オプションの買い手の損益に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ①コールの買い手もプットの買い手も、損益はともに無限定である
- ②コールの買い手は、利益がプレミアムに限定され、損失に上限がない
- ③プットの買い手は、損失に上限がなく、利益はプレミアムに限られる
- ④コールの買い手は、損失がプレミアムに限定され、利益に上限がない
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コールの買い手は、原資産を権利行使価格で買う権利を持っています。
原資産価格が権利行使価格を下回れば権利を放棄すればよく、その場合の損失は支払ったプレミアムだけです。
一方、原資産価格が上昇すればするほど権利の価値は増えていき、理論上その上昇に上限はありません。したがって利益は無限定となります。
これを損益図で表すと、原資産価格が低い領域ではプレミアム分の損失で水平に推移し、損益分岐点を超えたところから右上がりに伸びていく折れ線になります。
他の選択肢が誤りである理由
コールの買い手の利益がプレミアムに限定されるとする記述は誤りで、それは売り手の姿です。
プットの買い手の損失に上限がないとする記述も誤りで、買い手の損失は常にプレミアムに限られます。
買い手の損益がともに無限定とする記述も誤りで、損失は必ずプレミアムの範囲です。
覚え方のポイント
「買い手は損失限定・利益追求」が原則です。ただしプットの買い手の利益は、原資産価格がゼロになる場合が上限であるため、厳密には無限ではなく大きく限定される点も押さえておきます。