低圧屋内配線の金属管工事において、管内に収める電線として使用できないものはどれか。
- ①600Vビニル絶縁電線(IV)
- ②600V二種ビニル絶縁電線(HIV)
- ③屋外用ビニル絶縁電線(OW)
- ④600V架橋ポリエチレン絶縁電線(IC)
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詳細解説
電気設備技術基準の解釈第159条は、金属管工事の電線について「絶縁電線(屋外用ビニル絶縁電線を除く)であること」と定めている。したがって屋外用ビニル絶縁電線(OW)は管内に収めてはならない。
OWは架空配電線など屋外の引込線に用いる電線で、絶縁体の厚さが屋内用より薄く、電線相互が近接する管内では絶縁性能が不足するためである。同じ理由で屋外用ポリエチレン絶縁電線(OE)も使用できない。
IV・HIV・ICはいずれも600V級の屋内配線用絶縁電線であり、管内に収めることができる。HIVは耐熱性、ICは耐熱性と許容電流に優れる。
「屋外用と名が付く電線は管に入れない」と押さえておくと、合成樹脂管工事や金属線ぴ工事でも同じ判断ができる。
他の選択肢が不適切な理由
残る三つはいずれも屋内配線用として作られた600V級の絶縁電線であり、電線どうしが近接する管の中でも十分な絶縁の厚さをもつため、管内に収めることができる。二種ビニル絶縁のものや架橋ポリエチレン絶縁のものは、絶縁体の許容温度が高いぶん、同じ太さでもより大きな電流を流せるという利点もある。