2026年版・1-4

社会保険(医療・介護・労災・雇用)の一問一答

FP3級「ライフプランニングと資金計画」から、社会保険(医療・介護・労災・雇用)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問11-4

健康保険の傷病手当金に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①支給開始日以前12か月間の標準報酬月額の平均額を30で除した額の3分の2に相当する額が、休業4日目から支給される。
  • ②支給開始日以前12か月間の標準報酬月額の平均額を30で除した額の2分の1に相当する額が、休業4日目から支給される。
  • ③支給開始日以前12か月間の標準報酬月額の平均額を30で除した額の3分の2に相当する額が、休業1日目から支給される。
  • ④支給開始日以前12か月間の標準報酬月額の平均額を30で除した額の4分の3に相当する額が、休業4日目から支給される。
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正解 ①支給開始日以前12か月間の標準報酬月額の平均額を30で除した額の3分の2に相当する額が、休業4日目から支給される。
解説
傷病手当金は、連続する3日間の待期期間が完成した後、休業4日目以降の労務不能日について、支給開始日以前12か月間の標準報酬月額の平均額を30で除した標準報酬日額の3分の2に相当する額が支給されます。支給期間は同一傷病について通算1年6か月が限度です。

他の選択肢が不適切な理由
支給割合を2分の1や4分の3とする記述は誤りで、正しくは3分の2です。待期期間が完成する前の休業1日目から支給されるという記述も誤りで、支給が始まるのは休業4日目からです。
問21-4

健康保険の高額療養費制度に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①自己負担限度額は、年齢のみによって区分され、限度額を超えた分が高額療養費として払い戻される。
  • ②自己負担限度額は、所得水準によって区分され、限度額を超えた分が高額療養費として払い戻される。
  • ③自己負担限度額は、職業の種類によって区分され、限度額を超えた分が高額療養費として払い戻される。
  • ④自己負担限度額は、居住する都道府県によって区分され、限度額を超えた分が高額療養費として払い戻される。
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正解 ②自己負担限度額は、所得水準によって区分され、限度額を超えた分が高額療養費として払い戻される。
解説
高額療養費制度は、同一月における医療費の自己負担額が一定の限度額を超えた場合に、その超えた分が払い戻される制度です。自己負担限度額は年齢と所得水準によって区分が設けられており、所得が高いほど限度額も高く設定されます。あわせて同一世帯での合算や、直近12か月に4回以上該当した場合の多数回該当による負担軽減の仕組みもあります。

他の選択肢が不適切な理由
限度額の区分は年齢のみで決まるわけではなく所得水準も加味されます。職業の種類や居住する都道府県によって限度額が区分される制度でもありません。
問31-4

健康保険の任意継続被保険者になるための要件に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①資格喪失日の前日まで引き続き1か月以上被保険者であった者が、資格喪失日から20日以内に申出をすることで、最長2年継続加入できる。
  • ②資格喪失日の前日まで引き続き2か月以上被保険者であった者が、資格喪失日から10日以内に申出をすることで、最長2年継続加入できる。
  • ③資格喪失日の前日まで引き続き2か月以上被保険者であった者が、資格喪失日から20日以内に申出をすることで、最長2年継続加入できる。
  • ④資格喪失日の前日まで引き続き2か月以上被保険者であった者が、資格喪失日から20日以内に申出をすることで、最長1年継続加入できる。
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正解 ③資格喪失日の前日まで引き続き2か月以上被保険者であった者が、資格喪失日から20日以内に申出をすることで、最長2年継続加入できる。
解説
退職等により健康保険の被保険者資格を喪失した場合、資格喪失日の前日まで継続して2か月以上被保険者であった者は、資格喪失日から20日以内に申出をすることで、最長2年間、任意継続被保険者として健康保険に加入し続けることができます。保険料は全額自己負担となります。

他の選択肢が不適切な理由
加入期間の要件は1か月以上ではなく2か月以上必要です。申出期限は10日以内ではなく20日以内であり、継続できる期間も1年ではなく最長2年です。
問41-4

介護保険の被保険者区分に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①第1号被保険者は40歳以上の者であり、第2号被保険者は65歳以上75歳未満の医療保険加入者である。
  • ②第1号被保険者は60歳以上の者であり、第2号被保険者は40歳以上60歳未満の医療保険加入者である。
  • ③第1号被保険者は65歳以上の者であり、第2号被保険者は20歳以上40歳未満の医療保険加入者である。
  • ④第1号被保険者は65歳以上の者であり、第2号被保険者は40歳以上65歳未満の医療保険加入者である。
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正解 ④第1号被保険者は65歳以上の者であり、第2号被保険者は40歳以上65歳未満の医療保険加入者である。
解説
介護保険の被保険者は、65歳以上の第1号被保険者と、40歳以上65歳未満の医療保険加入者である第2号被保険者に区分されます。第1号被保険者は原因を問わず要介護・要支援認定を受ければサービスを利用できますが、第2号被保険者は特定疾病が原因の場合に限られます。

他の選択肢が不適切な理由
第1号被保険者の年齢を40歳以上や60歳以上とする記述は誤りで、正しくは65歳以上です。第2号被保険者の年齢範囲を65歳以上75歳未満や20歳以上40歳未満とする記述も誤りで、正しくは40歳以上65歳未満です。
問51-4

