2026年版・1-7

高気圧作業安全衛生規則の一問一答

第一種衛生管理者試験「関係法令(有害業務に係るもの)」から、高気圧作業安全衛生規則に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問11-7

高気圧作業安全衛生規則における「作業室」及び「気こう室」に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①この点については、作業室と気こう室は同一の設備を指す別名であり、両者に区別はない。
  • ②実際のところ、気こう室とは、事務作業のみを行うための一般の事務室をいう。
  • ③この点については、作業室とは、潜水業務を行う船舶の甲板のことのみをいう。
  • ④作業室は圧気工法による作業を行う室、気こう室は加圧・減圧を受ける室をいう。
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正解 ④作業室は圧気工法による作業を行う室、気こう室は加圧・減圧を受ける室をいう。
解説
高気圧作業安全衛生規則第1条により、作業室とは圧気工法による作業を行うため大気圧を超える気圧下にある室をいい、気こう室とは作業室への出入りに際し労働者が気圧の調節を受ける室をいいます。

他の選択肢が不適切な理由
作業室と気こう室は目的の異なる別の設備であり、同一の設備ではありません。気こう室は事務室ではなく、作業室も甲板を指す言葉ではありません。
問21-7

高圧室内作業主任者の職務に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①作業の方法を決定して労働者を直接指揮し、送気の調節を行う者と連絡すること等を行う。
  • ②作業室内の気圧の調節業務そのものを、常に自ら直接操作することが職務であるとされる。
  • ③測定器具の点検を除き、送気の調節を行う者への連絡のみを職務とするとされている。
  • ④潜水士免許を有する者を新たに採用し、その教育訓練を行うことが職務であるとされている。
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正解 ①作業の方法を決定して労働者を直接指揮し、送気の調節を行う者と連絡すること等を行う。
解説
高気圧作業安全衛生規則第10条により、高圧室内作業主任者は、作業の方法を決定して高圧室内作業者を直接指揮するほか、送気の調節を行う者と連絡し、作業室内の圧力を適正に保つこと、測定器具の点検、労働者の人数の点検等を職務とします。

他の選択肢が不適切な理由
気圧調節の操作自体は送気の調節を行う者が担当し、作業主任者はこれと連絡を取る立場です。測定器具の点検や労働者の人数の点検も職務に含まれ、連絡のみに限られません。労働者の採用や教育訓練の実施は、作業主任者ではなく事業者側が行うべき事項です。
問31-7

高圧室内作業主任者の選任方法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①高圧室内作業主任者技能講習を修了した者のうちから選任しなければならない。
  • ②高圧室内作業主任者免許を受けた者のうちから選任しなければならない。
  • ③潜水士免許を受けた者であれば、無条件で選任することができる。
  • ④なお、作業主任者を選任する義務は、高圧室内作業では生じない。
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正解 ②高圧室内作業主任者免許を受けた者のうちから選任しなければならない。
解説
高気圧作業安全衛生規則第10条により、高圧室内作業主任者は、技能講習修了者ではなく、都道府県労働局長の行う高圧室内作業主任者免許試験に合格して免許を受けた者のうちから選任しなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
高圧室内作業主任者は免許制であり技能講習制ではないため、技能講習修了者からの選任という記述は誤りです。潜水士免許は別の資格であり、これのみで選任することはできません。選任義務がないという記述も誤りです。
問41-7

高圧室内業務又は潜水業務に常時従事する労働者に対する健康診断の実施頻度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①雇入れ時等のほか、1年以内ごとに1回、定期に行う。
  • ②雇入れ時にのみ行えばよく、その後の定期実施は不要である。
  • ③雇入れ時等のほか、6か月以内ごとに1回、定期に行う。
  • ④雇入れ時等のほか、4か月以内ごとに1回、定期に行う。
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正解 ③雇入れ時等のほか、6か月以内ごとに1回、定期に行う。
解説
高気圧作業安全衛生規則第38条により、高圧室内業務又は潜水業務に常時従事する労働者には、雇入れ又は当該業務への配置替えの際及びその後6か月以内ごとに1回、定期に健康診断を行わなければなりません。急激な圧力変化を伴う業務は減圧症等の健康影響が生じやすいため、他の一般健康診断より短い間隔での実施が求められています。

他の選択肢が不適切な理由
1年以内ごとや4か月以内ごとという頻度は誤りです。雇入れ時のみで足りるという記述も、その後の定期実施を欠く点で誤りです。
問51-7

高気圧作業安全衛生規則における再圧室に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①この規定では、再圧室の設置又は利用の確保については、法令上一切求められていない。
  • ②この点について付言すれば、再圧室は、作業終了後の労働者の休憩のためだけに用いるものである。
  • ③この点については、再圧室があれば、送気マスクなど他の安全装置は一切不要になる。
  • ④潜水業務では水深10メートル以上での作業等の場合、応急のため再圧室を利用できるようにする。
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正解 ④潜水業務では水深10メートル以上での作業等の場合、応急のため再圧室を利用できるようにする。
解説
高気圧作業安全衛生規則第43条により、高圧室内業務や、水深10メートル以上での潜水業務等を行うときは、減圧症等の応急の処置に必要な再圧室を設置し、又はその利用できる体制を確保しなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
再圧室の確保は法令上の義務であり、一切求められていないという記述は誤りです。再圧室は減圧症治療等のためのものであり単なる休憩用ではなく、これがあれば他の安全装置が不要になるわけでもありません。
問61-7

