2026年版・1-5

酸素欠乏症等防止規則の一問一答

第一種衛生管理者試験「関係法令(有害業務に係るもの)」から、酸素欠乏症等防止規則に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問11-5

酸素欠乏症等防止規則における「酸素欠乏」の定義に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①空気中の酸素の濃度が21パーセント未満である状態をいう。
  • ②空気中の酸素の濃度が18パーセント未満である状態をいう。
  • ③空気中の酸素の濃度が16パーセント未満である状態をいう。
  • ④空気中の酸素の濃度が10パーセント未満である状態をいう。
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正解 ②空気中の酸素の濃度が18パーセント未満である状態をいう。
解説
酸素欠乏症等防止規則第2条により、酸素欠乏とは、空気中の酸素の濃度が18パーセント未満である状態をいうと定義されています。地表付近の通常の空気中の酸素濃度は約21パーセントで、一般に18パーセントを下回るとめまいや頭痛などの症状が現れ始めるとされ、これを下回らないよう管理する必要があります。

他の選択肢が不適切な理由
21パーセント未満は通常の大気の酸素濃度とほぼ同じであり基準として広すぎます。16パーセントや10パーセントは規則上の定義とは異なる数値です。
問21-5

酸素欠乏症等防止規則における「酸素欠乏等」の定義に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①この点、酸素欠乏の状態のみをいい、硫化水素の濃度は一切考慮しない。
  • ②実際のところ、空気中の硫化水素濃度が100万分の100を超える状態のみをいう。
  • ③酸素欠乏の状態、又は空気中の硫化水素濃度が100万分の10を超える状態をいう。
  • ④この点、酸素欠乏の状態と、空気中の二酸化炭素濃度が高い状態の両方をいう。
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正解 ③酸素欠乏の状態、又は空気中の硫化水素濃度が100万分の10を超える状態をいう。
解説
酸素欠乏症等防止規則第2条により、酸素欠乏等とは、酸素欠乏の状態、又は空気中の硫化水素の濃度が100万分の10(10ppm)を超える状態をいうと定義されています。

他の選択肢が不適切な理由
硫化水素を考慮しないという記述は誤りです。100万分の100という数値、二酸化炭素濃度を基準とする記述も、規則の定義とは異なります。
問31-5

第二種酸素欠乏危険作業に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①酸素欠乏症にかかるおそれのみがある場所での作業を、すべて第二種という。
  • ②第二種は、第一種よりも危険性が低い作業として位置づけられている。
  • ③第二種酸素欠乏危険作業には、作業環境測定の義務が課されない。
  • ④酸素欠乏症のほか、硫化水素中毒にかかるおそれのある場所での作業をいう。
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正解 ④酸素欠乏症のほか、硫化水素中毒にかかるおそれのある場所での作業をいう。
解説
酸素欠乏症等防止規則上、第二種酸素欠乏危険作業とは、酸素欠乏危険作業のうち、汚水槽やし尿槽の内部作業など、酸素欠乏症にかかるおそれに加え硫化水素中毒にかかるおそれもある場所における作業をいいます。

他の選択肢が不適切な理由
酸素欠乏症のおそれのみの作業は第一種に区分されます。第二種は硫化水素中毒の危険も伴うため第一種より軽いとはいえません。第二種にも作業環境測定義務は課されます。
問41-5

酸素欠乏危険作業を行う場所における空気中の酸素濃度等の測定のタイミングに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①その日の作業を開始する前に測定しなければならない。
  • ②1週間に1回、決まった曜日に測定すればよい。
  • ③作業終了後、翌日の作業開始前までに測定すればよい。
  • ④月に1回、定期にまとめて測定すればよい。
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正解 ①その日の作業を開始する前に測定しなければならない。
解説
酸素欠乏症等防止規則第3条により、酸素欠乏危険作業に労働者を従事させるときは、その日の作業を開始する前に、当該作業場の空気中の酸素濃度(第二種の場合は硫化水素濃度も)を測定しなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
1週間に1回、作業終了後、月に1回まとめてという頻度は、いずれも「その日の作業開始前」という規則の要求と異なります。
問51-5

酸素欠乏危険作業における空気中の酸素濃度等の測定記録の保存期間に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①当該測定記録を1年間保存すれば足りる。
  • ②当該測定記録を3年間保存しなければならない。
  • ③当該測定記録を30年間保存しなければならない。
  • ④当該測定記録の保存は義務づけられていない。
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正解 ②当該測定記録を3年間保存しなければならない。
解説
酸素欠乏症等防止規則第3条により、酸素欠乏危険作業場所における酸素濃度等の測定を行ったときは、測定日時・方法・箇所・結果等を記録し、これを3年間保存しなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
1年間では法定の保存期間に満たず、30年間は特別管理物質等の記録保存期間と混同したもので誤りです。記録の保存が不要という記述も誤りです。
問61-5

