問11-1
金融商品取引法の目的に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- ①金融商品等の公正な価格形成を図り、国民経済の健全な発展と投資者の保護に資することを目的としている。
- ②金融機関の業務の健全かつ適切な運営を確保し、預金者の保護に資することを目的としている。
- ③事業者と消費者の情報の質及び量の格差に着目し、消費者の利益の擁護を図ることを主たる目的としている。
- ④金融商品取引業者の経営基盤を強化し、業界内の公正な競争秩序を確立することを目的としている。
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正解
①金融商品等の公正な価格形成を図り、国民経済の健全な発展と投資者の保護に資することを目的としている。
解説
金融商品取引法は、企業内容等の開示制度の整備、金融商品取引業者に関する規制、金融商品取引所の適切な運営の確保などを手段として、有価証券の発行・流通と金融商品の取引を公正なものにすることを狙いとしています。
その結果として資本市場が本来の機能を十分に発揮し、公正な価格が形成されることを目指し、最終的な到達点として国民経済の健全な発展と投資者の保護を掲げています。
投資者の保護とは、損をさせないという意味ではなく、投資者が正しい情報に基づいて自己責任で判断できる環境を整えるという意味です。
他の選択肢が誤りである理由
預金者の保護を目的とするのは銀行法であり、金融商品取引法の目的ではありません。
消費者の利益の擁護を掲げるのは消費者契約法の目的であって、本法の目的規定とは異なります。
業界内の競争秩序の確立を目的とする記述も誤りで、本法は業者の利益ではなく市場と投資者を守るための法律です。
覚え方のポイント
目的規定は「国民経済の健全な発展」と「投資者の保護」という二本柱で締めくくられます。この二つの語がそろっているかどうかで正誤を判断できます。
金融商品取引法は、企業内容等の開示制度の整備、金融商品取引業者に関する規制、金融商品取引所の適切な運営の確保などを手段として、有価証券の発行・流通と金融商品の取引を公正なものにすることを狙いとしています。
その結果として資本市場が本来の機能を十分に発揮し、公正な価格が形成されることを目指し、最終的な到達点として国民経済の健全な発展と投資者の保護を掲げています。
投資者の保護とは、損をさせないという意味ではなく、投資者が正しい情報に基づいて自己責任で判断できる環境を整えるという意味です。
他の選択肢が誤りである理由
預金者の保護を目的とするのは銀行法であり、金融商品取引法の目的ではありません。
消費者の利益の擁護を掲げるのは消費者契約法の目的であって、本法の目的規定とは異なります。
業界内の競争秩序の確立を目的とする記述も誤りで、本法は業者の利益ではなく市場と投資者を守るための法律です。
覚え方のポイント
目的規定は「国民経済の健全な発展」と「投資者の保護」という二本柱で締めくくられます。この二つの語がそろっているかどうかで正誤を判断できます。