高圧室内作業者を作業室に入室させる際の加圧の速度に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①労働者の身体に急激な圧力変化による障害が生じないよう、緩やかに加圧しなければならない。
  • ②加圧のときは緩やかに行うが、減圧のときは可能な限り短時間で行うことが望ましいとされている。
  • ③送気を行う者ではなく、高圧室内作業主任者が単独で加圧速度を決定し、他への連絡は不要である。
  • ④加圧の速度に関する基準はあるが、退室時の減圧の速度についての基準は定められていない。
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正解 ①労働者の身体に急激な圧力変化による障害が生じないよう、緩やかに加圧しなければならない。
解説
高気圧作業安全衛生規則第16条等により、高圧室内作業者を作業室に入室させ、又は退室させるときは、送気又は排気を調節し、労働者の身体に急激な圧力変化による障害が生じないよう、緩やかに加圧又は減圧を行わなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
急激な圧力変化による障害を防ぐ趣旨は加圧時・減圧時のいずれにも共通しており、減圧だけを急いでよいとする記述は誤りです。加圧・減圧は送気又は排気を行う者が調節するものであり、作業主任者が独断で決定し連絡を怠ってよいわけではありません。減圧の速度についても加圧と同様に緩やかに行うべき基準が定められています。
問71-7

作業室への送気の調節を行うためのバルブ又はコックを操作する業務に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①高圧室内作業主任者免許を有している者に限って従事させれば、特別教育の実施は不要である。
  • ②当該業務に労働者を新たに従事させるときは、特別教育を行わなければならないとされている。
  • ③なお、特別教育の実施の要否は事業者の任意の判断に委ねられており、義務ではない。
  • ④なお、当該業務については、資格の有無を問わず誰でも自由に行うことができる。
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正解 ②当該業務に労働者を新たに従事させるときは、特別教育を行わなければならないとされている。
解説
労働安全衛生規則第36条により、作業室への送気の調節を行うためのバルブ又はコックを操作する業務に労働者を新たに従事させるときは、当該業務に関する安全又は衛生のための特別教育を行わなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
送気の調節業務は高圧室内作業主任者とは別の者が担当することが想定されており、主任者しか行えないわけではありません。教育義務がないという記述、資格を問わないという記述もいずれも誤りです。
問81-7

潜水業務に関する資格制度として、正しいものはどれか。

  • ①潜水業務は、特別教育を修了すれば免許なしで行うことができる。
  • ②潜水業務には、いかなる資格も法令上要求されていない。
  • ③潜水業務を行うためには、潜水士免許が必要とされている。
  • ④潜水業務は、技能講習の修了のみで行うことができる。
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正解 ③潜水業務を行うためには、潜水士免許が必要とされている。
解説
高気圧作業安全衛生規則第12条等により、潜水器を用い、かつ空気圧縮機やボンベからの給気を受けて水中で行う業務(潜水業務)に労働者を従事させるときは、潜水士免許を受けた者でなければ当該業務を行わせてはなりません。

他の選択肢が不適切な理由
特別教育の修了のみや技能講習の修了のみでは潜水業務を行うことはできず、潜水士免許が必要です。資格が不要という記述も誤りです。
問91-7

作業室及び気こう室に設ける圧力計に関する事業者の義務として、正しいものはどれか。

  • ①原則として、圧力計の設置は義務づけられておらず、目視での圧力確認で足りる。
  • ②実際のところ、この規定では、圧力計は、1年に1回のみ動作を確認すればよい。
  • ③実際には、圧力計が故障していても、作業に支障がなければそのまま使用を継続してよい。
  • ④常時、作業室及び気こう室の圧力を正確に表示するよう、性能を保持しなければならない。
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正解 ④常時、作業室及び気こう室の圧力を正確に表示するよう、性能を保持しなければならない。
解説
高気圧作業安全衛生規則第9条等により、作業室及び気こう室には圧力計を備え、常時作業室等の圧力を正確に表示できるよう、その性能を保持しなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
圧力計の設置自体が義務づけられており、目視のみで足りるものではありません。1年に1回の確認で足りるという記述、故障したまま使用を継続してよいという記述も、労働者の安全を害するため誤りです。
問101-7

高圧室内業務に労働者を新たに従事させる場合の教育に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①高圧室内作業に係る業務についての特別教育を行わなければならない。
  • ②高圧室内作業主任者を選任すれば、他の労働者への教育は一切不要である。
  • ③なお、特別教育の実施は事業者の任意の判断に委ねられている。
  • ④特別教育ではなく、潜水士免許の取得のみが義務づけられている。
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正解 ①高圧室内作業に係る業務についての特別教育を行わなければならない。
解説
労働安全衛生規則第36条により、事業者は、高圧室内作業に係る業務に労働者を新たに従事させるときは、当該業務に関する安全又は衛生のための特別教育を行わなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
作業主任者の選任は、他の労働者に対する特別教育義務を代替するものではありません。特別教育は法令上の義務であり任意ではなく、潜水士免許は潜水業務に必要な別の資格です。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。