健康診断等におけるスクリーニングレベルを低く設定した場合の影響に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- ①有所見と判定される者が減少し、正常な者を有所見とする偽陽性率が低くなる傾向がある。
- ②スクリーニングレベルをどのように設定しても、判定結果に何ら影響を及ぼさない。
- ③有所見者を正常と判定してしまう偽陰性率のみが、一方的に高くなる傾向がある。
- ④有所見と判定される者が増加し、正常な者を有所見とする偽陽性率が高くなる傾向がある。
答えと解説を見る
スクリーニングレベル(有所見と判定する境界値)を低く設定すると、より多くの人が「所見あり」と判定されるようになります。その結果、本来は健康な人まで誤って有所見と判定してしまう「偽陽性率」が高くなる一方、逆に有所見者を見逃してしまう「偽陰性率」は低くなる傾向があります。
他の選択肢が不適切な理由
レベルを低く設定すれば有所見者はむしろ増加し、偽陽性率も高くなるため、減少・低下とする記述は誤りです。判定結果に影響しないという記述や、偽陰性率のみが高くなるという記述も誤りです。