2026年版・1-4

粉じん則・じん肺法の一問一答

第一種衛生管理者試験「関係法令(有害業務に係るもの)」から、粉じん則・じん肺法に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問11-4

粉じん障害防止規則における「特定粉じん作業」の定義に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①粉じん作業のうち、粉じん発生源が特定粉じん発生源に該当するものをいう。
  • ②この点については、屋外で行われる粉じんを伴う作業のすべてをいう。
  • ③実際には、1日の作業時間が8時間を超える粉じんを伴う作業のすべてをいう。
  • ④粉じんを全く発生させない清浄な作業環境における作業のみをいう。
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正解 ①粉じん作業のうち、粉じん発生源が特定粉じん発生源に該当するものをいう。
解説
粉じん障害防止規則第2条により、特定粉じん作業とは、別表第一に掲げる粉じん作業のうち、その粉じん発生源が別表第二に掲げる特定粉じん発生源であるものをいい、局所排気装置の設置等の措置義務や作業環境測定義務の対象となります。特定粉じん発生源とは、動力によりセメントや鉱物を掘削・破砕する箇所など、特に多量の粉じんが発生しやすい場所として個別に指定されたものです。

他の選択肢が不適切な理由
屋外作業一般、8時間を超える作業、粉じんを発生させない作業という定義は、いずれも特定粉じん作業の定義と異なります。
問21-4

特定粉じん作業を行う屋内作業場に関する事業者の義務として、正しいものはどれか。

  • ①作業主任者を選任し、その者に局所排気装置の運転を義務づけなければならない。
  • ②局所排気装置の設置など、特定粉じん発生源に応じた措置を講じなければならない。
  • ③原則として、特定粉じん作業には、いかなる措置義務も課されていないとされている。
  • ④特定粉じん発生源の区分にかかわらず、密閉設備の設置のみで足りるとされている。
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正解 ②局所排気装置の設置など、特定粉じん発生源に応じた措置を講じなければならない。
解説
粉じん障害防止規則第4条等により、特定粉じん発生源に対しては、その区分に応じて局所排気装置、プッシュプル型換気装置又は湿潤な状態に保つための設備の設置等の措置を講じなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
粉じん障害防止規則には作業主任者の選任義務は規定されていないため誤りです。措置義務がないという記述も誤りです。講じるべき措置の内容は発生源の区分に応じて選ばれるため、密閉設備の設置のみに限られるわけでもありません。
問31-4

粉じん障害防止規則における作業主任者制度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①特定粉じん作業には、必ず粉じん作業主任者を選任しなければならない。
  • ②粉じん作業を行う場合、衛生工学衛生管理者免許を持つ作業主任者が必要である。
  • ③粉じん作業について、作業主任者を選任すべき旨の規定は設けられていない。
  • ④粉じん作業主任者技能講習を修了した者を、作業ごとに選任しなければならない。
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正解 ③粉じん作業について、作業主任者を選任すべき旨の規定は設けられていない。
解説
粉じん障害防止規則には、他の有害業務規則(特化則・有機則・石綿則等)と異なり、作業主任者を選任すべき旨の規定は設けられていません。粉じん障害防止対策は、局所排気装置の設置や作業環境測定、特別教育などによって行われます。

他の選択肢が不適切な理由
粉じん作業主任者という資格・制度自体が存在しないため、これを選任する義務があるとする記述はいずれも誤りです。
問41-4

じん肺管理区分が管理1と決定された労働者に対する定期のじん肺健康診断の実施頻度として、正しいものはどれか。

  • ①1年以内ごとに1回、定期に実施しなければならない。
  • ②6か月以内ごとに1回、定期に実施しなければならない。
  • ③5年以内ごとに1回、定期に実施しなければならない。
  • ④3年以内ごとに1回、定期に実施しなければならない。
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正解 ④3年以内ごとに1回、定期に実施しなければならない。
解説
じん肺法第8条により、常時粉じん作業に従事する労働者のうち、じん肺管理区分が管理1と決定された者については、3年以内ごとに1回、定期のじん肺健康診断を実施しなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
1年以内ごと・6か月以内ごとは管理2・管理3の者に適用される頻度であり、5年以内ごとという頻度は定められていません。
問51-4

じん肺管理区分が管理2又は管理3と決定され、常時粉じん作業に従事する労働者に対する定期のじん肺健康診断の実施頻度として、正しいものはどれか。

  • ①1年以内ごとに1回、定期に実施しなければならない。
  • ②3年以内ごとに1回、定期に実施しなければならない。
  • ③6か月以内ごとに1回、定期に実施しなければならない。
  • ④2年以内ごとに1回、定期に実施しなければならない。
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正解 ①1年以内ごとに1回、定期に実施しなければならない。
解説
じん肺法第8条により、じん肺管理区分が管理2又は管理3と決定された労働者のうち、常時粉じん作業に従事する者については、1年以内ごとに1回、定期のじん肺健康診断を実施しなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
3年以内ごとは管理1の頻度であり、6か月以内ごとや2年以内ごとという頻度は、じん肺法の定める実施頻度と異なります。
問61-4