酸素欠乏危険作業に係る作業主任者の選任に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①実務上の取扱いとしては、第一種・第二種のいずれも、都道府県労働局長が交付する免許を受けた者から選任する。
  • ②実務における取扱いとしては、酸素欠乏危険作業では、そもそも作業主任者を選任する義務自体が課されていない。
  • ③第一種は酸素欠乏危険作業主任者技能講習、第二種は酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習の修了者から選任する。
  • ④この点に関する実務上の取扱いとしては、第一種・第二種のいずれも、同一の技能講習を修了した者から選任すればよい。
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正解 ③第一種は酸素欠乏危険作業主任者技能講習、第二種は酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習の修了者から選任する。
解説
酸素欠乏症等防止規則第11条により、第一種酸素欠乏危険作業では酸素欠乏危険作業主任者技能講習、第二種酸素欠乏危険作業では酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習を修了した者のうちから、作業主任者を選任しなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
酸素欠乏危険作業主任者は免許制ではなく技能講習制のため誤りです。作業主任者の選任義務がないという記述、第一種・第二種で同一講習でよいとする記述もいずれも誤りです。
問71-5

酸素欠乏危険場所における措置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①この点、換気を行うと危険物に着火するおそれがあるため、換気を行うことは禁止されている。
  • ②この点については、純酸素を用いて換気を行うことが法令上義務づけられている。
  • ③この規定では、換気の実施は事業者の任意に委ねられており、法令上の義務ではない。
  • ④作業を行う場所の空気中の酸素濃度を18パーセント以上に保つよう換気しなければならない。
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正解 ④作業を行う場所の空気中の酸素濃度を18パーセント以上に保つよう換気しなければならない。
解説
酸素欠乏症等防止規則第5条により、酸素欠乏危険場所における作業では、当該作業を行う場所の空気中の酸素濃度を18パーセント以上に保つように換気しなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
換気は義務であり禁止されていません。爆発等の危険を避けるため換気に純酸素を使用してはならず、純酸素での換気は誤りです。換気は法令上の義務であり任意ではありません。
問81-5

酸素欠乏危険作業に労働者を従事させる場合の教育に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①酸素欠乏危険作業に係る特別教育を行わなければならないものとされている。
  • ②実際には、作業主任者を選任すれば、他の労働者への特別教育は不要である。
  • ③特別教育の実施は事業者の任意であり、義務づけられていない。
  • ④特別教育ではなく、技能講習の受講のみが義務づけられている。
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正解 ①酸素欠乏危険作業に係る特別教育を行わなければならないものとされている。
解説
労働安全衛生規則第36条により、事業者は、酸素欠乏危険場所における作業に労働者を従事させるときは、当該業務に関する安全又は衛生のための特別教育を行わなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
作業主任者の選任は特別教育の代わりにはなりません。特別教育は法令上の義務であり任意ではありません。技能講習は作業主任者になるための資格であり、一般の作業者に一律に求められるものではありません。
問91-5

酸素欠乏危険場所における労働者の保護具に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①原則として、酸素欠乏危険場所では、防じんマスクを着用させておけば十分である。
  • ②空気呼吸器や送気マスクなど、酸素欠乏の状態でも呼吸できる保護具を使用させる。
  • ③なお、換気を行っていれば、いかなる保護具も使用させる必要はない。
  • ④なお、有機ガス用防毒マスクを着用させれば、酸素欠乏症を防止できる。
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正解 ②空気呼吸器や送気マスクなど、酸素欠乏の状態でも呼吸できる保護具を使用させる。
解説
酸素欠乏症等防止規則第5条の2等により、酸素欠乏危険場所での作業で換気が困難な場合等には、空気呼吸器や送気マスクなど、酸素を含む空気を労働者に供給できる保護具を使用させなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
防じんマスクや有機ガス用防毒マスクは外気を濾過するのみで酸素を供給する機能がなく、酸素欠乏症の防止には無効です。換気していても状況によっては保護具の使用が必要です。
問101-5

酸素欠乏危険作業を行う場合の監視人に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①実際のところ、監視人の配置は事業者の任意であり、法令上の義務ではない。
  • ②この点、監視人は、作業主任者と同一人物が兼任することが法令上禁止されている。
  • ③作業の状況を監視し、異常があれば直ちに知らせる者を置かなければならない。
  • ④監視人を置けば、換気や酸素濃度測定などの他の措置は一切不要になる。
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正解 ③作業の状況を監視し、異常があれば直ちに知らせる者を置かなければならない。
解説
酸素欠乏症等防止規則第13条により、酸素欠乏危険作業を行う場合は、常時作業状況を監視し、異常があれば直ちに作業主任者等に連絡する者を置かなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
監視人の配置は法令上の義務です。監視人と作業主任者の兼任を一律禁止する規定はありません。監視人を置いても換気や測定など他の措置は別途必要です。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。