単相2線式100Vの低圧配線で、電線1本当たりの抵抗が0.1Ω、負荷電流が10Aである。この配線の電圧降下〔V〕はいくらか。ただし、電線のリアクタンスは無視する。
- ①1V
- ②2V
- ③1.73V
- ④4V
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詳細解説
単相2線式は電源から負荷へ向かう電線と戻る電線の2本に同じ電流が流れるため、電圧降下は「2×電流×電線1本当たりの抵抗」で求める。
v=2×10×0.1=2〔V〕となる。
1Vは電線1本分だけで計算した誤り、1.73Vは三相3線式の係数√3を当てはめた誤り、4Vは2本分の合計抵抗0.2Ωにさらに2を掛けた二重計上の誤りである。
配電方式ごとの係数は、単相2線式が2、単相3線式(平衡時)が1、三相3線式が√3。この3つを最初に覚えてしまえば電圧降下の計算はほぼ間違えない。
他の選択肢が不適切な理由
電圧降下は行きと帰りの2本の電線それぞれで生じるため、1本分だけの1Vでは半分にしかならない。1.73Vは三相3線式の係数を当てはめた値だが、単相2線式に√3が現れる場面はない。4Vは往復2本分の抵抗0.2Ωを求めたうえで、さらに係数2を掛けた二重の計上である。配電方式ごとの係数を先に決めてから、電流と電線1本の抵抗を掛ける手順を守りたい。