じん肺管理区分の決定を行う者に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①この点については、事業者が、産業医の意見のみに基づいて自らの判断で決定する。
  • ②都道府県労働局長が、地方じん肺診査医の診断又は審査に基づいて決定する。
  • ③なお、労働者本人が、自覚症状のみに基づいて自己申告により決定する。
  • ④この点については、厚生労働大臣が、個々の労働者ごとに直接決定する。
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正解 ②都道府県労働局長が、地方じん肺診査医の診断又は審査に基づいて決定する。
解説
じん肺法第13条により、じん肺管理区分は、事業者から提出されたエックス線写真等を基礎として、地方じん肺診査医の診断又は審査を経て、都道府県労働局長が決定します。

他の選択肢が不適切な理由
事業者や労働者本人が自ら決定することはできません。また厚生労働大臣が個々の労働者ごとに直接決定する制度でもありません。
問71-4

じん肺管理区分が管理4と決定された労働者の就業に関する取扱いとして、正しいものはどれか。

  • ①健康上の問題はないものとして、通常どおり粉じん作業に従事させてよい。
  • ②管理2・管理3よりも軽度な区分であり、就業制限は特に設けられていない。
  • ③療養を要するものとされ、原則として粉じん作業に就業させてはならない。
  • ④本人が希望すれば、粉じん作業への従事を継続することができる。
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正解 ③療養を要するものとされ、原則として粉じん作業に就業させてはならない。
解説
じん肺法上、じん肺管理区分が管理4と決定された者は、じん肺の所見が最も重い区分であり、療養を要するものとして扱われ、原則として粉じん作業に就業させてはなりません。じん肺は進行性かつ不可逆的な疾患で、いったん悪化すると回復が難しいため、粉じんへのばく露をこれ以上重ねさせないことが重視されています。

他の選択肢が不適切な理由
管理4は最も重い区分であり、健康上の問題がないとする記述、就業制限がないとする記述、本人希望のみで従事を継続できるとする記述は、いずれもじん肺法の趣旨に反します。
問81-4

特定粉じん作業を行う屋内作業場における作業環境測定の頻度と記録保存期間に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①1年以内ごとに1回測定を行い、その記録を3年間保存する。
  • ②1か月以内ごとに1回測定を行い、その記録を1年間保存する。
  • ③測定は努力義務にとどまり、記録の保存は義務づけられていない。
  • ④6か月以内ごとに1回測定を行い、その記録を7年間保存する。
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正解 ④6か月以内ごとに1回測定を行い、その記録を7年間保存する。
解説
粉じん障害防止規則第6条等により、特定粉じん作業を行う屋内作業場では、6か月以内ごとに1回、定期に空気中の粉じん濃度を測定し、その記録を7年間保存しなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
1年以内ごとや1か月以内ごとという頻度、3年間や1年間という保存期間は、いずれも粉じん障害防止規則の定める基準と異なります。測定が努力義務にとどまるという記述も誤りです。
問91-4

粉じん作業に労働者を新たに従事させるときの教育に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①粉じん作業に係る特別教育を実施しなければならないものとされている。
  • ②なお、作業主任者による現場指導のみで、特別教育の実施は不要である。
  • ③特別教育の実施は事業者の任意であり、法令上の義務ではない。
  • ④特別教育ではなく、技能講習の受講が義務づけられている。
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正解 ①粉じん作業に係る特別教育を実施しなければならないものとされている。
解説
労働安全衛生規則第36条により、事業者は、粉じん作業に係る業務に労働者を新たに従事させるときは、当該業務に関する安全又は衛生のための特別教育を行わなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
粉じん障害防止規則に作業主任者制度はないため誤りです。特別教育は法令上の義務であり任意ではありません。技能講習ではなく特別教育が求められる点でも誤りです。
問101-4

じん肺法における健康管理手帳制度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①現に粉じん作業に従事している労働者以外には、一切交付されない。
  • ②一定の要件を満たす者に交付され、離職後も無料でじん肺健康診断を受けられる。
  • ③健康管理手帳の交付を受けると、じん肺健康診断の受診義務がなくなる。
  • ④なお、健康管理手帳は、じん肺管理区分に関係なくすべての労働者に交付される。
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正解 ②一定の要件を満たす者に交付され、離職後も無料でじん肺健康診断を受けられる。
解説
じん肺法に基づく健康管理手帳は、一定の粉じん作業への従事歴等の要件を満たす者に交付され、離職後も国の負担で無料のじん肺健康診断を受けることができる制度です。

他の選択肢が不適切な理由
現に従事している労働者以外にも要件を満たせば交付されます。手帳交付により受診義務がなくなるわけではありません。すべての労働者に一律交付される制度でもありません。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。