2026年版・1-3

有機溶剤中毒予防規則の一問一答

第一種衛生管理者試験「関係法令(有害業務に係るもの)」から、有機溶剤中毒予防規則に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問11-3

有機溶剤の区分に応じた色分け表示に関する次の記述のうち、有機溶剤中毒予防規則上正しいものはどれか。

  • ①第一種有機溶剤等は青、第二種有機溶剤等は黄、第三種有機溶剤等は赤で表示する。
  • ②全ての区分の有機溶剤等を、区別なく同一の色(赤)で統一して表示する。
  • ③なお、有機溶剤等の区分は、色分けではなく数字のみで表示すればよい。
  • ④第一種有機溶剤等は赤、第二種有機溶剤等は黄、第三種有機溶剤等は青で表示する。
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正解 ④第一種有機溶剤等は赤、第二種有機溶剤等は黄、第三種有機溶剤等は青で表示する。
解説
有機溶剤中毒予防規則第24条・第25条により、有機溶剤等の区分は、第一種有機溶剤等は赤、第二種有機溶剤等は黄、第三種有機溶剤等は青の色分けにより、作業中の労働者が容易に知ることができるよう表示しなければなりません。文字を読む余裕がない作業中でも、色を一目見るだけで取り扱う有機溶剤の有害性の程度を判別できるようにする趣旨です。

他の選択肢が不適切な理由
色の割り当てが逆転している記述、全区分を同一色で統一する記述、色分けを要しないとする記述は、いずれも規則の定める掲示方法と異なります。
問21-3

有機溶剤業務を行う作業場における作業主任者の選任に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①有機溶剤作業主任者技能講習を修了した者のうちから選任しなければならない。
  • ②なお、有機溶剤作業主任者免許を受けた者のうちから選任しなければならない。
  • ③衛生管理者免許を受けた者であれば、無条件で選任することができる。
  • ④この点、有機溶剤業務では、作業主任者を選任する義務は生じない。
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正解 ①有機溶剤作業主任者技能講習を修了した者のうちから選任しなければならない。
解説
有機溶剤中毒予防規則第19条により、事業者は、有機溶剤業務に労働者を従事させるときは、有機溶剤作業主任者技能講習を修了した者のうちから、有機溶剤作業主任者を選任しなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
有機溶剤作業主任者は技能講習制であり免許制ではないため、免許という記述は誤りです。衛生管理者免許のみでは選任要件を満たしません。選任義務が生じないという記述も誤りです。
問31-3

有機溶剤業務に常時従事する労働者に対する有機溶剤等健康診断の実施頻度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①なお、雇入れ時及び配置替えの際のほか、1年以内ごとに1回、定期に行う。
  • ②雇入れ時及び配置替えの際のほか、6か月以内ごとに1回、定期に行う。
  • ③配置替えの際にのみ行えばよく、その後の定期実施は不要である。
  • ④雇入れ時及び配置替えの際のほか、2年以内ごとに1回、定期に行う。
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正解 ②雇入れ時及び配置替えの際のほか、6か月以内ごとに1回、定期に行う。
解説
有機溶剤中毒予防規則第29条により、有機溶剤業務に常時従事する労働者には、雇入れ又は当該業務への配置替えの際及びその後6か月以内ごとに1回、定期に、有機溶剤等健康診断を行わなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
1年以内ごと・2年以内ごとという頻度は誤りです。配置替えの際にのみ実施すればよいという記述も、その後の定期実施を欠く点で誤りです。
問41-3

第三種有機溶剤等のみを取り扱う業務に係る健康診断の対象範囲に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①第三種有機溶剤等を取り扱う業務は、いかなる場合も健康診断の対象外である。
  • ②第三種有機溶剤等を取り扱う業務は、屋外か屋内かにかかわらず常に対象となる。
  • ③なお、タンク等の内部で行う業務など特定の条件下では、健康診断の対象となる。
  • ④第三種有機溶剤等を取り扱う業務は、消費する金額の多寡で対象か否かが決まる。
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正解 ③なお、タンク等の内部で行う業務など特定の条件下では、健康診断の対象となる。
解説
有機溶剤中毒予防規則上、第三種有機溶剤等のみを取り扱う業務は原則として有機溶剤等健康診断の対象外ですが、タンク等の内部における吹付けによる業務など、規則で定める特定の条件下で行う業務については、健康診断の対象となります。

他の選択肢が不適切な理由
常に対象外、屋内外を問わず常に対象、金額により決まるという記述は、いずれも第三種有機溶剤等健康診断の対象範囲の定め方として誤りです。
問51-3

タンクその他通風の不十分な内部における有機溶剤業務に関する規制として、正しいものはどれか。

  • ①実際のところ、第三種有機溶剤等を用いる場合は、いかなる規制も適用されない。
  • ②第一種・第二種有機溶剤等のみが規制対象で、第三種は完全に対象外である。
  • ③なお、タンク内部での作業は、有機溶剤の種類にかかわらず一律に禁止されている。
  • ④第三種有機溶剤等を用いる場合であっても、換気等の特別な規制の対象となる。
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正解 ④第三種有機溶剤等を用いる場合であっても、換気等の特別な規制の対象となる。
解説
有機溶剤中毒予防規則第2条等により、タンクその他通風の不十分な屋内作業場等における有機溶剤業務は、通常は健康診断等の対象とならない第三種有機溶剤等を用いる場合であっても、換気装置の設置など特別な規制の対象となります。

