直流直巻電動機の特徴として正しいものは。
- ①始動トルクが大きく無負荷運転は危険
- ②負荷が変わっても回転速度がほぼ一定
- ③界磁巻線を電機子と並列に接続する
- ④始動トルクが小さく重負荷に向かない
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詳細解説
直巻電動機は界磁巻線を電機子と直列に接続するため、負荷電流がそのまま界磁電流となる。トルクは磁束と電機子電流の積で決まり、磁束も電流に比例して増えるので、始動時のような大電流のときに非常に大きなトルクを発生する。
逆に無負荷に近づくと電流が減って磁束も減るため、回転速度が異常に上昇して危険である。したがって直巻電動機はベルト駆動のように負荷が外れうる方法で使ってはならない。
界磁巻線を電機子と並列につなぎ、負荷が変わっても速度がほぼ一定になるのは分巻電動機の特徴である。
大きな始動トルクを生かして、電車や巻上機のように起動時に重い負荷がかかる用途に用いられてきた。
他の選択肢が不適切な理由
速度がほぼ一定であることと、界磁を電機子と並列につなぐことは、いずれも分巻電動機の説明であり、直巻の特徴と入れ替わっている。始動トルクが小さいとする記述は、負荷電流がそのまま界磁電流になるという直巻の構造そのものと矛盾する。界磁の接続が直列か並列かを最初に押さえれば、特性は自然に導ける。