介護保険サービスを利用した場合の利用者負担に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①介護保険サービスを利用した場合の利用者負担は、所得に応じて1割から3割である。
  • ②介護保険サービスを利用した場合の利用者負担は、所得に応じて1割から2割である。
  • ③介護保険サービスを利用した場合の利用者負担は、所得に応じて2割から4割である。
  • ④介護保険サービスを利用した場合の利用者負担は、所得に応じて3割から5割である。
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正解 ①介護保険サービスを利用した場合の利用者負担は、所得に応じて1割から3割である。
解説
介護保険サービスの利用者負担は、原則として1割ですが、一定以上の所得がある第1号被保険者は2割または3割の負担となります。なお、第2号被保険者や市町村民税非課税者等は所得にかかわらず1割負担です。

他の選択肢が不適切な理由
負担割合の上限を2割とする記述は誤りで、正しくは3割まであります。2割から4割、3割から5割といった負担割合も実際の制度と異なります。
問61-4

労働者災害補償保険(労災保険)の保険料負担に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①労災保険の保険料は、労働者と事業主が折半して負担する。
  • ②労災保険の保険料は、その全額を事業主が負担する。
  • ③労災保険の保険料は、その全額を労働者が負担する。
  • ④労災保険の保険料は、国と事業主が折半して負担する。
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正解 ②労災保険の保険料は、その全額を事業主が負担する。
解説
労災保険(労働者災害補償保険)の保険料は、労働者の業務上・通勤上の災害を補償するための保険であることから、その全額を事業主が負担することとされており、労働者本人の負担はありません。

他の選択肢が不適切な理由
労働者と事業主が折半するという記述、労働者が全額負担するという記述はいずれも誤りです。国と事業主が折半するという仕組みもなく、保険料は事業主の全額負担です。
問71-4

雇用保険の育児休業給付金の支給率に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①雇用保険の育児休業給付金の支給率は、休業開始から180日目までは休業開始時賃金日額の50%、181日目以降は67%である。
  • ②雇用保険の育児休業給付金の支給率は、休業開始から180日目までは休業開始時賃金日額の67%、181日目以降も67%である。
  • ③雇用保険の育児休業給付金の支給率は、休業開始から180日目までは休業開始時賃金日額の67%、181日目以降は50%である。
  • ④雇用保険の育児休業給付金の支給率は、休業開始から180日目までは休業開始時賃金日額の80%、181日目以降は60%である。
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正解 ③雇用保険の育児休業給付金の支給率は、休業開始から180日目までは休業開始時賃金日額の67%、181日目以降は50%である。
解説
育児休業給付金の支給率は、休業開始日から180日目までは休業開始時賃金日額の67%、181日目以降は50%です。あわせて社会保険料の免除措置もあるため、休業開始から180日目までは手取り収入に対する実質的な給付割合はさらに高くなります。

他の選択肢が不適切な理由
50%と67%の適用順序が逆になっている記述、181日目以降も67%が続くとする記述はいずれも誤りです。80%や60%という支給率も実際の制度と異なります。
問81-4

雇用保険の基本手当に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①雇用保険の基本手当は、会社都合による離職の場合、原則として7日間の待期期間に加えて給付制限期間が設けられる。
  • ②雇用保険の基本手当は、定年退職による離職の場合、原則として7日間の待期期間に加えて給付制限期間が設けられる。
  • ③雇用保険の基本手当は、契約期間満了による離職の場合、原則として7日間の待期期間に加えて給付制限期間が設けられる。
  • ④雇用保険の基本手当は、自己都合による離職の場合、原則として7日間の待期期間に加えて給付制限期間が設けられる。
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正解 ④雇用保険の基本手当は、自己都合による離職の場合、原則として7日間の待期期間に加えて給付制限期間が設けられる。
解説
雇用保険の基本手当は、離職理由にかかわらず7日間の待期期間を経て支給されますが、自己都合による離職の場合はさらに一定期間の給付制限が設けられます。倒産・解雇等の会社都合による離職や、定年退職・契約期間満了などでは、原則として給付制限は課されません。

他の選択肢が不適切な理由
会社都合、定年退職、契約期間満了による離職はいずれも原則として給付制限の対象とはならず、給付制限が設けられるのは自己都合による離職の場合です。
問91-4

国民健康保険の保険者(運営主体)として、最も適切なものはどれか。

  • ①都道府県・市区町村
  • ②全国健康保険協会
  • ③日本年金機構
  • ④厚生労働省
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正解 ①都道府県・市区町村
解説
国民健康保険の保険者は、都道府県および市区町村(財政運営の責任主体は都道府県)であり、同種の事業や業務に従事する者を対象とした国民健康保険組合が保険者となる場合もあります。自営業者や農林漁業者、無職の者などが主な被保険者です。

他の選択肢が不適切な理由
全国健康保険協会は主に中小企業の従業員が加入する協会けんぽの保険者です。日本年金機構は公的年金の運営を担う組織であり、厚生労働省は制度の所管官庁であって保険者ではありません。
問101-4

後期高齢者医療制度に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①後期高齢者医療制度の被保険者は、原則として65歳以上の者である。
  • ②後期高齢者医療制度の被保険者は、原則として75歳以上の者である。
  • ③後期高齢者医療制度の被保険者は、原則として70歳以上の者である。
  • ④後期高齢者医療制度の被保険者は、原則として80歳以上の者である。
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正解 ②後期高齢者医療制度の被保険者は、原則として75歳以上の者である。
解説
後期高齢者医療制度の被保険者は、原則として75歳以上の者です。ただし、一定の障害の状態にあると認定された65歳以上75歳未満の者も、申請により被保険者となることができます。運営主体は都道府県ごとに設置される後期高齢者医療広域連合です。

他の選択肢が不適切な理由
被保険者となる年齢を65歳以上、70歳以上、80歳以上とする記述はいずれも誤りで、原則となる年齢は75歳以上です。

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