他の選択肢が不適切な理由
第三種有機溶剤等に規制が及ばないとする記述、第一種・第二種のみが対象という記述、作業自体が一律禁止という記述は、いずれも規則の内容と異なります。
問61-3

有機溶剤等の区分の表示以外に、有機溶剤業務を行う作業場に掲示すべき事項として、正しいものはどれか。

  • ①有機溶剤が人体に及ぼす作用及び取扱い上の注意事項を掲示しなければならない。
  • ②有機溶剤等の区分の色分け表示のみで足り、人体への作用の掲示は不要とされる。
  • ③作業主任者の氏名及びその者に行わせる事項のみを掲示すればよいとされている。
  • ④有機溶剤の使用量に関する月間の実績のみを掲示すればよいとされている。
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正解 ①有機溶剤が人体に及ぼす作用及び取扱い上の注意事項を掲示しなければならない。
解説
有機溶剤中毒予防規則第24条により、有機溶剤業務を行う作業場には、有機溶剤等の区分の色分け表示に加え、有機溶剤が人体に及ぼす作用、取扱い上の注意事項及び中毒が発生したときの応急処置を掲示しなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
色分け表示のみでは足りず、人体への作用等の掲示も別途必要です。作業主任者の氏名等の掲示は安全衛生規則第18条に基づく別の周知義務であり、本条の掲示事項の代わりにはなりません。使用量の実績を掲示する義務もありません。
問71-3

有機溶剤業務における局所排気装置の性能(制御風速)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①フードの型式にかかわらず、毎秒5メートル以上の制御風速が一律に必要である。
  • ②フードの型式に応じて、囲い式では毎秒0.4メートル以上の制御風速が必要である。
  • ③なお、制御風速に関する基準は定められておらず、事業者の裁量で自由に決められる。
  • ④実際には、換気装置の色分けさえ正しければ、制御風速に関する基準は適用されない。
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正解 ②フードの型式に応じて、囲い式では毎秒0.4メートル以上の制御風速が必要である。
解説
有機溶剤中毒予防規則第16条により、局所排気装置の制御風速はフードの型式ごとに定められており、囲い式フードでは毎秒0.4メートル以上、外付け式フードでは吸引方向に応じて毎秒0.5メートル又は1.0メートル以上とされています。制御風速とは、発散した有機溶剤の蒸気をフードの外へ逃さず確実に吸い込むために必要な、最小限の空気の流れの速さを指します。

他の選択肢が不適切な理由
型式を問わず毎秒5メートルという基準はありません。制御風速の基準が存在しないという記述、色分け表示のみで制御風速基準が不要になるという記述もいずれも誤りです。
問81-3

有機溶剤業務に用いる全体換気装置の必要換気量に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①有機溶剤の消費量にかかわらず、常に一定の換気量とすることが定められている。
  • ②必要換気量は作業室の床面積のみによって決定され、消費量とは無関係である。
  • ③作業時間中に消費する有機溶剤等の量に応じて、必要な換気量が定められる。
  • ④全体換気装置には、必要換気量に関する基準は一切定められていない。
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正解 ③作業時間中に消費する有機溶剤等の量に応じて、必要な換気量が定められる。
解説
有機溶剤中毒予防規則第17条により、全体換気装置の性能は、作業時間中に消費する有機溶剤等の区分・量に応じて算出される必要換気量を満たすものでなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
消費量にかかわらず一定という記述、床面積のみで決まるという記述、基準が一切ないという記述は、いずれも規則の定める算定方法と異なります。
問91-3

有機溶剤業務を行う屋内作業場における作業環境測定の頻度と記録保存期間に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①1年以内ごとに1回測定を行い、その記録を1年間保存する。
  • ②1か月以内ごとに1回測定を行い、その記録を30年間保存する。
  • ③測定は義務づけられておらず、記録の保存も不要である。
  • ④6か月以内ごとに1回測定を行い、その記録を3年間保存する。
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正解 ④6か月以内ごとに1回測定を行い、その記録を3年間保存する。
解説
有機溶剤中毒予防規則第28条により、第一種・第二種有機溶剤等を取り扱う屋内作業場では、6か月以内ごとに1回、定期に有機溶剤の濃度を測定し、その記録を3年間保存しなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
1年以内ごとや1か月以内ごとという頻度、1年間や30年間という保存期間は、いずれも有機則の定める基準と異なります。測定が不要という記述も誤りです。
問101-3

有機溶剤業務における労働者の保護具の使用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①換気装置が正常に稼働しない場合等には、有機ガス用防毒マスク等を使用させる。
  • ②なお、有機溶剤業務では、いかなる場合も保護具の使用は義務づけられていない。
  • ③この点、保護具は、労働者本人が希望した場合にのみ使用させれば足りる。
  • ④この点、保護具の種類は問わず、防じんマスクを着用させれば足りる。
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正解 ①換気装置が正常に稼働しない場合等には、有機ガス用防毒マスク等を使用させる。
解説
有機溶剤中毒予防規則第33条等により、局所排気装置等が有効に稼働しない場合やタンク内部での作業等の際には、有機ガス用防毒マスクや送気マスクなど、有機溶剤の種類・作業内容に適した保護具を労働者に使用させなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
保護具の使用が義務づけられていないという記述、労働者の希望のみで使用の要否を決めるという記述、粉じん用の防じんマスクで足りるという記述は、いずれも規則の内容と異なります。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。