
判断の順番は「リスクを最終的に誰が負っているか」です。損失を投資者自身が負うなら直接金融、間に入った金融機関が負うなら間接金融と整理すると迷いません。
直接金融とは、資金を必要とする企業や国などが株式・債券といった有価証券を発行し、資金の供給者である投資者がそれを直接取得することで資金が移動する仕組みです。証券市場が果たしている中心的な役割がこれで、投資者は自分の判断で投資先を選び、その結果として生じる損益も自分で負います。これに対して間接金融では、預金者は銀行に預けるだけで融資先を選ばず、貸倒れの危険は銀行が負います。直接金融の意義は、投資者が自らリスクを取ることで、まだ実績の乏しい企業や長期の事業にも資金が回りやすくなる点にあります。
他の選択肢が不適切な理由
「銀行が預金者から集めた資金を、自らの判断で企業に貸し付ける仕組みである」は間接金融の典型例で、資金の出し手と受け手の間に銀行が入るため直接金融ではありません。「保険会社が契約者から集めた保険料を、自社の名義で運用する仕組みである」も、契約者と投資先の間に保険会社が入る間接金融です。「政府が国債の発行で集めた資金を、財政投融資として企業へ回す仕組みである」は財政の資金配分の話で、投資者が投資先を選ぶ直接金融の説明にはなりません。
覚え方のポイント
判断の順番は「リスクを最終的に誰が負っているか」です。損失を投資者自身が負うなら直接金融、間に入った金融機関が負うなら間接金融と整理すると迷いません。